【秘湯からモール泉まで】北海道の日帰り温泉施設 おすすめ10選

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憧れの北の大地「北海道」そこには数多くの温泉が存在しています。

北海道といえば、どこまでも続く緑あふれる草原や美味しい食べ物、可愛い野生動物との触れ合いなどを想像してしまいがちですが、実は北海道は日本屈指の温泉天国でもあります。

今回は旅人を癒してくれる、北の大地の魅力溢れる「日帰り温泉施設」を紹介してきます。

北海道は日本屈指の温泉大国

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温泉といえば、真っ先に九州エリアを思い浮かべる方が多いとは思いますが、実は北海道は九州のすべての都道府県を上回る、全国一の「温泉地数」を誇っています(251箇所)

つまり、日本最大の温泉天国である九州エリアよりも、北海道の温泉地数は多いのです。

更には、北海道の温泉の「ゆう出量」は、あの「おんせん県の大分」に次ぐ全国2位の数値を誇っています。

このように、北海道が日本屈指の温泉大国であることは、リアルなデータで証明されている事実なのです。

北海道の日帰り温泉施設は相場が安い

北海道の日帰り温泉施設の入浴料はとてもリーズナブルで、平均的な入浴料は500円前後です。

つまり、ワインコインで温泉を楽しむことができるので、1000円あれば温泉の「はしご」も可能です。

しかも、全体的に日帰り温泉施設は広く綺麗で、快適に過ごせる場所が多いです。

北海道の日帰り温泉施設は種類が豊富

無色透明な温泉から白く濁った温泉まで、北海道には実に様々な種類の日帰り温泉施設があります。

中には「石油の匂いがする」というかなり珍しい温泉もあり、近年人気が高まっている「モール泉」の温泉もあります。

特にモール泉の温泉は、日本に数カ所しかないと言われている大変貴重な温泉ですが、実はその大半は北海道に存在しています。

北海道の日帰り温泉施設 おすすめ10選

大の北海道フリークの著者が実際に入った温泉の中から、特にオススメの場所を10箇所ピックアップしてお伝えします。

北海道を代表する温泉が味わえる「登別温泉 湯元さぎり湯」

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北海道を代表する一大温泉地「登別温泉」の、唯一の日帰り温泉施設が「湯元さぎり湯」です。

登別温泉の定番である「硫黄泉」はもちろん、 湯元さぎり湯でしか楽しめない「明礬泉」は絶対に入っておきたい温泉です。

湯元さぎり湯は登別の温泉街の一角に位置しており、無料の駐車場も備えているのでアクセスも良好です。

湯元さぎり湯の詳細情報

住所: 〒059-0551 北海道登別市登別温泉町60
電話番号:0143-84-2050
営業時間:7:00〜22:00(無休)
日帰り入浴料:420円

最果ての地にあるヨード泉の温泉「晩成温泉」

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北海道の大樹町にある「晩成温泉」は、肌に優しい茶褐色のヨード泉の温泉です。

晩成温泉は太平洋に面した最果ての地に位置しており、公共交通機関だけで行くのは非常に困難ですが、泉質がとても良いのでレンタカーを借りてでも行く価値があります。

また、晩成温泉を利用すると、併設のキャンプ場が無料で利用できると言うユニークな特典が付いてきます。

晩成温泉の詳細情報

住所:〒089-1882 北海道広尾郡大樹町字晩成2
電話番号:01558-7-8161
営業時間:9:00〜21:00(4月〜9月:無休 10月〜3月:火曜定休)
日帰り入浴料:500円

良質なモール泉を心ゆくまで楽しめる「HOTEL TAITO」

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釧路エリアに位置する鶴居村は、 特別天然記念物であるタンチョウが訪れることで有名なエリアです。

その鶴居村にある温泉ホテルが「HOTEL TAITO」で、写真家のオーナーが経営するおしゃれなホテルの温泉が日帰り入浴客に解放されています。

美人の湯として雑誌でも紹介されたことのある、TAITOのモール泉の泉質は最高の一言で、ちょうど良い湯加減でゆっくりと温泉を楽しむことができます。

HOTEL TAITOの詳細情報

住所:〒085-1203 北海道阿寒郡鶴居村鶴居西1丁目5
電話番号: 0154-64-3111
営業時間:11:00〜22:00(無休)
日帰り入浴料:600円

北海道で一番高い場所にある温泉「十勝岳温泉 湯元凌雲閣」

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日本百名山である十勝岳の登山口、標高1280メートルに位置する「湯元凌雲閣」は、北海道で一番高い場所にある温泉として有名です。

凌雲閣は温泉宿ですが、日帰り入浴も可能で、異なる2つの源泉から引いた「100パーセントかけ流し」のお湯を大パノラマとともに楽しむことができます。

湯元凌雲閣の詳細情報

住所:〒071-0500 北海道空知郡 上富良野町十勝岳温泉
電話番号: 0167-39-4111
営業時間:8:00〜20:00(無休)
日帰り入浴料:800円

極上のモール泉が味わえる「べっかい 郊楽苑」

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北海道の道東エリアに位置する「べっかい 郊楽苑」は、植物性のモール泉を源泉掛け流しで味わえる贅沢な温泉です。

「べっかい 郊楽苑」は、キャンプ場やスポーツ施設などのレジャー施設が集まった公園の一角に位置しており、夏の間はキャンパーや旅行者で常に賑わっています。

数々の北海道のモール泉の中でも屈指の泉質の良さを持つ温泉は、ぜひ一度体験してみることをオススメします。

べっかい 郊楽苑の詳細情報

住所:〒086-0216 北海道野付郡別海町 別海141−100
電話番号:0153-75-0711
営業時間:11:30〜22:00(無休)
日帰り入浴料:500円

世界自然遺産知床の人気の無料露天風呂「羅臼温泉 熊の湯」

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世界自然遺産の知床は羅臼に位置する「熊の湯」は、無料で利用できる24時間利用可能な露天風呂です。

無料とは言っても、脱衣所と浴槽は男女別に用意されており、女性でも安心して利用できる温泉施設です。

白く濁った温泉はかなり熱めで長く入ることはできないですが、入浴後のなんとも言えないさっぱり感はここでしか味わうことのできない感覚です。

熊の湯の詳細情報

住所:〒086-1822 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
営業時間:24時間
日帰り入浴料:無料

石油の臭いがする全国的にも珍しい温泉「豊富温泉 ふれあいセンター」

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北海道の道北エリアに位置する「豊富温泉」は、全国的にも珍しい石油の匂いがする源泉を持つ温泉です。

アトピー治療にかなりの効能を持つと言われている豊富温泉は、古くから湯治目的の入浴客が全国からやって来る湯治場として有名です。

その豊富温泉の日帰り温泉施設が「ふれあいセンター」で、一般用と湯治用に分けられた温泉はどちらも石油臭が強く、ドロドロとした独特の感触を味わう事ができます。

豊富温泉 ふれあいセンターの詳細情報

住所:〒098-4132 北海道天塩郡豊富町字温泉
電話番号:0162-82-1777
営業時間:8:30〜21:00(元旦休・不定休あり)
日帰り入浴料:510円

干潮時のみ入浴できる北海道屈指の秘湯「水無海浜温泉」

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函館から車で1時間ほどの場所にある「水無海浜温泉」は、干潮時のみ入浴が可能な海の中にある北海道屈指の秘湯です。

満潮時には湯船が海に沈んでしまうので、入浴できる時間は限られていますが、 入浴料は無料なので是非チャレンジしてみましょう。

なお、男女別の脱衣所があり、水着着用可能なので女性でも安心して入浴することができます。

水無海浜温泉の詳細情報

住所:〒041-0605 北海道函館市恵山岬町
営業時間:24時間(ただし満潮時は入れない)
日帰り入浴料:無料

異なる2つのモール泉を味わえる「丸美ヶ丘温泉ホテル」

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帯広市内から車で30分ほどの場所にある「丸美ヶ丘温泉ホテル」は、モール泉が魅力の老舗の温泉ホテルです。

日帰り入浴客用に温泉が解放されており、異なる2つの源泉のモール泉を同時に味わえる贅沢な温泉です。

熱いお湯とぬるいお湯に分かれているので、交互に入りながらゆっくりともモール泉を味わいましょう。

丸美ヶ丘温泉ホテルの詳細情報

住所:〒080-0131 北海道河東郡音更町宝来本通6丁目2
電話番号:0155-31-6161
営業時間:10:00〜23:00
日帰り入浴料:440円

マリモの故郷の共同浴場「まりも湯」

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特別天然記念物のマリモの生息地として有名な阿寒湖にある共同浴場が「まりも湯」です。

「まりも湯」は阿寒湖の温泉街にあるとても小さな共同浴場ですが、お湯は源泉100パーセントのかけ流しを味わう事ができます。

周囲には有名な温泉宿がたくさんありますが、レトロな雰囲気を味わうためにわざわざここで温泉に入る観光客もいます。

まりも湯の詳細情報

住所:〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目4−25
電話番号:0154-67-2305
営業時間:9:00〜21:00(第2第4水曜休)
日帰り入浴料:500円

北海道の日帰り温泉施設 おすすめ10選のまとめ

北海道には数多くの日帰り温泉施設があり、それぞれに際立った特徴があります。

広い北海道を元気に旅するために、夜は温泉にゆっくり浸かり旅の疲れを癒しましょう。

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