こんにちわ、毎年夏に北海道をツーリングしないと死んでしまう、そんな不治の病を持つさすライダーです。
今と昔では、バイクツーリングに必要なアイテムは大きく変わっていますが、中でも一番目立った変化といえば、それはスマホの普及ともう一つ「インカムの普及」ではないでしょうか?
仲間同士で会話を楽しみながら走ったり、スマホの音声ナビを聞いたり、渋滞の際の暇つぶしに音楽と聞いたりと、インカムの普及はライダーのバイクスタイルを大きく変えたと言っても過言ではありません。
実際、ここ数年のツーリング先では、むしろインカムをつけていないライダーの方が珍しいくらいで、もやはインカムはスマホと同じくらい「ライダーのマストな存在」になっていると言えます。
今回は、そんな現代のライダーの必需品とも言える「バイク用インカム」を紹介していきます。
- バイク用インカム導入のススメ
- バイク用インカムを選ぶ上でのポイントについて
- バイク用インカムおすすめ10選
- SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム)SB6X
- SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB4X Lite
- SENA (セナ) Bluetooth インターコム 30K-01
- SENA(セナ) Bluetooth インターコム 10C カメラ内蔵
- MIDLAND(ミッドランド)BT NEXT PRO Hi-Fi
- MIDLAND(ミッドランド) インカム BT CITY
- デイトナ COOLROBO EasyTalk3
- セルラーライン Interphone tour
- LEXIN LX-B4FM バイクインカム
- LEXIN バイクインカム 6riders LX-6R
- バイク用インカムおすすめ10選 まとめ
バイク用インカム導入のススメ
普及しているとはいっても、インカムの導入を検討しているライダーもまだまだ沢山いますので、まずはバイク用インカム導入のメリットから説明していきます。
ライダーは走りながら互いに会話ができない
車の場合は運転席だろうが、助手席だろうが、後部座席であろうが、どこに座っている人とも普通に会話ができますし、仮に仲間内の他の車と話したいときは、ハンズフリーで何かしらの方法で電話出来れば、ほぼほぼ問題はありません。
これがバイクの場合は、エンジン音と風切り音で、密着しているライダーとタンデマーが会話することすら困難で、当然走りながら他のライダーと会話することは事実上不可能です。
しかし、バイクという乗り物は、その日の天候や道路状況、それぞれのライダーのバイクの排気量や性能・技量によってかなり走りに差が出てくる乗り物なので、一緒に走るライダーとの意識疎通が不可欠な乗り物とも言えます。
つまり、この「走行中に他のライダーと会話をしたい(タンデマー含む)」という悩みを解決するのがバイク用インカムであり、インカム本来の目的でもあるのです。
バイク用インカムを導入すれば、一緒に走るライダーとの会話を楽しみながら、お互いの走行状況を把握しながら、タンデマーと同じ景色を共有しながら、より一層ツーリングが楽しくなります。
と、ここまで説明しておいてなんですが、、、僕は根っからのソロツーリング派で、仮にマスツーリングに誘われても断るタイプです(自由が命なので・笑)
なので僕は、基本ソロユースでインカムを使ってます。
スマホナビの音声案内を聞けるのが便利すぎる
昔はライダーのツーリングにおける地図といえば「ツーリングマップル」が定番中の定番でしたが(今もそれは変わりありません)今多くのライダーが選択しているのは「スマホナビ」です。
スマホナビは非常に便利でありがたい存在ですが、一方でスマホの画面を見る際に一瞬隙が出来てしまうのもまた事実です。
これは僕もそうですが、スマホはバイクのハンドルバーにマウントするのが一般的なので、どうしてもナビを見る際は、一瞬視界を下げる必要が出てしまいます。
つまり、その瞬間は、大袈裟に言えば前方不注意な状態になるので、万が一の際の対応が遅れてしまう可能性があります。
さて、このスマホナビを見る際の一瞬の隙を埋めてくれるのが「音声ナビ」で、その音声を拾ってくれるのがバイク用インカムです。
ほとんどのナビアプリは音声案内にも対応しているので、その音声をインカムに飛ばせば、スマホの画面を見る必要はなく、安全にナビの誘導に従うことができます。
僕がインカムを導入して一番ありがたかったのは、このスマホナビの音声が聞けるというポイントで、ナビを使う場合は一瞬の隙がリスクになる、入り組んだ市街地である場合が多いので、これは本当に助かっています。
また、ナビアプリによっては渋滞情報や周辺の天気、オービスの場所なども音声で教えてくれるので、インカムでの音声ナビは一度使うと本当に手放せなくなる便利さです。
走行中にお気に入りの音楽とラジオが聞ける
スマホに音楽やラジオアプリが入っているという前提にはなりますが、走行中にそれらのお気に入りを聞けるのもバイク用インカム導入のメリットの一つです。
気持ちの良いワインディングを走っている際に、お気に入りの音楽を聴いた日には、ヘルメット内で一人大合唱が始まること間違いなしですし、渋滞の際の暇つぶしとしても最適です。
しかし、あくまで音量は控えめに、ライディングと周辺の安全に必要な音の情報が聞こえる程度に留めておきましょう。
Bluetoothで繋がるガジェット類が多い
バイク用インカムは、無線通信技術のBluetoothを介して、本来は他のインカムやスマホと接続するアイテムですが(一部機種除く)近年、Bluetooth接続可能なガジェットが増えていますので、それらに繋げてより一層インカムを活用することも可能です。
僕は、警察のスピードの取り締りや、オービス情報を教えてくれるレーダー探知機をインカムにBluetoothで接続しています。
WiFiの接続元の問題はありますが、最近流行っている小型のスマートスピーカーなどはバイク用インカムに繋げると面白いことが出来そうです。
バイク用インカムを選ぶ上でのポイントについて
実際にバイク用インカムを導入するにあたり、最低限抑えておくべきポイントを解説していきます。
インカムの同時通話台数と通信距離に注意
インカムには同時に通話できる台数に制限があり、例えば3人でマスツーリングをするなら、最低3台以上の同時通話が可能なインカムを選ぶ必要があります。
また、通信できる距離もインカムによって異なるので、例えば信号待ちや渋滞ではぐれてしまった際のお互いの連絡や、ワインディングを各々の技量で走る際などは、通信距離の性能がかなり大きく影響してきます。
余談ですが、一度通信圏外になってしまった際に、エリア内に戻ると自動的に復帰するか否かは、インカムの性能によって異なってきます。
インカム同士・ガジェットとのペアリングのし易さは大切な要素
バイク用インカムは、他のライダーのインカムとペアリングをすることで始めて会話することが出来ます。
また、スマホの接続や各種ガジェットの接続も、すべてペアリング作業が必要になってきます。
となると、ペアリングのし易さというのはインカム選びの非常に大切な要素で、ペアリングが面倒な機種を選ぶと、毎回ペアリングの際にストレスを感じる羽目になります。
最近は、メーカーが違うインカム同士もペアリングできる機種が多いので、その際のペアリングの操作感も重要なポイントです。
バイク用インカムは防水性能が高ければ高いほど良い
ツーリング中の雨というものは、あらかじめ予報を把握していない限りは突発的なものです。
雨が降ってきたな、、、さて、どこかで雨の装備に切り替えようかな?となるわけなので、少なくても雨が降り始めてから数分間の間は、インカムは雨にさらされることになります。
なので、バイク用インカムは基本的には防水機能が備わっていますが、その性能は機種によってまちまちです。
ちょっとの雨にしか耐えられないものから、完全に浸水させても問題ないレベルの防水性能を誇る機種まで実に様々ですが、一つ確実に言えることは「インカムの防水性能は高ければ高いほど良い」と言うことです。
実は、インカムは雨天走行時にこそ役立つアイテムで、例えばグループでのツーリングなら、雨宿りポイントやルート変更の相談が走行中にできますし、スマホナビを使っている場合は、スマホをリアボックスなどの防水スペースに退避させても音声ナビはそのまま使えます。
なので、雨でも気にせずに使える防水性能を備えたインカムの方が、より利用価値が高いといえます。
インカムの充電ケーブルは汎用規格がおすすめ
多くのインカムでは、充電ポートに汎用規格の「マイクロUSB」を採用していますが、一部のインカムでは充電の際に専用ケーブルを用いる場合もあります。
バイクでのツーリングは、時に充電ケーブルの断線や水没という状況が起こり得るので、その際に現地での調達が容易なのか?は大変重要なポイントと言えます。
その点、マイクロUSBケーブルであれば、大抵どこのコンビニでも容易に調達が出来ますが、これが専用ケーブルとなると、ツーリング先で断線したら最悪その後はインカムの充電ができなくなってしまいます。
また、持ち物を減らすという観点でも、専用ケーブルよりは汎用ケーブル(マイクロUSB)の方が優れています。
バイク用インカムおすすめ10選
バイク用のインカムとして特にオススメの10機種をピックアップして紹介していきます。
SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム)SB6X
「バイク用インカムといえばビーコム」と言えるほど、ビーコムシリーズはライダーの認知度が抜群のインカムブランドです。
そのビーコムの最新機種が「SB6X」で、6X同士なら最大4台を1回のペアリングで接続できる「B+LINK」や、大出力のD級デジタルアンプと高磁力ネオジムマグネットを採用した高音質スピーカーによる抜群の音質、直感的で使いやすい操作感やロングライフバッテリーなど、大御所のフラグシップモデルに恥じない性能を誇っています。
良いものを長く使いたいライダー、予算よりもとにかく一番性能がいいインカムが欲しいライダーにはオススメのアイテムです。
SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB6X Bluetooth インカム シングルユニット 00080215
- 出版社/メーカー: SYGN HOUSE(サインハウス)
- 発売日: 2017/08/08
- メディア: Automotive
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SYGN HOUSE(サインハウス) B+COM(ビーコム) SB4X Lite
ビーコムにおけるリーズナブルなスタンダードなモデルが「SB4X Lite」です。
その当時のフラグシップモデルであり、大ヒットを記録した「SB4X」をモデルとした廉価版モデルでありながら、ビーコムならではの安定した接続や高音質、高い防水性能にロングライフバッテリーなど、上位機種と比べても遜色ない性能を秘めています。
Amazonにおいては、前述の最新モデル「SB6X」と比べて1万円以上も価格が安いので、最新技術よりも必要にして十分な性能を求めるライダーにはオススメのアイテムと言えます。
SYGN HOUSE(サインハウス) bluetoothインカム B+COM(ビーコム) SB4X Lite ワイヤーマイク UNIT 00078558
- 出版社/メーカー: SYGN HOUSE(サインハウス)
- メディア: Automotive
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SENA (セナ) Bluetooth インターコム 30K-01
韓国の世界的なインカムメーカー「SENA」の最新モデルが「30K-01」です。
SENA独自のネットワークシステム「メッシュインターコムテクノロジー」により、1.6km以内の範囲にいるユーザーなら、実質的に無制限のユーザーとの接続が可能です。
FMラジオなどの機能も備えた実に多機能なインカムで、20分の充電で最大5時間のインカム通話ができる急速充電機能も備えています。
また、メカメカしい近未来的なデザインも、ライダーの物欲をそそります。
SENA (セナ) 30K シングルパック バイク用インカム Bluetooth インターコム 30K-01 [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: SENA (セナ)
- メディア: Automotive
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SENA(セナ) Bluetooth インターコム 10C カメラ内蔵
インカムと同じく、最近導入しているライダーが多いアクションカメラですが、SENAの「10C」は、そのインカムとアクションカメラの両方の機能を兼ね備えるインカムです。
高い防水性能とロングライフバッテリー、FMラジオ機能も備えており、非常に多機能なインカムながら、グローブをはめたままでも簡単に操作が出来るジョグダイヤル機能で直感的に操作ができます。
多少値は張りますが、インカムとアクションカメラを両方購入するよりは割安です。
SENA(セナ) バイク用インカム Bluetooth インターコム 10C カメラ内蔵 10C-01 0410001K
- 出版社/メーカー: セナ(Sena)
- 発売日: 2015/08/10
- メディア: Automotive
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MIDLAND(ミッドランド)BT NEXT PRO Hi-Fi
創業から40年以上の歴史を持つ、イタリアの老舗映像通信機メーカーMIDLANDのフラグシップインカムが「BT NEXT PRO Hi-Fi」です。
Hi-Fiと名乗っているだけに、バイク専用品としての音質の良さを追求しているインカムで、走行中でもクリアで伸びやかな音声が楽しめます。
また、インカム後方にブレーキランプが付いていたり「BT TALK」というアプリを使用すると、距離・人数ともに無制限(!)のインカム通話ができるという、まさに次世代仕様のハイスペックな一台です。
MIDLAND BT NEXTPRO Hi-Fi シングル C1222.13
- 出版社/メーカー: MIDLAND(ミッドランド)
- 発売日: 2017/07/27
- メディア: Automotive
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MIDLAND(ミッドランド) インカム BT CITY
必要最小限の機能に絞ることにより、高コストパフォーマンスを実現したMIDLANDのライトなインカムです。
必要最小限とは言っても、200Mまでの通話範囲、8時間のバッテリーライフ、IPX4の防水性能とスマホとの連携など、普通にインカムとして使う分には全く問題ないと言える性能を備えています。
主にソロユースやタンデムユース、小排気量マシンでのマスツーリングが多いライダーには、とても魅力的な選択肢になるインカムと言えます。
MIDLAND(ミッドランド) インカム BT CITY シングルパック C929.06
- 出版社/メーカー: MIDLAND(ミッドランド)
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: Automotive
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デイトナ COOLROBO EasyTalk3
ライダーにはお馴染みの定番バイク用品メーカー、デイトナのコスパ抜群のインカムです。
2台セットで2万円台という破格の国産価格ながら、200Mの通話範囲、IP67相当の防水性能、スマホとの連動や電話待ち受け、最大12時間持続可能なロングライフバッテリーなど、上位機種にも勝ると劣らない性能を備えています。
当然のことながら、インカムで通話を楽しむなら、最低2台のインカムが必要ですが、他メーカーの1台分の価格で2台セットの本商品は、価格面での競争力という意味では最高スペックを誇っていると言えます。
デイトナ(DAYTONA) バイク用インカム COOLROBO(クールロボ) EasyTalk3(イージートーク3) 2個セット 95234
- 出版社/メーカー: デイトナ(Daytona)
- メディア: Automotive
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セルラーライン Interphone tour
スマートフォンやタブレットなどのアクセサリーブランドとして、欧州では有名な「セルラーライン」のインカムが「Interphone tour」です。
通話可能距離が1.5kmと広く、最大20時間通話できるバッテリーライフの長さも魅力のインカムです。
また、まだ日本ではそれほど普及していないブランドなので、他と被るのが嫌な、こだわりのあるライダーにはオススメのアイテムです。
- 出版社/メーカー: Interphone
- メディア: エレクトロニクス
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LEXIN LX-B4FM バイクインカム
僕も愛用している、決して侮れない性能を持つ格安中華インカムです。
7000円代という驚きの破格の価格ながら、最大4人までの同時通話と8時間持つバッテリー、スマホとの連携や実用に耐えうる防水性能など、バイク用インカムとしては必要十分な機能を備えています。
少なくてもソロツーリングユースなら、これ以上の機能は不要ではないか?と思うレベルのインカムで、格安中華ガジェットにありがちな「ここさえ我慢すれば使える」という点は見当たらず、本当に普通に使えるオススメのインカムです。
LX- B4FM バイク インカム 4人同時通話bluetooth インターコムFMラジオbluetooth 4riders 同時通話 高音質 無線機バイク 2種類マイク長時間通話 日本語説明書付き
- 出版社/メーカー: LEXIN ELECTRONICS DESIGN FOR BIKE
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LEXIN バイクインカム 6riders LX-6R
Amazonのバイク用インカムのベストセラー商品で、先に紹介した「LX-B4FM」の前世代に当たるモデルです。
操作性とペアリングに多少の難はありますが、5000円代のインカムで普通にバイクで走りながら会話が出来ること自体がむしろ驚きと言えます。
なお、Amazonのベストセラー商品なだけあって、ネット上にインプレ記事が多数ありますので、多少の問題はググればクリアできます。
LEXINインカム バイクインカム 6riders インカムバイク 高音質 バイク用インカム バイクインカムbluetooth 1年保証 バイク用品 バイク無線機インカム 日本語の取り扱い書付く?
- 出版社/メーカー: LEXIN ELECTRONICS DESIGN FOR BIKE
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バイク用インカムおすすめ10選 まとめ
バイク用インカムを導入すると、確実にツーリングの楽しさと便利さが3速くらいシフトアップします。
仲間と会話しながら走れる楽しさ、スマホの音声ナビが聞ける便利さ、好きな音楽やラジオを走りながら聴ける喜び、ますます週末のバイクライフが待ち遠しくなること間違いなしです。