どもです、工場見学が大好き!さすライダーです。
「工場見学」という四文字熟語を聞くと、何だかとてもワクワクしてきませんか?
一体どんな場所で、どんな工場で、中ではどんなハイテクマシン、もしくは職人芸が展開されているのか、、、そう想像しただけで僕は萌えます。
工場見学は気軽に体験できる上に、今や全国どこにでもスポットがあるので、最近では雑誌やネットなどで「工場見学特集」が組まれることも珍しくはありません。
今回は、そんな数ある魅惑の工場見学の中から、僕が実際に訪れた工場且つ、独断と偏見にまみれた、おすすめの場所を紹介していきます。
工場見学の魅力とは?
工場見学に行ったことのない人からすれば「え?なになに?工場見学?、、、俺、大人なんだけど、、、」と思うかもしれませんが、実は工場見学はむしろ大人の方が楽しめる(しかも男子なら尚更)素晴らしきコンテンツなのです。
工場見学は男のロマンそのもの
工場という言葉から連想されるものは、デカイ、ハイテク、マシン、技術、職人、、、などなど、男子なら無条件でテンションが上がるワードばかりではないでしょうか?
一般的に男子は、スピリチュアルな概念よりも物理的なモノに興味を示すことが多く、そのモノがどういった素材でどのように作られているのか?や、それを作るための職人の技術はどういったものなのか?など、そのモノが作られるシステムや構造に興味を示す生き物です。
つまり、物理的なモノに対しての好奇心が女性より強いので、そういった意味で「工場見学は男のロマンを満たすもの」と言えるのです。
実際僕なんかは「〇〇の工場」と聞いただけで「一体どういう工場で、どんな工程で、どうやってアレを作っているんだ?」とすぐに興味津々になります。
工場見学は子供はもちろん大人も楽しめる
工場見学は子供はもちろん、大人でも楽しめます。
むしろ、実際に現場に行くと、子供そっちのけで大人の方が楽しんでいる場合が多く、親子揃って楽しめるという意味では、工場見学は最高のコンテンツと言えます。
子供の社会勉強にもなりますし、基本どこの工場見学でも子供大歓迎の場合が多く、車でアクセスできる場所が多いので、家族連れでも訪れやすいのが工場見学なのです。
工場見学は無料で楽しめるスポットが多い
これは恐らく、工場見学をする上での最大のメリットと言えます。
工場見学は東京都内のど真ん中であろうが、地方の人気観光地エリアにあろうが、基本的には「無料で運営している場所が多く」そのため、お金を一切かけずに楽しむことができます。
それこそ、子連れ家族が、例えば東京都内で何かしら楽しもうとすれば、普通はあっという間にそれなりのお金が飛んでいきます。
工場見学は企業のPRや社会貢献的な意味合いが強く、その企業の活動理念や製品・技術について知ってもらう・学んでもらうというスタンスなので、だからこそ無料で運営しているところが多いのです。
工場見学には素敵なオマケが付いてくる
工場見学は無料で楽しめる上に、そこでしか手に入らない「オマケ」が付いていることが多く、このオマケを目当てに工場見学に行く人もいるくらいです。
しかも、そのオマケが結構しっかりとした内容のものであることが多く、無料で遊べてオマケまで貰えるなんて、なんだか申し訳ないと思えるほどです(笑)
工場見学はインプットの塊
普段、自宅と会社の往復ルーティンが1週間の大半を占めてしまう日本のサラリーマンにとって、休日は貴重なインプットの時間と言えます。
普段と違う体験をしたり、仕事とは別の学びを得ることで、体験は経験として、学びは知識としてストックされていくので、つまり自分という人間のキャパシティが増えていくことになります。
そういった意味で、工場見学は非常にレバレッジの高いインプットと言えるもので、体験と学びが同時に手に入る、素晴らしいインプットの塊と言えます。
全国の工場見学おすすめスポット10選をレポート
僕が実際に行ったことのある工場見学の中から、特に印象に残っている場所を、独断と偏見で10個ピックアップして紹介していきます。
まるでトランスフォーマー「トヨタ会館・工場見学」
言わずと知れた、日本はもとより世界でも屈指の自動車メーカー「トヨタ」の工場が見学できる場所です。
愛知県の豊田市のトヨタ町(!)という、トヨタ帝国の真っ只中にあるこの施設は、数ある工場見学の中でもトップクラスの満足度を味わえます。
広大な敷地内の一角にある、トヨタの総合博物館と言える「トヨタ会館」は、営業時間内であればいつでも好きな時に見学が可能で、広い無料駐車場が完備されています。
しかし、やはりメインは自動車組立工場の見学であり、こちらは公式ページからのオンライン予約か、電話での事前予約が必要ですが、まるでトランスフォーマーのような動きをする、自動車組立ロボットが平然と作業している様は一見の価値があり、個人的には必ず見ておくべきものだと言い切ります。
トヨタ会館・工場見学ともに料金は無料で、施設内にはカフェやミュージアムショップも併設されているので、1日たっぷりとトヨタ帝国を楽しむことができます。
・トヨタ会館・工場見学の詳細
住所:〒471-0826 愛知県豊田市トヨタ町1
電話番号:0565-29-3345(総合受付)0565-29-3355(工場見学専用窓口)
開館時間:9:30~17:00
入館料・工場見学:無料(駐車場も無料)
NHK連ドラ「マッサン」の舞台「ニッカウイスキー余市蒸溜所」
2014年に大ヒットを記録した、NHK連続ドラマ小説「マッサン」の舞台となった場所が「ニッカウイスキー余市蒸溜所」です。
ドラマ放送前から人気の観光地ではありましたが、ドラマ放送後の人気は凄まじく、一時は工場見学の予約がしばらく取れない状況にまで陥りました。
ここでは、ニッカウイスキーの創業者とされる「竹鶴政孝」の歴史を学ぶと共に、実際のウイスキーの製造方法・工程を無料で見学することができます。
更には、酒好きには堪らない、ウイスキーの試飲のオマケまで付いてくる充実ぶりです。
予約不要で場内を自由に散策出来るフリー見学もありますが、やはりここはガイド付きの工場見学を予約したいところで、その申し込みは公式ページ上からのインターネット予約のみです。
ちなみに、僕はマッサンを見ておらず、更にはお酒を全く飲まない人間なのですが、ミーハーなので、取り敢えずの気持ちでここを見学しました(笑)
・ニッカウイスキー余市蒸溜所の詳細
住所:〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7−6
電話番号:0135-23-3131
開館時間:9:00~17:00
入館料・工場見学:無料(駐車場も無料)
北の大地のネズミーランド「白い恋人パーク」
北海道を代表するスイーツ「白い恋人」の工場見学を中心とした巨大テーマパークが「白い恋人パーク」です。
園内はさながら、北の大地のネズミーランドのような出で立ちで、白い恋人に関連したオリジナルスイーツが食べられるカフェや、白い恋人の製造体験、そしてメインの工場見学など、とても1日では回りきれない楽しさに満ち溢れています。
これだけの規模を誇る施設ながら、入場料は驚きの無料で、施設の2/3の範囲は全て無料で楽しめます(工場見学を含む一部施設は有料)
一人でも家族連れでも、カップルでも、必ず満足できるオススメのスポットです。
・白い恋人パークの詳細
住所: 〒063-0052 北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36
電話番号:011-666-1481
開館時間:9:00~18:00
入館料:無料(駐車場も無料)
気分はアルマゲドン「JAL SKY MUSEUM」
男子憧れの旅客機の格納庫が見学できる、JALが誇る無料の工場見学ツアーが「JAL SKY MUSEUM」です。
約100分にも及ぶボリュームを誇る工場見学で、航空機について学べる航空教室、自由に見学できる展示ブース、そしてメインの格納庫見学の3本柱で構成されており、格納庫で目の前に広がる広大な滑走路と、次々に飛び立つ旅客機を見ていると、あのアルマゲドンのあのシーン(行けば分かります)が頭に浮かぶこと間違いなしです。
東京モノレールで、羽田空港手前の「新整備場駅」という、名前だけでテンションの上がる場所が現場で、もちろん駐車場はありませんので、素直に電車で向かいましょう。
予約は公式ページからのオンライン予約のみで、非常に人気の工場見学なので、気合いを入れて空き日程を探す必要があります。
・JAL SKY MUSEUMの詳細
住所:東京都大田区羽田空港3-5-1 JALメインテナンスセンター1
電話番号:03-5460-3755
開館時間:10:00~17:00
入館料・工場見学:無料
フードコートで結局お金を使ってしまう「めんたいパーク大洗」
関東圏から北海道を目指すライダー御用達の、茨城県の大洗港にある「めんたいパーク大洗」は、明太子の老舗かねふくが運営する施設です。
多い時には、1日5トンにも及ぶ大量の明太子が生産されている工場を、目の前で無料で見学することができます。
更には、できたての明太子を無料で試食することも出来るので、無料で満足!と言いたいところですが、試食した後はそのまま高確率で併設のフードコードへと直行し、明太ソフトクリームや明太子たっぷりのジャンボおにぎり(コンビニの約二倍の大きさ)などに舌鼓を打ってしまいます。
とても広く開放的な施設なので、一人でも家族連れでも気兼ねなく入りやすいスポットです。
・めんたいパーク大洗の詳細
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8255-3
電話番号:029-219-4101
開館時間:9:00~18:00(工場稼働時間は16:30まで)
入館料・工場見学:無料(駐車場も無料)
ライダーなら絶対に行くべき「レッドバロン本社工場見学」
恐らくライダーなら知らない人はいないであろう、日本最大のバイク販売チェーン店の「レッドバロン」は、その本社工場の見学が可能です。
愛知県の岡崎市にある本社工場は、その広大な敷地にまず驚くとともに、工場内の新旧入り乱れたバイクの数々に、ライダーなら絶対にテンションが上がること間違いなしです。
無料で見学できる上に、立派な記念撮影写真のオマケまで付いてくるので、非常に満足度の高いオススメの工場見学です。
対象となるのは、レッドバロンでバイクを購入したユーザーとその同伴者までで、予約はレッドバロンの各店舗で直接申し込む事ができます。
また、本社工場のすぐ隣には、レッドバロンお馴染みのライダー宿「バイクステーション」を併設しているので、宿泊ツーリングを兼ねた工場見学はいかがでしょうか?
・レッドバロン本社工場見学の詳細
住所:〒444-3523 愛知県岡崎市藤川町字境松西1番地
開館時間:9:00~16:00
入館料・工場見学:無料(バイク駐輪無料)
おいしさの秘密を体感しよう!「シャトレーゼ白州工場」
スイーツのチェーン店としてお馴染みのシャトレーゼの、山梨県にある「白州工場」は、誰でも無料で見学する事ができます。
予約は予めシャトレーゼの公式ページ上からオンラインで済ませておく必要があり、当日はガイドが付かない自由見学方式です。
工場見学の最後には、アイスの試食を楽しむ事ができるので、くれぐれもお腹を壊さない程度に満喫しましょう。
アイスを試食しながら製造工程を見学することで、おいしさの秘密やこだわりを体感しましょう!
・シャトレーゼ白州工場の詳細
住所:〒408-0315 山梨県北杜市白州町白須大原8383−1
電話番号:0551-35-4611
開館時間:9:00~16:00(最終受付 15:00)
入館料・工場見学:無料(駐車場も無料)
キャンプしながら楽しめる「スノーピーク本社工場見学」
あのAppleも見学に来ると言われている、新潟発の世界的なアウトドアメーカー「スノーピーク」では、本社の工場見学ができます。
新潟の三条市にある「Snow Peak Headquarters」と呼ばれるスタイリッシュな本社の隣には、直営の広大なキャンプ場が併設されていて、キャンプをしながら工場見学も楽しめるという、まさにアウトドアメーカーならではの体験ができる場所です。
肝心の工場見学ですが、あまり表立ったアピールはしておらず、知る人ぞ知るという実に興味を引かれる内容で、気になる方はまずは問い合わせてみましょう(見学は無料です)
・スノーピーク本社工場見学(直営ショップ・キャンプ場併設)の詳細
住所:〒955-0147 新潟県三条市中野原456
電話番号: 0256-41-2222
開館時間:9:00~19:00
入館料・工場見学:無料(駐車場も無料)
試食だけでも満足できる「たこせんべいの里」
淡路島発の定番のお菓子「たこせいべい」の生産拠点がそのまま工場見学スポットになっています。
予約不要のフリー見学できる工場では、高い品質を維持するために、機械だけではなく、人の手も加わっている事が理解できます。
また、ほぼ全ての商品が試食可能な物販コーナーでは、あれもこれもと手を伸ばしては、試食という枠を超えて、ついつい食べ過ぎてしまいます。
更には、休憩所では無料コーヒーが提供されているので、一息つける場所としてもオススメのスポットです。
・たこせんべいの里の詳細
住所:〒656-2163 兵庫県淡路市中田4155−1
電話番号: 0799-60-2248
開館時間:9:00~17:00
入館料・工場見学:無料(駐車場も無料)
オマケが充実している「みちのくミルク工場見学」
宮城県は大崎市に本社を置く「みちのくミルク」では、本社併設の工場を無料で開放しています。
見学は電話での完全予約制ですが、1日2回開催されているので、比較的予約が取りやすい工場見学です。
約1時間にも及ぶ工場見学では、牛乳やスイーツの製造現場の見学や映像視聴、実際の商品の試飲などが楽しめます。
また、見学後に貰えるオマケが豪華で、僕が行った時は商品やノベルティが入った、袋詰めのオマケセットが貰えました。
・みちのくミルク工場見学の詳細
住所:〒989-6412 宮城県大崎市岩出山下野目八幡前60-1
電話番号: 0229-72-2011
開館時間:9:30~、13:30〜
入館料・工場見学:無料(駐車場も無料)
全国の工場見学おすすめスポット10選をレポート まとめ
今度の休日の過ごし方に迷ったら、工場見学はいかがでしょうか?
無料で楽しめて勉強になり、更にはオマケまでもらえる、こんなに美味しい大人の遊びは中々ありません。