数あるタブレットのなかでも、Appleが提供している「iPad」の性能と魅力には目を見張るものがあります。
しかしその種類は意外と多く、始めて購入を検討している人はどれを買うべきかわからないということもあるでしょう。
そこでこちらでは、初めてiPadを買う人に向けて、種類ごとの違いを徹底的に比較してまいります。
自分にぴったりのiPadを見つけて、ぜひ日常に取り入れてみてください。
仕事や勉強にも活かせるタブレットというガジェットは、使わないともったいない機能の塊です。
この機に有効な利用方法を考えて、iPadを使った生活をイメージしてみましょう。
iPadを種類ごとに比較するメリットとは?
iPadならではの魅力を知れる
iPadは、あの先進的な企業Appleが自信を持って提供しているだけあって、さまざまな魅力を備えたガジェットとなっています。
インターフェースや独特の使用感、専用のアプリといった特徴は、iPadならではのものとなるでしょう。
そういった特徴をiPadの種類ごとに比較できれば、その魅力をより知ることにつながります。
「タブレットってなんの意味があるの?」「スマホだけで十分じゃない?」と考えているのなら、ぜひこちらでiPadの種類をチェックしてみましょう。
スマホだけでは体験できない便利さを理解すれば、生活はこれまで以上に快適なものとなるかもしれませんよ。
自分の生活にぴったりのものを選ぶために
iPadは種類ごとにサイズや重量、その他内部のスペックが違ってきます。
そのため選んだ種類によっては性能が過剰だったり、逆にもの足りなかったりすることでしょう。
自分の生活にぴったりのスペックを選ぶことが、iPadを有効に使うポイントになると考えられます。
1つ1つのスペックをきちんと比較して、最適なものを選べるようにしておきましょう。
その際には自分がタブレットのどんな部分を重要視するのかを、いっしょに考えてみるのをおすすめします。
処理速度、持ち運びやすさ、対応アプリ、値段といった項目をチェックして、自分のなかで優先度を決めてみるのがコツです。
iPadは長く使うことができるガジェットなので、なるべく妥協しない選択をするようにしましょう。
手持ちのガジェットと合わせて使える
iPadは周囲のガジェットと合わせることで、よりその真価を発揮できるタブレットです。
MacやiPhoneといったApple製品を使っているのなら、使いやすいiPadも購入してさらに快適な環境を整えてみましょう。
これまでApple製品を使ったことがない人は、逆にiPadをきっかけに周囲のガジェットを揃えるのもおすすめ。
メーカーを1つにまとめることで、仕事や勉強を充実させることができるかもしれません。
そのためにもiPadの種類を把握して、どれが自分に合っているのかを検討してみましょう。
それぞれのiPadの特徴や魅力をチェック!
Appleはこれまで、「iPad」「iPad Pro」「iPad Air」「iPad mini」の4種類を発表してきました。
以下ではそれぞれの大まかな特徴と、どんな人に向いているのかをご紹介していきます。
まずは簡単にそれぞれの違いを確認して、iPad通になってみましょう。
iPad
通常版の「iPad」は、もっともシンプルでスタンダードな構成が売りの端末です。
あらゆる用途に利用できるので、仕事から趣味にまで幅広く活躍してくれるでしょう。
高性能な技術や1つの機能特化するというよりも、オールマイティに使いこなせるという応用力こそiPadの魅力。
明確な目的がないけれど、とりあえずタブレットを所持してみたいという人にもおすすめです。
広い画面では文書作成や資料チェックが捗り、WordやExcelといったアプリも使いやすくなるでしょう。
動画視聴や電子書籍にとっても快適な環境となるため、1台でさまざまな場面をカバーしてくれます。
価格も比較的安めになることが多く、2018年モデルは約4万円から購入が可能です。
同社製品のiPhone Xなどと比べてもかなり安価だといえるので、意外と手軽に導入できるかもしれません。
コストパフォーマンスを重視するのなら、通常版のiPadをチェックしてみましょう。
Appleストアなどで主に取り扱われているiPadは、2017年に発売された第5世代と、2018年から発売されている第6世代の2種類です。
画面サイズや重量は変わらず、画面の解像度やカメラの性能にもほとんど違いはありません。
しかし第6世代は前世代よりも性能の良い「A10 Fusionチップ」の搭載と、「Apple Pencil」に対応しているというメリットがあります。
特にApple Pencilは魅力的で、iPadを本物のノートのように使えるようになるでしょう。
手書きメモや簡単なイラスト作成が可能となるため、文房具の代わりに持ち運ぶことも可能です。
iPadの購入を検討するのなら、Apple Pencilを使うかどうかはしっかりと判断しておきましょう。
iPad Pro
とにかく高性能機を求めるのなら、iPadの上位版「iPad Pro」がおすすめ。
「A10X Fusionチップ」による高い処理能力や12メガピクセルの写真と4K撮影可能なカメラが、仕事や趣味の時間を充実させてくれるでしょう。
「フルラミネーションディスプレイ」「反射防止コーティング」「広色域ディスプレイ」といったiPad Pro独自の技術は、圧倒的に美麗な画面を演出します。
動画や写真を楽しむだけでなく、イラストやデザインの仕事をする人にとっては、そのハイレベルな画面が役に立つことでしょう。
Apple Pencilにも対応しているため、美しい画面を利用して絵や手書きの文書作成も楽しめます。
快適でスムーズなだけでなく、仕事としても通用するクオリティを実現できるので、本職の人にもおすすめできるタブレットです。
他にもiPad Proだけが使える「Smart Keyboard」も、その魅力を引き立てるアイテムの1つとなっています。
iPad Pro本体に直接装着するだけでダイレクトに入力を反映できるこちらの外付けキーボードは、資料作成やメール連絡に利用可能です。
必要なときだけノートパソコンのように使えるため、さらに利用する場面が広がっていくでしょう。
Bluetoothキーボードでは遅延が気になるといった人には、iPad ProとSmart Keyboardの組み合わせが最適になるかもしれません。
またiPad Proにはスピーカーが4つ搭載されていて、他の種類の倍となっています。
高品質な音楽を楽しめるので、少しでも美しい音を求めるのならProがおすすめされるでしょう。
iPad Proのサイズは12.9インチと10.5インチ、そして前世代限定の9.7インチが流通しています。
最大で3インチの差はかなり大きなものとなっているので、用途に合わせて正しく選択するようにしましょう。
12.9インチはiPad Proだけのサイズであり、大型のノートパソコンの画面を思わせます。
マルチタスクや全体像を見渡しながらの作業に向いていて、iPadでも仕事に集中したい人におすすめです。
しかし大画面は携帯性を損なうことになり、外出先への持ち出しが億劫に感じることもあるでしょう。
荷物としてかさばり重量もそれなりにあるので、外での利用が多い人はあらかじめその大きさを確認しておいてください。
自宅では12.9インチ、外出先では他のiPadやiPhoneと使い分けるのも、1つの方法となります。
今はクラウドを通してデータを簡単にやり取りできるので、使い分けはそれほど難しくないでしょう。
一方で10.5と9.7インチは、他の種類と同様に高い携帯性が魅力です。
本体サイズを変えないまま中身の性能をアップさせたい場合は、10.5と9.7インチを検討してみましょう。
iPad Air
2013年に発売されてから未だに根強い人気を誇る「iPad Air」は、これからもユーザーを増やしていくことが見込まれます。
iPadのなかでもトップクラスの薄さと軽さは日常的な利用に向いていて、ストレスなく持ち運びできる端末です。
通常のiPadには採用されていない「フルラミネーションディスプレイ」と「反射防止コーティング」があるので、画面にこだわりを持つ人にもおすすめできます。
ストレージの容量も4種類あり、最大128ギガバイトから最小16ギガバイトまで選ぶことが可能。
容量が少なくてもいいから安価なものがほしい場合も、iPad Airは候補に挙がることでしょう。
カメラの性能やTouch ID、スピーカーなども現役のiPadと遜色ないので、あらゆる場面での活躍に期待できますね。
一方で搭載されているチップは他のものと比べると見劣りし、スペックの差を実感することも増えるかもしれません。
要求スペックの高いゲームやアプリを使う場合は、快適に動かせるかどうかあらかじめ確認しておいた方がいいでしょう。
またiPad Airは、現在Appleストアで新品の取り扱いがなく、整備済製品が出るのを待つしかないのもネックです。
他の通販サイトや家電量販店でも新品の取り扱いがないことも多く、中古品以外を手に入れるのは苦労するかもしれません。
現在は最新のIOSに更新が可能となっていますが、いつ対象外とされるのかがわからないのも不安の1つ。
既に歴史ある端末となっているので、近い将来最新のアップデートを受けられなくなる可能性があります。
その後も使用を続けることはできますが、対応できないアプリなどが増えてくることは間違いないでしょう。
長期的な運用を考慮するのなら、最新のiPadやProの方が魅力的かもしれません。
iPad mini
タブレットのなかでも特別に小さいサイズが魅力の「iPad mini」にも、ここにしかない特徴やおすすめの使い道があります。
7.9インチという絶妙なサイズは、スマホでは小さすぎる、だからといって他のタブレットでは大きすぎるという人たちの需要を満たしているようです。
チップはA8なので現役のiPadと比べれば低いスペックとなりますが、それ以外の部分ではまだまだ利用できる性能を有しています。
iPad Air同様「フルラミネーションディスプレイ」と「反射防止コーティング」を採用し、解像度にも問題はありません。
何よりも片手で使えるサイズ感とiPadのなかで最軽量というメリットは、iPad miniをこれからも押し上げる理由となるでしょう。
デスクではもちろん、寝転がりながらの使用などにも向いているため、プライベートでの趣味をサポートしてくれます。
スマホではできない作業や、なるべく大きな画面で動画や書籍を閲覧したいのなら、唯一無二のサイズを持つiPad miniを検討してみましょう。
今のところ後継機の発売などはアナウンスされていませんが、今後も需要が高いと判断されれば、最新のチップや機能を備えた新型が出る可能性もありますね。
iPad miniに興味があるのなら、新作の噂をチェックしてからの方が、後悔せずに済むでしょう。
iPadのなかでも特に手軽な商品となっているので、ヘビーな使い方を想定していないユーザーに向いているといえます。
逆に仕事や勉強に本格的に利用しようと思ったら、さまざまな面で不満が出るかもしれません。
iPad miniを購入するのなら、とにかくその携帯性と小ささを活かせるような方法を考えてからにしましょう。
メインにするよりも、他のiPadのサブ機として使う方が、iPad miniの良さを引き出せるかもしれませんね。
iPadはどんなタイミングで買うべき?
新作の発表をチェックしてから
iPadは毎年のように、何かしらの新作が発表されています。
これまでの製品がいきなりチープになることはありませんが、それでもなるべく新作のスペックを確認してからの方が、気持ちよく購入できるでしょう。
発表のタイミングはバラバラですが、海外のリークなどをチェックして、iPadの新作情報を定期的に仕入れることをおすすめします。
iPadは新作が毎回最適であるとはいえないので、特に自分に必要でないと思われたら、既存の製品を購入していきましょう。
こまめに買い換えるのもおすすめ
iPadをはじめとしたApple製品は、かなりの高値で売却できます。
そのため新作が出るたびに手持ちのiPadを売って、新しいものに乗り換えるという人も珍しくありません。
それぞれのiPadの良さを知ることができるので、売却の手間やその差額が気にならないのなら、こまめに買い換えるのもおすすめです。
売却する可能性があるのなら、箱などの付属品は綺麗に保存しておくことを忘れないでくださいね。
まとめ
iPadはその種類ごとに、さまざまな特徴と魅力を持ちます。
購入の際には1つ1つ自分の生活にあてはめて、最適と思えるものを選択していきましょう。
性能や価格に差があるからこそ、iPadは多くのユーザーに愛されるタブレットとなっています。
これを機にその使いやすさを体験して、Apple製品の魅力を味わってみてはいかがですか。
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