こんにちわ、人混みがとっても苦手なさすライダーです。
普段なるべく人がいない場所、ゆっくり出来る場所へ行くことが多い僕ですが、、、しかし、唯一苦手な人混み前提でも行っちゃう場所があります。
それは、ライダーなら誰でも大好き「バイクイベント」です。
苦手な人混みでもバイクの事なら仕方ない、いや、むしろバイクを愛する人たちの群れならウェルカム!
今回は、そんなライダーの心を掴んで離さない、バイクイベントについて語っていきます。
バイクイベントの魅力とは?
ライダーなら誰でも大好きバイクイベント( ・∇・)
でも「なぜライダーはバイクイベントが好きなのか?」まずは、その魅力を分析していきます。
バイクイベントはバイクがいっぱい揃う
バイクイベントの魅力とは、ズバリ「会場がバイクだらけであること」以上!
展示されている車両や来場者の車両など、とにかくイベント会場内のバイク密度が、その時点では恐らく日本一になるのがバイクイベント最大の魅力です。
バイクがたくさんある、会場内にエンジン音がこだまする、ライダーならぶっちゃけこれ以上のものが必要でしょうか?
なんといっても「バイクが一杯 = 幸せ」これはライダー幸福の鉄板法則です。
イベントの内容はもちろんですが「とにかく沢山バイクが集まるからバイクイベントに行く」僕はこれだけでバイクイベントに行く理由は十分だと思っています。
バイクイベントは最新バイクや用品を実際に見れ触れられる
ほとんどのバイクイベントでは、最新モデルのバイクが展示されていたり、場合によっては試乗することもできます。
また、多くの場合、会場内にバイク用品メーカーなどの出店ブースが設置されているので、最新アパレルやパーツなどを実際に見て触れることができます。
しかも、対応してくれるスタッフは、そのメーカーの中の人であることが多いので、普通のショップでは聞けないようなマニアックな質問にも答えてくれる事もあります。
バイクイベントはじゃんけん大会で豪華賞品が当たる
バイクイベントは、なぜか昔から「じゃんけん大会」を設けているイベントが多く、これを目当てにイベントに行くライダーも非常に多いです。
何故なら、じゃんけん大会自体が楽しいのはもちろんですが、獲得できる景品、、、いや商品の数々が非常に豪華なことが多いからです。
もちろん、消耗品やノベルティなどの軽めのものもありますが、ライディングジャケットやツーリングバッグ、アクションカメラにヘルメットなど、ぱっと見でも数万円は下らない商品も平然と出てきたりすることが多いです。
そして、それらの豪華賞品が出てきた際の、まるで地響きのような「うお〜」というライダーの雄叫びが毎回耳に残ります(笑)
何を隠そう僕も、過去に3回ほどじゃんけん大会で商品を獲得していて、かなり美味しい思いをしたライダーの一人だったりします。
ちなみに、あくまで僕が参加したイベントの範囲内ですが、じゃんけん大会の過去最高額の商品は「BMW純正のシステムヘルメット(約12万円)」でした。
バイクイベントは年々増えている = 楽しみが毎年増える
これは僕も含めて、バイクイベントに参加した経験のあるライダーなら誰でも感じていることだとは思いますが、バイクイベントはここ数年で確実に増えています。
少なくても、僕がバイクに乗り始めた、今から10年くらい前は、バイクイベントなんて数えるくらいあるか無いかの貴重なものでしたが、今では夏はもちろん冬でも、ほぼ毎月何かしらのバイクイベント開催されています。
これはまずインターネット、特にSNSが爆発的に普及したおかげで「バイクイベントがシェア・拡散されやすくなったこと」バイクの販売台数が落ちているので「二輪メーカーや団体が普及活動に積極的なこと」モノや情報より「体験(イベント)が価値を持つ時代であること」が理由としては考えられます。
どちらにしろ、ライダーとしては歓迎すべき流れなので、これからも素敵なバイクイベントが増えると嬉しいですよね。
バイクイベントは地方創生に貢献できる
東京への一極集中型のシステムが、徐々に歪みを生み出している現代では「これからは地方の時代」と言われています。
日本の地方は実に特色豊かで、都会では決して手に入らない豊かさや幸せに満ち溢れています。
しかし、一般的に日本人はアピールが苦手な生き物で、特に地方だとその傾向が顕著であることが多く、そういった背景をもとに今「地方創生」が熱い分野なのです。
そして、その地方創生と相性がいいのが実はバイクであり、行きたいと思った場所は例え1000km先でも、自ら走って行くライダーの素晴らしい行動力が今注目されているのです。
実際ところ、地方で開催されるバイクイベントは、ほとんどの場合が地方創生と繋がっており、ライダーを誘致することで「その地方の良さに気が付いて欲しい、そしてそれを発信して欲しい」という願いのもとに開催されているイベントが多いのです。
つまり、ライダーが地方のバイクイベントを楽しむということは、今日本でとても大切な地方創生に貢献出来ているということなのです。
僕は自分のため(自分が楽しみたい)にしていることが、結果として社会のためになっていることが最強だと思っていますので、そういう意味で参加者も開催地も潤うバイクイベントは究極の社会貢献だと言えます。
おすすめバイクイベント情報10選
現在、大小含めるとかなり多くのバイクイベントがあるので、全てを紹介することは難しいですが、その中でも参加しやすい規模の大きなイベントをピックアップして紹介していきます。
東京・大阪・北海道モーターサイクルショー
言わずと知れた、日本最大のバイク展示イベントが「モーターサイクルショー 」です。
モーターショーのバイクバージョンとも言えるべきイベントで、国内外の著名バイクメーカーや用品メーカー、関連企業が一堂に会する巨大バイクイベントです。
はじめは東京会場だけの開催でしたが、現在は規模こそは東京には及びませんが、大阪と北海道(札幌)でも開催されるイベントになっており、今後も開催地が増えることに期待が持てます。
現行モデルから最新モデル、あっと驚く目玉車両の展示まで、参加すればその年のバイク業界のトレンドがわかる、ライダーなら絶対に参加したいイベントです。
各展示ブースを回っているだけで、ストラップやステッカーなど、無料ノベルティがたくさん手に入ることも嬉しいポイントです。
なお、2019年は3月22日〜24日(東京会場)の開催が既に決まっています。
モトGP 世界選手権 ツインリンクもてぎ会場
バイクのF1レースこと、世界最速を決める2輪車レースの最高峰「モトGPシリーズ」が、毎年10月に栃木県の「ツインリンクもてぎ」でも開催されています。
レース開催期間の3日間、会場のツインリンクもてぎは、さながらバイクのテーマパークのような装いになっており、レース観戦はもちろんのこと、各メーカーの出店ブースやキャンプイベントなど、趣向を凝らしたバイクイベントの数々が同時開催されています。
中でも、一般ライダーによる「グランプリロードR123」と呼ばれるパレードは、全国各地から集まった約1000台にも及ぶ参加者のバイクが、会場となる茂木市内をパレードするという圧巻の内容です。
僕は今まで2回これに参加しましたが、まるで地響きのようなエンジン音の中、参加者全員で会場のツインリンクもてぎを目指す様は、ライダーなら絶対に参加すべき価値があります。
なお、2018年のモトGPの開催は、10月19日〜21日となっており、グランプリロードR123(20日)の参加者はまだ募集しています(参加費2000円)
鈴鹿サーキット ”コカ・コーラ”鈴鹿8耐
ツインリンクもてぎの「モトGP」と双璧をなす、国内開催の2大バイクレースのもう一方が「”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」です。
毎年7月の最終週に行われる、もはや説明不要の国内最高峰のバイクレースで、期間中はレース観戦はもちろん、様々なバイクイベントが併催される国内屈指の1大バイクイベントです。
開催中は鈴鹿周辺が大混雑となるので、早め早めの計画と行動で楽しみましょう。
なお、2019年の鈴鹿8耐の開催は、7月26日〜28日の予定です。
2りんかん祭り EAST・WEST
大型バイク用品チェーン店の「2りんかん」主催のバイクイベントが「2りんかん祭り」です。
東日本のEAST(山梨県:ふじてんリゾート)と、西日本のWEST(滋賀県:奥伊吹スキー場)で年2回開催されるこのイベントは、バイク用品店主催のイベントとしては日本最大規模を誇ります。
その人気は、先着3000名に配られる記念品が午前中には無くなるほどの勢いで、毎年イベントの規模と内容がパワーアップしています。
また、豪華ゲストが多数駆けつけることでも有名で、バイクコスプレアイドルの美環ちゃんや、RGツーリングクラブのバイク芸人、さらにはあの藤岡弘さんまで参加した実績があります。
淡路島バイクフェスタ
関西エリア最大級のバイクイベントの「淡路島バイクフェスタ」は、2018年の開催で6回目を迎える大型バイクイベントです。
淡路島という関西屈指のツーリングエリア内での開催とあって、今では毎年多くのライダーが訪れる定番バイクイベントになっています。
著名なバイク雑誌の愛車撮影会も兼ねているので、愛車の勇姿を全国に知らしめたいライダーはぜひ参加してみましょう。
なお、6回目となる2018年の淡路バイクフェスタの開催日は、11月4日の予定です。
SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)
バイクでエベレストを登ったり、南極大陸を走るというクレイジーなバイク冒険家「風間深志」さんが2013年から開催している「SSTR」は、太平洋側の任意の場所から、日本海側の石川県の千里浜を目指すという、ライダーなら誰でも参加可能な本格ラリーイベントです。
第1回の開催時は130台だった参加マシンが、2018年の第7回大会では約3000台にまで膨れ上がっており、今や日本を代表する巨大バイクイベントとしてライダーに大人気のイベントです。
僕自身、2018年にSSTRに初参戦しましたが、当日は日本中のバイクが全てSSTRに参加しているのでは?と錯覚するほどに、道中すれ違うバイクは全てSSTR参加中(ゼッケンステッカーで分かります)のバイクでした。
1万円と決して安くはない参加費がかかるイベントながら、これほど多くのライダーに受け入れられているイベントは他にはないと思います。
BMWモトラッドデイズ
長野県の白馬村で、毎年夏の終わりの2日間に渡って開催される、BMWモトラッド主催のキャンプ可能なバイクイベントが「BMWモトラッドデイズ」です。
とても参加費が無料とは思えない、ライダーなら楽しめるコンテンツが満載で、1000円で泊まれる特設キャンプ場で宿泊して、2日間まるまる楽しむのがオススメです。
特に盛り上がるのは、1日目の夜のライブイベントで、その名も「BMW」という名のバンドが、エネルギッシュなライブで参加者を熱狂の渦へと誘います。
BMWモトラッドのイベントですが、もちろん他メーカーでの車両や車での参加も可能で(たくさんいます)参加費も無料なので気軽に参加できるイベントです。
なお、2019年は9月7日〜8日に開催される予定です。
隼駅まつり
鳥取県の八頭町にある「隼駅」は、その名前からSUZUKIのメガスポーツバイク「隼」乗りの聖地として、いつの日からかライダーに人気のスポットになりました。
その隼駅に、隼乗りが一斉に集まろうというノリで開催された「隼駅まつり」は、今では開催10回目を迎える人気イベントになっています。
2018年の隼駅まつりには、実に2000台ものバイクが全国各地から駆けつけ、その経済効果は計り知れず、周辺には隼を名乗るカフェやゲストハウスが立ち並び、今では町全体がライダーを歓迎するムードに包まれています。
これぞまさにバイクを通じた地方創生と呼べるもので、ライダー歓迎とあれば全国何処へでも愛車と走りに行く、ライダーの素晴らしい行動力が生み出した結果と言えます。
YAMAHA モーターサイクルデイ
Starミーティングや、MTミーティングなど、これまで特定の車両のミーティングイベントを開催してきたYAMAHAが、それらを統合して新しいイベントとして開催するのが「YAMAHA モーターサイクルデイ」です。
2018年からスタートするこのイベントは、まさにYAMAHAファンのためのイベントで、試乗会からオリジナルグッズの販売まで、YAMAHAファンには堪らないイベントになっています。
東日本と西日本の2会場で開催されるポイントも、YAMAHAのファンに対するおもてなしの心遣いが伺えます。
Bike JIN 祭り
バイク雑誌「Bike JIN」主催のバイクイベントが「Bike JIN 祭り」です。
例年、北海道の白老町と九州の熊本で開催されるこのイベントは、定番のじゃんけん大会から最新モデルの試乗会、さらにはホンダの工場見学ツアーなど(熊本会場)充実の内容が魅力のバイクイベントです。
2018年は10月3日に熊本で開催されるので、気になるライダーはぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
なお、参加の際は「Bike JIN」のWEBページより「事前入場受付」を済ませておくのがオススメです。
おすすめバイクイベント情報10選 まとめ
バイクイベントの魅力は、バイクを愛するライダーが一堂に会することです。
会場に溢れるたくさんのバイクを見るだけで、ライダーなら無条件でテンションが上がります。
今度の週末、気になるバイクイベントがある際は、是非ツーリングがてら参加してみてはいかがでしょうか?