こんにちわ、さすライダーです。
離島の旅行記シリーズ、今回は数ある日本の離島の中でもメジャーな部類に入る、沖縄の「宮古島」にフォーカスしていきます。
バイクでの日本一周の際に、宮古島の兄弟とも言える石垣島には行ったのですが、ルートと予定の都合上、結局宮古島には行けず、、、さらにその後、当時は沖縄本島からフェリーでバイクを積んでいけた両島は、その後フェリーが廃止になったことにより、事実上飛行機でしかいけない離島になってしまいました。
飛行機でしか行けないというよりは、自分のバイクで行けなくなってしまったことの方が僕はショックで、、、その後なかなか行く機会にも恵まれず、2017年の1月にようやく宮古島に行く事が出来ました。
と、かなり前置きが長くなりましたが、そんな念願叶ってようやく行けた「宮古島」の魅力をお伝えして行きます。
宮古島ってどんな島なの?
宮古島は沖縄県の離島の一つで、沖縄本島からは宮古海峡を超えて約290km、東京からは2040kmの距離にあります。
290kmも離れていると、もちろん沖縄県ではありますが、もはや別の都道府県によう思えてしまいます。
島の面積は158.87平方キロメートルで、大きさとしては日本で18番目の大きさを誇る離島で、人口は約5万人と言われています。
島の主な産業は漁業と観光業で、透き通った綺麗な海「宮古ブルー」が魅力のトロピカルアイランドです。
宮古島は石垣島と人気を二分する沖縄の離島
宮古島と人気を二分する離島が石垣島で、両者はよく比較されたり混同されたりします。
あくまで僕の主観の、両者のざっくりとした違いですが、石垣島は宮古島より観光業が盛んで、各種アクティビティやリゾートホテルなどが充実していて、繁華街も賑やかなイメージです(グァムとかハワイのイメージに近いです)
対して宮古島は、どちらかといえばゆっくりと過ごすイメージで、石垣島ほど観光地化されておらず、各々の過ごし方で楽しむという感じです。
どちらも同じ沖縄の離島で、人気を二分する存在ですが、実際に行ってみると両者は明確にコンセプトが異なるので、なかなか興味深いです。
宮古島へのアクセス方法について
宮古島は現在、飛行機のみでアクセスが可能な離島です。
裏技的な方法で、沖縄本島から船便で行く方法もあることにはあるのですが、ここではあくまで一般的なアクセス方法を紹介していきます(僕も飛行機で行きました)
宮古島は羽田・関空・セントレアの三大空港から、沖縄本島を経由しない直行便が出ているので、距離はありますが、実はアクセスしやすい離島の一つです。
所要時間は羽田からが約3時間(JALとANA)関空からは2時間10分(ANAのみ)セントレアからは2時間30分(ANAのみ)くらいで、それぞれ1日1便のみです。
もちろん、沖縄本島からも宮古島行きの便が飛んでいて、JALが1日9便、ANAが1日5便運行しています(2018年11月現在)
沖縄本島まではLCCが盛んなので、時間のある方はLCCで本島まで飛んで、そこから宮古島を目指す方法もオススメです(時期やキャンペーンによっては直行便の方が安い場合もあります)
また、宮古島と石垣島を結ぶ便も、JALが1日2便、ANAが1日1便運行しています。
ちなみに僕は、贅沢にも羽田からのANAの直行便を、、、マイルで無料で乗らせていただきました(笑)
宮古島の島内移動はレンタカー・バイクがおすすめ
宮古島に限らず、沖縄諸島は完全に車社会です。
よほど小さな離島を除いては、島内の移動は基本的に車・バイクが基本です。
各種ツアーに参加しても、結局は現地まで自走で行くか、ピックアップの場合も車で移動します。
宮古島のレンタカーの価格は本州より相場が安いですし、大抵の宿ではレンタカーとのセットプランがあり、宿泊すると通常よりもお得に借りることが出来ます。
特に、宮古島は「伊良部大橋」という海を渡る絶景の橋が目玉コンテンツなので、それを楽しむためにも車・バイクは必要です。
僕は伊良部大橋をバイクで渡りたかったので、その日はレンタルバイク、残りの日は宿泊したゲストハウスのレンタカーを借りるという方法をとりました。
レンタルバイクは「B.SHOP」というお店で、マジェスティ125ccをレンタルしましたが、丸一日込み込みで4000円くらいでした。
ただし、ヘルメットが、、、南国の離島クオリティだったので、できれば自分の装備を持って行くことをお勧めします(笑)
宮古島の宿泊施設について
宮古島は観光業が盛んなので、宿泊施設に困ることはほぼありません。
仮に何の予約もしないで現地に行ったとしても、街を歩けば至るところに宿泊施設があるので、それはそれで面白い旅になると思います。
いかにも南国らしいリゾートホテル、手頃な価格のビジネスホテル、僕が大好きなゲストハウス、それからAirbnb(民泊)も盛んです。
なお、僕が利用したのは「サクマハウス みやこや」さんというゲストハウスで、妻と2人でドミトリーではなく個室で、しかも2泊で9900円という非常にリーズナブルな宿で、スタッフの方の対応も良くレンタカーも借りられるので、また宮古島を訪れる際はここに泊まろうと思っています。
宮古島の天気と気温について
宮古島はトロピカルアイランドなので、基本的には1年中温暖で、年間の平均気温は23度です。
気候としては、亜熱帯海岸性気候に属し、湿度が高く降水量が多いのが特徴です。
ただし、降水量が多いとはいっても、本州のように長時間シトシトと雨が降るというよりは、スコール的なドバッとした雨が短時間で降るというイメージです。
7月から10月にかけては常に台風のリスクがあり、仮に滞在中に台風に直撃した場合は、絶対に外に出てはいけません(本州のそれとは別次元です)
僕は2017年の1月、つまり冬のど真ん中に宮古島に行きましたが、半袖と長ズボンにビーサンというチャラい格好で余裕で過ごせました(笑)
気温的には18度〜22度くらいで、ビーチで裸足で海に入ったりと、とても冬とは思えなかったと同時に、寒い関東へ戻るがめちゃめちゃ億劫になりました。
宮古島のおすすめ観光スポット5選
僕が実際に宮古島の滞在中に訪れた、宮古島の観光スポットの中から特にオススメの場所を5ヶ所紹介していきます。
距離3540メートルの絶景の無料橋「伊良部大橋」
2015年1月31日、宮古島と伊良部島を結ぶ全長3540メートルの橋「伊良部大橋」が開通しました。
無料で渡れる橋としては日本最長を誇る「伊良部大橋」は、宮古島の綺麗な海を貫く絶景の橋であり、いま宮古島で一番ホットな場所でもあります。
晴れている時は本当に最高で、個人的には車よりバイクで渡ることをオススメします。
また、橋の両側には展望スポットがあり、エメラルドグリーンの海にかかる一本の橋はインスタ映え間違いなしです。
東洋一の白い砂浜「与那覇前浜ビーチ」
宮古島の代名詞とも言える「与那覇前浜ビーチ」は、東洋一とも言われる真っ白いビーチが延々7kmにもわたって続く絶景スポットです。
各種マリンアクティビティが盛んで、宮古島トライアスロンのスタート地点でもある与那覇前浜ビーチは、宮古島を代表する、宮古島を訪れるならMUSTな場所です。
南の島の巨大な露天風呂「シギラ黄金温泉」
僕は沖縄が大好きで、顔が濃いめなので現地で沖縄人と間違えられることもありますが(本当です)そんな僕が、どうしても沖縄で唯一不満なことが「風呂なし温泉なしシャワー文化」なことです。
しかし、ここ宮古島には、大の風呂好きの僕を満足させる温泉があるのです。
ジャングルプールという名の巨大な露天風呂がある「シギラ黄金温泉」は、沖縄では貴重な温泉が楽しめる場所です。
リゾートホテルの温泉施設を、日帰り入浴でも楽しめる場所で、水着を着て浮き輪を付けて楽しむという南国ならでは温泉をエンジョイできます。
湯加減がちょうどよく、ゆったりと浸かりたい場合は純粋な温泉(露天風呂)もあるので、1日たっぷり温泉ライフを楽しむことが出来ます。
日本屈指のインスタ映えスポット「下地島空港17エンド」
宮古島から伊良部大島を含む、2つの橋を渡って行ける「下地島」には、下地島空港という空港があるのですが、そこの赤い桟橋周辺の海がひたすらにヤバいです。
下地島空港17エンドと呼ばれるその場所は、宮古ブルーの海、、、いや、この世のものとは思えない、とにかくひたすら美しい海が広がっています。
どんな人が来ようが、ここに来れば誰でも「ハッとする」ことは間違い無いと断言できる、日本屈指のインスタ映え絶景スポットです。
宮古島の最東端「東平安名崎」
宮古島の最東端に位置する「東平安名崎」は、日本の都市公園百選にも選ばれている絶景スポットです。
宮古島の市街地から、車でだいたい30〜40分でアクセスできる「東平安名崎」は、岬まで続く一本道が、まるでドラマや映画の世界のように見えます。
岬の先端には登れる灯台がありますが、常時強風が吹き荒れているので、絶景ですがくれぐれも注意しましょう。
宮古島のおすすめの食堂・カフェ5選
僕が実際に宮古島で食べた食堂・カフェの中から、特にオススメの店を5ヶ所ピックアップして紹介していきます。
宮古そばの代名詞「古謝そば屋」
宮古島の郷土料理「宮古そばとソーキそば」が食べられる有名店で、そばの他に沖縄風の炊き込みご飯(じゅーしー)も食べることが出来ます。
オススメのメニューは「そばセット」で、宮古そばとじゅーしー、もずくなど、沖縄尽くしのご飯が食べられます。
店内は広く駐車場も完備されているので、旅行者でも立ち寄りやすいお店です。
宮古島の豊かさを味わえる「リッコジェラート」
宮古島で地元民にも観光客にも大人気のジェラートショップが「リッコジェラート」です
使用する材料は全て天然素材・無着色とこだわり抜いたジェラートは、風味が高く、味わい深い一品です。
まさに宮古島の豊かさが生んだジェラートで、地産地消にも一役買っています。
アメリカンスタイルのハンバーガー「ダグズバーガー」
2011年に宮古島にオープンした「ダグズバーガー」は、肉汁溢れる本格的なアメリカンスタイルのハンバーガーが味わえるお店です。
オーナーのダグラスさん(ダグズバーガーの名前の由来)は東京生まれの日本人ですが、カルフォルニア在住のアメリカ人(国籍)という異色の経歴を持ちます。
ここのハンバーガーは本当に美味しく、某ファストフード店やその辺のハンバーガーとはレベルが違いすぎます。
店の雰囲気も良く、また宮古島に行く機会があったら絶対に行きたいお店です。
沖縄のファストフードの定番「A&W」
日本のファーストフードの元祖とも言われる、沖縄のローカルファストフードチェーン店が「A&W」です。
ルートビアという、ビールっぽい名前だけどビールじゃない独特の味の炭酸飲料が人気(?)のお店で、宮古島には2つの店があります。
宮古島ならではという店ではないですが、トロピカルアイランドの宮古島とA&Wのアメリカンな雰囲気がとてもマッチしているので、思わず寄りたくなってしまいます。
幻の至高の一杯をぜひ「100パーセント サトウキビジュース」
宮古島をレンタルバイクでツーリング中、偶然それを発見してしまいました。
沖縄という土地柄、サトウキビジュースという存在は珍しいものではないと思っていましたが、実はかなりレアな存在の、至高の一杯だと知ったのは旅を終えてからでした。
ただサトウキビを絞っただけのジュースが、まさかこんなにも美味しいとは思ってもおらず、妻に関しては余裕でお代わりをかましていました。
場所は宮古島の池間大橋を渡った先の、池間島の入り口付近の寂れたドライブインの一角ですが、営業時間や休業日がまったくもって不明で、Google先生でも情報を把握しきれていない幻のお店です(一杯200円です)
宮古島の観光スポット・天気・レンタカー まとめ
宮古島といえば夏のイメージですが、僕はむしろ冬に宮古島に行くことをオススメしたいです。
本州の寒い冬から宮古島へと飛ぶと、まるで海外に来たかのような開放感を味わうことができます。
観光スポットやご当地料理も豊富なので、できる限りの時間を取ってゆっくりと訪問してほしい離島です。