ヘルメットにライディングジャケット、ブーツにグローブ、各種ツーリングバックから愛車のカスタムや洗車まで、、、
愛車とお店に向かい、店内のバイクグッズを眺めているだけで、あっという間に時間が過ぎ去る、そんなライダーの夢の国とも言える場所が大型バイク用品店です。
つい数年前までは、バイク用品店と聞くと、素人お断り的な、ちょっと怖くて怖いイメージがありましたが、現代のバイク用品店は、ファミリーやカップル、女性ライダー単独でも気軽に入れるお店です。
週末ともなれば、お店の駐車場はさながらモーターサイクルショーのようで、いつも楽しげな雰囲気に包まれています。
今回は、そんなライダーの夢の国、大型バイク用品店を紹介します。
- イエローハットのバイクバージョン「2りんかん」
- ライディングアートなお店「NAP’S(ナップス)」
- NHKのドキュメント72時間でも紹介された「ライコランド」
- 関西生まれの大型バイク用品チェーン店「南海部品」
- メディアへの露出が話題の「バイクワールド」
- 独自の文化を持つバイク用品店「レーシングワールド」
- バイク用品メーカーによる大型バイク用品店「ラフアンドロード 」
- アドベンチャーバイク乗り御用達の店「ツアラテックジャパン」
- 番外編:ネット通販における大型バイク用品店
- 大型バイク用品店のまとめ
イエローハットのバイクバージョン「2りんかん」
イエローハットと言えば、あのカー用品店の大型チェーン店ですが、そのイエローハットのバイクバージョンが「2りんかん」なのです。
以前は、「ドライバースタンド」と「2りんかん」を合わせてカー&バイク用品店として営業していましたが、現在はイエローハットの子会社になったことで、バイク用品専門店「2りんかん」カー用品店「イエローハット」バイク販売店「SOX」となった経緯があります。
現在「2りんかん」は、北は北海道から南は鹿児島まで店舗を展開する、大型バイク用品チェーン店の代表とも言える店で、バイク用品販売はもちろん、レンタルバイクやライディングスクール、バイクイベントの開催など、さまざまな分野でライダーをサポートしています。
特に独自イベントの「2りんかん祭り」は、国内でも最大級のバイクイベントで、毎回多くのライダーが訪れることで有名です。
また、バイクの洗車サービスに力を入れており、種類豊富な洗車メニューは、主に賃貸ライダーに大好評で、中にはセルフ洗車場を設けている店舗もあります。
2りんかんの代表的な店舗:和光2りんかん
住所:〒351-0111 埼玉県和光市 下新倉5-11-1
電話番号:048-452-6290
営業時間:10:30〜20:00
ライディングアートなお店「NAP’S(ナップス)」
ライディングアートというキャッチコピーが秀逸な、女性ライダーにも受けがいい、おしゃれなイメージの大型バイク用品チェーン店が「ナップス」です。
本社は神奈川県ですが、東北から九州はもちろん、遠くは台湾まで店舗を展開する、インターナショナルなバイク用品店でもあります。
特に、バイクの整備や車検に力を入れており、通常のバイクショップでは断られること多い、輸入車の対応も可能なのが心強いポイントです。
さらには、ネットショップやオークションなどで購入した、各種パーツの持ち込みのでの取り付けにも対応しており、Amazonで購入したバイク用品の取り付け指定店舗にもなっています。
これは他社にはない、ネット通販時代の大きなアドバンテージと言えるでしょう。
ナップスの代表的な店舗:ナップス ベイサイド幸浦店
住所:〒236-0003 神奈川県横浜市金沢区幸浦2-17-1
電話番号:045-790-1175
営業時間:平日:10:30 〜20:00、土日祝:10:00 – 20:00
NHKのドキュメント72時間でも紹介された「ライコランド」
千葉県柏市で創業された「ライコランド」は、輸入車のトライアンフの正規ディーラーや、バイク用品の中古販売を手がけるアップガレージライダースなど、さまざまな分野を手がける大型バイク用品チェーン店です。
そんな「ライコランド」の数ある店舗の中でも、東京のベイエリアに位置する「東雲店」は、都内のライダーがひっきりなしに訪れる人気店であり、バイク仲間が集う憩いの場所でもあります。
その人気のほどは、あのNHKの人気ドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」でも取り上げられたほどで、東雲店はライコランドの人気を示すモデル店舗と言える場所です。
ライコランドの代表的な店舗:ライコランドTOKYO BAY 東雲店
住所:〒135-0062 東京都江東区東雲2丁目7−12
電話番号: 03-3527-7431
営業時間:平日:11:00~20:00、土日祝:10:00~20:00
関西生まれの大型バイク用品チェーン店「南海部品」
大阪に本社を置く、関西生まれの大型バイク用品チェーン店が「南海部品」で、関西生まれとはいっても、その店舗は北海道から沖縄まで、全国規模で展開しています。
早くから独自ブランドのバイク用品の企画・販売を行なっており、品質が良くコスパが良い同社の製品は、ライダーにとても人気があります。
サーキット走行会やライディングスクールなど、ライダーの向けの各種イベントも積極的に開催しており、関東生まれが多い大型バイク用品店において、関西パワーを遺憾無く発揮している、とてもパワフルなお店です。
南海部品の代表的な店舗:南海部品 本店
住所:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地2-6-28
電話番号:06-6344-1588
営業時間:10:00〜19:00(火曜日定休)
メディアへの露出が話題の「バイクワールド」
以前は「バイクセブン」と名乗っていましたが、現在は「バイクワールド」という名前で営業している大型バイク用品チェーン店です。
主に関東圏と関西圏を中心に、現在全国12店舗を構えていますが、中でも「千葉蘇我店」の存在は「週間バイクTV」によって多くのライダーに知れ渡っています。
ロックンロールライダーの「末飛登」さんと、千葉蘇我店の店長による、まるで漫才のような掛け合いが人気を呼んでいます。
バイクワールドの代表的な店舗:バイクワールド千葉蘇我店
住所:〒260-0835 千葉県千葉市中央区川崎町1−34 GLOBO 1F
電話番号:043-300-8197
営業時間:平日:10:30〜20:00、土日祝:10:00〜20:00
独自の文化を持つバイク用品店「レーシングワールド」
大阪と名古屋、千葉県は浦安に店舗を構える「レーシングワールド」は、大阪で生まれた大型バイク用品チェーン店です。
どちらかといえば、玄人路線なその品揃えは、他社とは一線を画するものであり、特にカスタムユーザーに人気があるお店です。
また、中古パーツの売買も行なっており、この辺りもカスタムユーザーに人気があるポイントになっています。
レーシングワールドの代表的な店舗:レーシングワールド 本店
住所:〒566-0073 大阪府摂津市鳥飼和道2-8-5
電話番号:072-653-0298
営業時間:平日:11:00〜20:00 、土日祝:10:00〜20:00
バイク用品メーカーによる大型バイク用品店「ラフアンドロード 」
横浜に本社を置く「ラフアンドロード 」は、バイク旅を愛するツーリングライダー御用達のバイク用品メーカーです。
ライディングジャケットやパンツ、各種バックまで、ありとあらゆるバイク用品を製作しているメーカーですが、中でもツーリングに特化した製品が特に人気で、テレビや雑誌で登場するような著名なライダーにも愛好家が多いのが特徴です。
そのラフアンドロードの、大型直営店が神奈川県の横浜と川崎にあり、自社製品はもちろん、他社製品の販売や愛車の整備もできるお店として、首都圏ライダーに一目置かれる存在となっています。
ラフアンドロードの代表的な店舗:ラフアンドロード 横浜本店
住所:〒234-0053 神奈川県横浜市日野中央港南区1 2
電話番号:045-841-6255
営業時間:11:00〜20:00 (水曜日定休)
アドベンチャーバイク乗り御用達の店「ツアラテックジャパン」
ドイツに本社を置く、アドベンチャーバイク用品のパイオニア「ツアラテック」が、2017年、神奈川県の相模原に大型ショールーム兼販売店をオープンしました。
海外拠点メーカーという都合上、今までは通販主体の販売でしたが、今回待望のショールームができたということで、アドベンチャーバイクファンの中では早くも話題の店舗になっています。
アドベンチャーバイク乗りはもちろん、冒険ロマンの世界に憧れるライダーにもお勧めできる店舗です。
ツアラテックジャパン ショールーム
住所:〒252-0157 神奈川県相模原市緑区中野988
電話番号:042-850-4790
営業時間:10:00〜19:00
番外編:ネット通販における大型バイク用品店
ライダーが直接身につけたり、愛車に取り付けるものが多いバイク用品は、その性質上、実際に見て触って購入したいものですが、主に価格の安さや手軽さから、ネット通販でバイク用品を購入するライダーも増えています。
バイク用品店は主に週末の楽しみですが、ネット通販なら、通勤中でもスマホでバイク用品選びが楽しめる利点もあります。
ここでは、そんなネット通販バイク用品サイトを紹介します。
ネット通販バイク用品店のパイオニア「Webike(ウェビック)」
2000年にスタートした、バイク用品販売・インプレッションサイトが「Webike」です。
ネット通販バイク用品店の、まさにパイオニアとも言える大型サイトで、日本はもちろんアジア諸国にも複数拠点を多く、株式会社リバークレインという会社が運営しています。
実店舗のバイク用品店ではなく、ネット通販でバイク用品を購入するというスタイルを確立させたのは、紛れもなく「Webike」であり、バイク業界におけるネット時代の申し子とも言えます。
バイク用品販売はもちろん、ツーリングレポートからバイク用品のレビューまで、ユーザー参加型のサイトになっていることも特徴です。
バイクライフ総合サイト「バイクブロス」
バイクブロスはバイク用品の販売はもちろん、車両の購入から保険、バイクに関する各種コラム記事まで備えた、バイクライフ総合サイトです。
単純にバイク用品を購入する通販サイトというよりは、バイクに関する総合的な情報を得るついでに、通販も楽しむというスタンスです。
したがって、サイト内の情報量が多く、ライダーなら見ているだけでも十分楽しめるサイトといえます。
また、購入したパーツなどを、バイク用品店のナップスに直送して、現地で取り付けてもらえるサービスも好評です。
もはや説明不要の世界トップのネット通販サイト「Amazon」
おそらく、国産4大バイクメーカーを知らない人でも、Amazonを知らない人はいないでしょう。
もはや説明不要の、世界ナンバーワンのネット通販サイト「Amazon」でも、バイク用品を取り扱っています。
「Webike」や「バイクブロス」が、単に通販サイトにとどまらない、総合バイクサイトを構築していることに対し、Amazonは単純にAmazon内の一つのカテゴリーとして、バイク用品の販売のみを提供しています。
となると「Webike」や「バイクブロス」に軍配が上がりそうですが、Amazonという強力な集客力と配達の速さ、そして何より価格の競争力という面において、決して侮れない実力を秘めています。
バイク用品店で試着をして、購入はAmazonでするという、実売店のAmazonのショールーム化は、今バイク用品に限らず、どの業界でも起こっている現象です。
大型バイク用品店のまとめ
店内に所狭しと並ぶ、種類豊富なバイク用品を見え触って購入する楽しみはもちろん、バイク仲間と集まる場所であったり、ツーリングの目的地ともなりうるバイク用品店は、まさにライダーにとっての「夢の国」であり、なくてはならない存在なのです。