通販で買ったバイク用品は持ち込み取付できる?2りんかん・ナップスの条件と工賃

通販やネットオークションで買ったバイク用品を、店舗に取り付けてもらうことは可能です。ただし、持ち込みを受け付ける店でも、すべての製品・車両が対象になるわけではありません。購入前に型番と車種を伝え、取り付け可否と総額を確認するのが確実です。

2りんかんとナップスの公式案内から、持ち込み条件、工賃の見方、相談に必要な情報をまとめました。2026年9月5日に確認した公開情報であり、個別の車両を見せて取得した見積もりではありません。

作業場でバイクの側面を整備する人
整備作業のイメージ写真。記事で紹介する店舗での撮影ではありません。 写真:Andrea Piacquadio / Pexels

2りんかん・ナップスの持ち込み条件を比較

最初に確認したいのは、「持ち込み対応あり」という表示より一段詳しい条件です。新品か中古か、店舗が扱う商品か、車両への適合を確認できるかで受け付けが変わります。

公式掲載条件の違い(2026年9月5日確認)
店舗 持ち込みの条件 料金で確認すること
2りんかん 持ち込み品の取り付けは、同社が取り扱う商品に限定 通常工賃と部品持込工賃が別欄。加工・外装脱着などの追加分を確認
ナップス 中古部品は適合が確実で付属品に不足がないことなどが条件。中古の消耗品は基本的に対象外。新品にも除外品あり 持ち込み用の工賃を確認し、部品と車両の状態を事前相談

ナップスはPITサービス案内で、他店購入品にも対応する一方、店頭購入品とは工賃が異なると説明しています。「その店で購入した商品向けの取付料金」を、通販で買った商品の予算にそのまま使わないようにしましょう。

工賃は「持込」の欄と作業範囲をセットで読む

実際の掲載例を見てみます。金額はすべて税込で、商品の代金は含みません。表にある作業でも、自分の車両で受け付けてもらえるかは別途確認が必要です。

持ち込み工賃の掲載例
店舗・作業 店頭購入品の工賃 持ち込み工賃 主な条件
2りんかん:リアキャリア取付 5,500円 11,000円 穴あけ・カウル脱着は別途
2りんかん:スクリーン取付 3,700円 7,400円 カウル脱着は別途
ナップス:原付二種のフロントタイヤ交換 この表では比較しない 8,800円〜 持ち込みページの基本掲載例
ナップス:電源取り出し この表では比較しない 17,200円〜 ネイキッド車などの掲載例

出典:2りんかんの車体・外装関連工賃表ナップスの持ち込みパーツ取付案内。ナップスのページは2024年8月19日改定表示です。いずれも本記事の確認日に掲載されていた値で、車両ごとの見積金額ではありません。

さらに2りんかんでは、2026年9月1日から整備用消耗品代を導入しています。工賃表にもこの費用は含まれないと案内されているため、表の金額だけで支払総額を決めないでください。

通販の値引きと工賃差を合計する

比べる式は、商品代+送料+持ち込み工賃+追加部品・追加作業・消耗品代です。店頭で購入して取り付ける場合も、同じ範囲の費用で比べます。

たとえば上のリアキャリアの掲載例では、工賃差は5,500円です。仮に同じ商品を通販で5,000円安く購入できても、ほかの費用が同じなら合計は500円高くなります。これは比較方法を示す計算例で、特定の商品価格や見積もりではありません。

工賃の倍率だけで店を選ぶのも避けたいところです。どこまで分解するか、配線をどう通すか、必要な部品を誰が用意するかで作業の範囲が変わるため、依頼内容をそろえて比較します。

用品の種類によって、用意する情報が変わる

キャリア・スクリーンなどの外装部品

メーカー名・商品名に加え、型番、対応年式、取り付け説明書を用意します。同じ車名でも年式や型式が違うことがあるため、購入サイトの見出しだけで適合を判断せず、メーカーの対応車種表と車検証・届出済証などを照合できる状態にしておきましょう。

取り付け用のボルト、カラー、ステーなどが全部付属するかも確認します。「本体のみ」の中古品は、不足品を追加購入できるか分からないまま注文しないこと。ナップスも中古品は部品と取り付け車両の状態確認を事前に求めています。

USB電源・ナビ・ドライブレコーダー

電装品は型番に加え、付属ハーネス、電源の取り方、取り付け位置の希望を伝えます。ドライブレコーダーならカメラ数とGPSの有無も整理すると、作業の内容が伝わります。2りんかんの電装品工賃表では、ドラレコの車両タイプやカメラ数、外装脱着の扱いなどで条件が分かれています。

通販の商品名に「簡単取り付け」とあっても、自分の車両への適合や店の受け付けを保証する表現ではありません。加工が必要か不明なら、購入前に説明書やメーカーの適合情報を店舗へ提示しましょう。

店舗への相談は、この5項目をまとめて伝える

  1. 車両:メーカー、車名、年式、型式、取り付けに関係する改造の有無。
  2. 用品:メーカー、型番、新品・中古の別、購入予定先、付属品と説明書。
  3. 希望作業:新規取り付けか交換か。旧品の取り外し、取り付け位置、設定まで依頼したいか。
  4. 費用:持ち込み工賃、追加部品、外装脱着、加工、整備用消耗品代、廃棄する部品の処分費。
  5. 日程と引き渡し:予約可能日、部品の事前確認、預かりの有無、完成連絡と受け取り方法。

伝え方の例は「○年式・型式○○の車両に、メーカー○○・型番○○の新品キャリアを持ち込みたい。説明書と付属品はそろう予定です。対応可能か、追加費用を含めていくらか教えてください」で十分です。車両を見てから確定する項目は、概算と確定額を分けて聞きます。ナップスの通販FAQでも、車両確認や追加作業が必要な場合があるため、取付予定店への問い合わせを案内しています。

取り付け後に不具合が出た場合の商品保証の窓口と、施工について相談する窓口も確認しておくと連絡先で迷いません。通販で購入する前に、取り付け先・総額・日程まで見通せる状態にしておくことが、無駄な買い直しを減らす近道です。

相談する店を探すなら大型バイク用品店の案内へ。自分でできる作業の範囲も検討する場合は、バイク整備工具の選び方と安全な使い方で、工具選びとショップに任せる判断を確認してください。

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エスプロマガジン編集部。暮らしと仕事に役立つ情報を、わかりやすくお届けします。

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