こんにちわ、バイクツーリング愛好家のさすライダーです。
ツーリングの最大の楽しみは「愛車と見知らぬ場所を走る」ことですが、今でこそスマホナビ全盛の時代ですが、ちょっと前までは「ツーリングマップル」を見ながら旅するのが主流でした。
そして、そのツーリングマップルを走行中に見ることが出来て、、しかも荷物の収納まで出来る「タンクバッグ」は、まさにバイクならではのバッグと言えます。
以前よりは見る機会が減りましたが、それでもまだまだ現役の「タンクバッグ」を紹介していきます。
バイクならではの便利バッグ「タンクバッグ」とは?
タンクバッグはその名前の通り、バイクのタンクの上に装着するバッグのことです。
今でこそバイク用ナビや、スマホナビが気軽に利用できる時代ですが、一昔前のバイクのナビといえば「ツーリングマップル」一択でした。
そのツーリングマップルを、走行中でも見やすい位置に収納するために生まれたのが「タンクバッグ」で、バッグの上はクリアポケット(ツーリングマップル用)その下が荷物収納スペースになっている構造が王道パターンです。
また、バイクを降りた時に、タンクからサッと取り外せるバッグなので、貴重品の収納スペースとしても重宝されています。
現在ではスマホナビの普及により、ツーリングマップルよりも、スマホの収納をメインとしたタンクバッグや、スマホをハンドルにマウントするという前提で、荷物の収納だけに特化したタンクバッグも増えています。
タンクバッグの4つの取り付け方法について
タンクバッグは主に4つの取り付け方法があり、装着する愛車のタンクの状態によって選ぶ必要があります。
マグネット式タンクバッグ
最もオーソドックな取り付け方法で、タンクバッグのマグネットの磁力で、バイクのタンクに固定する方法です。
タンクの素材が鉄のバイクであれば、ほとんどの車種に装着することが可能で、装着も取り外しも比較的簡単です。
ただし、タンクに砂埃などの、ちょっと硬めのゴミがついていると、マグネットによって傷がつく場合もあります。
吸盤式タンクバッグ
マグネットの代わりに吸盤を使って、バイクのタンクに貼り付ける方法です。
アルミニウムや樹脂製のタンクを持つバイクにも装着可能ですが、天候や気圧によって吸引力が左右されることがネックです。
ベルト式タンクバッグ
バイクのタンクにベルトを装着して、タンクバッグとバックルで固定する方法です。
ベルト式だけのタンクバッグもありますが、大抵はマグネット式や吸盤式と併用されるケースが多いです。
アタッチメント式タンクバッグ
車種別の専用アタッチメントを、タンクの給油キャップ付近に取り付けて、そこにワンタッチでタンクバッグを取り付ける方法です。
脱着が簡単な上に、タンクの素材にも影響されず、更には傷をつける心配もなく、一見完璧な方法に思えますが、取り付け出来る車種がかなり限られています(主に大型モデル)
タンクバッグは購入前に必ず試着を!
タンクバッグを購入する際は、バイク用品店などで、一度愛車に現物を取り付けてみること(試着)をオススメします。
何故なら、タンクバッグの大きさや形によっては、愛車のハンドルなどに干渉する場合があるからです。
また、マグネットや吸盤で取り付けるタイプは、接触点が愛車のタンクにマッチしているか?ベルト式であれば、ベルトを装着出来る場所があるかをチェックしておく必要があります。
ただし、アタッチメント式のタンクバッグであれば、車種に間違さえなければ、試着しなくても大丈夫です。
タンクバッグ選びのチェックポイント
実際にタンクバッグ を選ぶ上でのチェックポイントを解説していきます。
タンクバッグのスマホやタブレットの対応をチェック
元々はツーリンマップルを入れるのがタンクバックですが、スマホやタブレットの普及により、これらのガジェットに対応しているタンクバッグが一気に増えています。
スマホやタブレットを入れるのに、最適なサイズのポケットや、タッチパネル対応のクリアポケット、防水仕様のタンクバックなど、ツーリングマップルよりスマホ・タブレット派のライダーなら、これらの対応状況は要チェックポイントです。
タンクバッグに容量アップ機能があるかをチェック
ツーリングは時に、行きよりも帰りの荷物が増えることがあります。
ついつい旅先で買ってしまったものや、職場や家族へのお土産、予想外の寒さで買った防寒着などがそれに当たります。
そんな時は、容量をアップできるタンクバッグが便利で、増えた荷物に対応できる心強いアイテムとなります。
タンクバッグの防水性能をチェック
先に説明したスマホ・タブレットを使う場合はもちろん、ツーリングマップルや貴重品を入れる場合でも、タンクバッグの防水性能は大切です。
タンクバッグの防水機能は、バッグ自体が防水対応ではなく、専用のレインカバーによって雨を凌ぐ場合が多いので、あらかじめレインカバーの場所や取り出しやすさをチェックしておきましょう。
タンクバック以外のバッグとしても使用可能かをチェック
タンクバッグは貴重品を入れることが多いので、バイクを降りた際に持っていくライダーが多いバッグです。
また、ツーリングマップルを入れている率が高いので、休憩時にルートを見るために持っていくケースもあります。
そして、こういった「持ち出し需要」があるので、タンクバックの中にはウエストバッグになったり、ショルダーバッグになったり、バックパックになったりと、バイクを降りた際に持ち運びしやすい形状に出来るものがあります。
このようなタンクバッグであれば、バイクを降りた際に便利ですし、普段は違う使い方をすることも出来ます。
Amazonで購入可能なおすすめタンクバッグ10選
Amazonで購入可能なタンクバック の中から、特にオススメの10モデルをピックアップして紹介していきます。
タナックス MOTOFIZZ タンクバッグGT
ツーリングバックの王道メーカー「タナックス」の定番タンクバッグです。
広いクリアポケットには、ツーリングマップルはもちろん、iPad Airを入れることも出来ます。
メインスペースの容量は10Lから16Lにアップが可能で、バックのサイドには便利なコインケースが装備されています。
全体的な使い勝手もよく、さすがは定番モデルと言えるタンクバッグです。
タナックス(TANAX) タンクバッグGT モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MFK-001
- 出版社/メーカー: タナックス(Tanax)
- 発売日: 2011/05/31
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
タナックス MOTOFIZZ オフロードタンクバッグ3
オフ車特有のタンク形状にマッチする、オフローダーにオススメのタンクバッグです。
強力なマグネットとベルトを併用することにより、激しいオフロード走行でもバッグを安定して固定することが出来ます。
また、クリアポケットの面積が広いので、乗り方によって地図の位置をアレンジすることが可能です。
タナックス(TANAX) MOTOFIZZ オフロードタンクバッグ3(デジカモ) [4.5L] 【品番】 MFK-082C
- 出版社/メーカー: タナックス(Tanax)
- 発売日: 2014/09/09
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
コミネ バイク ツーリングタンクバッグ
コストパフォーマンスに優れた、扱いやすいコンパクトなタンクバッグです。
メインスペースの容量は、5.2Lから7.8Lにアップが可能で、日帰りや一泊二日程度のツーリングなら、必要にして十分な容量を誇ります。
マグネットとベルトを併用した取り付けが可能で、レインカバーも付属しています。
コミネ KOMINE バイク ツーリングタンクバッグ ブラック フリー (5.2~7.8L) 09-214 SA-214
- 出版社/メーカー: コミネ(Komine)
- 発売日: 2013/04/15
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
ラフアンドロード タンクバッグ デュアルライディングタンクバッグF.C.
ツーリングマップルとスマホ、タブレット端末とスマホというダブルマッピングが可能なタンクバッグです。
アナログ派、デジタル派のどちらのライダーも納得できる仕様で、メインスペースも10Lから12Lに容量アップが可能です。
また、コインケースやレインカバーなどの装備も充実しており、タンクバッグ の一つの完成形とも言えるモデルです。
ラフアンドロード(ROUGH&ROAD) タンクバッグ デュアルライディングタンクバッグF.C. ブラック W24XD35XH12-17cm RR9224
- 出版社/メーカー: ラフアンドロード(ROUGH&ROAD)
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
GIVI バイクタンクバッグ MT505 容量5L タンクロック 94562
バイク用ハードケースメーカー大手「GIVI」のアタッチメント式タンクバッグです。
タンクの給油キャップに、車種専用のアタッチメントを取り付けることにより、ワンタッチでタンクバックの脱着が可能です。
タンクバッグは、ハードタイプからソフトタイプまで様々なバリエーションがあり、その日の気分でバッグを変えることも出来ます(アタッチメントは共通)
GIVI(ジビ)【イタリアブランド】 バイクタンクバッグ(MT505) 容量5L タンクロック 94562 高性能&スタイリッシュデザイン
- 出版社/メーカー: GIVI(ジビ)
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
マートヴァスト 大容量 MB08 バイク用タンクバッグ
Amazonで実売2000円台で手に入る、格安の大型タンクバッグ です。
容量アップ機能、レインカバー、コインケースなどの小技は網羅した上で、手軽な価格に抑えていることは、素直に素晴らしいの一言です。
また、赤・青・黒と3種類から選べるカラーバリエーションも魅力です。
大容量 MB08 バイク用タンクバッグ 自転車用タンクバッグ ツールバッグ タンクバッグ レインカバー付 通勤/通学/ツーリングに! レインカバー付 強力マグネット式 レッド
- 出版社/メーカー: マート ヴァスト
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
DOPPELGANGER ライダーズ タンクバッグ MINI
現DODの「ドッペルギャンガー」が作ったバイク用タンクバッグです。
スマホをハンドルにマウントすることを前提とした、ナビゲーション機能を省いたタンクバッグで、そのため軽量・コンパクトな作りになっています。
また、なんと2秒でタンクから取り外し可能な独自機構「バレットフラップ」を採用しています。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ライダーズ タンクバッグ MINI マグネット式 2秒で取り外し (容量7?) DBT440-BK
- 出版社/メーカー: DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
ゴールドウイン タンクバッグ4 スポーツシェイプマグネット
レーシーでスタイリッシュなデザインのタンクバッグ です。
スリムな形状のタンクバッグなので、スポーツバイクのエッジの効いたタンクでもフィットします。
マグネットとベルトを併用した、確実な取り付けが可能で、ワインディングのスポーツ走行でもバッグがズレることがありません。
GOLDWIN(ゴールドウイン) タンクバッグ4 スポーツシェイプマグネットブラック×レッドGSM17613
- 出版社/メーカー: ゴールドウイン(GOLDWIN)
- 発売日: 2016/03/01
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
DEGNER マグネット式タンクバッグ
クリアポケットに入れるものを、スマホだけに絞ることにより、極限までコンパクトになったタンクバッグです。
財布や小物程度は収納出来るスペースが確保されており、レインカバーも付属しているので雨の日も安心です。
また、マグネット部分が可動出来るようになっているので、バイクのタンク形状に合わせて取り付けることが出来ます。
DEGNER(デグナー) ハードケース付きのスマートフォンも収納可能 マグネット式タンクバッグ レッドパイピング NB-142MAG
- 出版社/メーカー: DEGNER(デグナー)
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
RSタイチ マップタンクポーチ
昔ながらのオーソドックなタイプのタンクバッグです。
通常のツーリングマップルはもちろん、大型のツーリングマップルRも収納出来るクリアポケットを備えています。
通常はマグネット方式での取り付けですが、オプションで吸盤方式に切り替えることも出来ます。
RSタイチ(アールエスタイチ)マップタンクポーチ ブラック 容量3L RSB303
- 出版社/メーカー: RSタイチ(RSTAICHI)
- 発売日: 2011/09/09
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
マップル収納に便利なおすすめタンクバッグ まとめ
タンクバックはバイクならでのは「味のある」バッグです。
スマホナビはとても便利ですが、今度のツーリングはタンクバッグにツーリングマップルを入れて走ってみてはいかがでしょうか?