気持ちのいい潮風を受けながら、時に海沿いの道を、愛車と共に流し、新緑の匂いを感じながら、時に雄大な山のワインディングを、愛車と共に駆け上がる。
そんな、ライダーなら誰もが思い描く、愛車との至福のツーリングシーンを、より楽しく、より快適にするアイテムとして、現代のツーリングで欠かせないアイテムが、スマホやタブレットなどに代表されるガジェット類です。
スマホをナビの代わりに使ったり、タブレットでランチの美味しいお店を探したり、写真をとったり、ビデオをとったり、テントの中の暇つぶしでゲームをしたり、バイク雑誌の電子書籍を読んだり、などなど、、、現代のツーリングでは、ガジェットを導入することによって、より楽しく、より快適にツーリングすることが出来ます。
今回は、そんな現代のツーリングのマストなアイテム、ガジェット類をスマート且つ楽に積載できる、TANAXのデジバッグプラス ワンショルダーというシーリングバックを紹介します。
- 体に身につけるバックはツーリングの必須アイテムのひとつ
- ガジェット類の収納場所は現代のライダーの悩みのタネ
- ガジェット類の収納が前提のワンショルダータイプのツーリングバック
- TANAX デジバッグプラス ワンショルダーの各種スペックについて
- ガジェット類の他に貴重品とツーリングマップル(R)まで収納できる余裕の収納サイズ
- 若干気になる点はあるが総合的には「とても使える買い」のバック
体に身につけるバックはツーリングの必須アイテムのひとつ
ガジェット類はもちろん、貴重品などを収納する際に、伊豆や箱根の週末日帰りツーリングでも、キャンプ道具満載の北海道ロングツーリングでも、最低限ライダーの体に直接身につけるバックは、必須のツーリングアイテムです。
もちろん、シートバックやサイドバック、パニアケースなどに、ガジェット類や貴重品を入れるのもありですが、ちょっと立ち止まった際に、これからの走行ルートを調べたり、コンビニや道の駅で休憩したり、観光地で観光する際に、いちいちバックからガジェット類や貴重品を取り出すのは、かなり面倒な作業です。
なので、ガジェット類や貴重品の収納は、やはり今回のショルダーバックなどのように、常にライダーの体に身につけるバックに収納するのが、最もスマートな方法です。
ガジェット類の収納場所は現代のライダーの悩みのタネ
スマホやタブレットなどを、ナビの代わりとして、バイクのハンドルにマウントしているライダーは、かなり多いと思います。その際はもちろん、走行中は全く問題ないですが、休憩や観光をする際など、バイクを一時的に降りる場合は、防犯上ガジェット類は取り外しておくのが無難です。
そんな時に、ライダーが悩むのがどこにガジェット類を収納しておくかです。
ライディングジャケットや、ライディングパンツのポケットなどに、そのままガジェット類を放り込んでおくのは、落下のリスク上あまり得策じゃないし、かといって、財布などの貴重品と一緒に、ショルダーバックやウエストバックに収納しようにも、財布の金具などで、ガジェットの液晶に傷がつく可能性もあります。
そして、特にスマホは、ツーリング中はカメラとして使う機会が多いので、休憩時やバイクを降りて観光する時などに、写真を撮るために、常に取り出しやすい位置に収納したいと思うのが、ライダーの本音だったりします。
そして、そんなライダーのガジェット類の収納の悩みを解決するのが、今回紹介するバイク用品TANAXのデジバッグプラス ワンショルダーです。
ガジェット類の収納が前提のワンショルダータイプのツーリングバック
デジバッグプラス ワンショルダーは、バイク用品の老舗メーカーであるTANAXが作った、肩に引っ掛ける、ワンショルダータイプのツーリングバックです。
見た目は、ありふれたツーリングバックですが、デジバッグプラス ワンショルダーの最大の特徴はガジェット類の収納を前提に作られていることです。
まずは、バックの外側とメインの収納部に、iPad miniや7〜8インチのAndroidなどのタブレットを収納できるスペースがあります。もちろん、傷つき防止素材で作られた専用スペースなので、タブレット本体や液晶画面に傷がつくことはありません。
そして、スマホの収納場所が実によく出来ていて、スマホ用の専用ポーチが、メイン収納スペースとは別に、ライダーの正面の胸あたりに位置するようになっています。
つまり、いつでもスマホがすぐに取り出せる位置で、写真を取る際に非常に便利です。
TANAX デジバッグプラス ワンショルダーの各種スペックについて
まずは、TANAXのデジバッグプラス ワンショルダーに収納できる、ガジェット類のサイズについて説明します。
収納できるスマホのサイズは【160mm × 82mm ×15mm】までのスマホ、タブレットのサイズは【205mm × 138mm × 13mm】までの大きさのタブレットを収納できます。
なので、ほとんどのメーカーの6インチくらいまでのスマホ、 iPad miniや7〜8インチまでのタブレットなら、余裕で収納が可能です。
カラーバリエーションは【ブラック、ブルー、モスグリーン、マゼンタ】の4種類です。
バック本体の他に、前述したスマホ収納用の専用ポーチ、バックをより安定させるためのサポートベルトが付属しています。
ガジェット類の他に貴重品とツーリングマップル(R)まで収納できる余裕の収納サイズ
TANAXのデジバッグプラス ワンショルダーは、コンパクトなフォルムながら、2.5Lの収納容量を誇ります。ガジェット類を安心して収納できるのはもちろん、貴重品やツーリングマップルなども余裕で収納できます。
とくに、ツーリングマップルは、防水加工を施してある大判サイズのツーリングマップルRまでもが収納できる余裕があります。
さらに、ツーリングマップルを収納した上で、財布などの貴重品や、ガジェットのケーブル類、夜間時に役立つハンディライトなどを入れても、まだ余力がある収納力を誇ります。
これなら、日帰りツーリングの場合は、このバックと小ぶりなシートバックだけで十分です。
デジバッグプラス ワンショルダーは、ライダーに密着する上に、スリムなシルエットなので、シートバックとの干渉もほとんど気になりません。
ただし、調子に乗って、あまりに荷物を積みすぎると、当然肩に負担がかかるので、くれぐれも荷物の入れすぎにはご注意を。
仮に肩が疲れてしまった場合には、デジバッグプラス ワンショルダーは、左右リバーシブル対応なので、反対の肩に差し替えることも可能です。
若干気になる点はあるが総合的には「とても使える買い」のバック
TANAXのデジバッグプラス ワンショルダーは、かなり使い勝手の良いツーリングバックですが、今後改善して欲しい、気になるポイントもいくつかあります。
まずは、バック自体が防水非対応なことが挙げられます。もちろん、専用のレインカバーはありますが、なぜか本体とは別売なので、これは最初からパッケージに入れて欲しかったというのが本音です。
また、ガジェット対応バックを謳うなら、メインの収納スペースに、例えばケーブル類を入れる仕切りのようなものがあると更に良かったのと、バイクの鍵を引っ掛けられるキーホルダーは、ぜひ追加して欲しいところです。
最後に、専用のスマホポーチですが、走行中に位置がずれることが結構あるので、もっと位置が安定するような工夫が欲しかったのも、惜しい点ではあります。
しかし、現代のツーリングの必需品であるガジェット類を、安心且つ確実に収納できて、その上貴重品とツーリングマップルまでも一緒に収納できる恩恵はかなり大きいです。
荷物が増えてきたり、風が強くて安定しない場合は、同梱のサポートベルトでよりバックを安定させることもできます。
さぁ、愛車とお気に入りのガジェットと、TANAXのデジバッグプラス ワンショルダーを用意して、便利で楽しい、快適なツーリングに出かけましょう。
タナックス(TANAX) MOTOFIZZ ワンショルダーバック【デジパックプラス】 ブラック MFK-229
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