960点保持者が厳選!TOEIC初心者(英語初心者)におすすめの参考書12選

f:id:y-trc:20180613031631j:plain

TOEICの参考書はとても多いので、初めてTOEICを受けられる方や英語が苦手な方は、どの参考書を選べば良いのか迷っているのではないでしょうか。

そんな参考書選びに迷っている方のために、当記事ではTOEIC初心者(=英語初心者)におすすめの参考書を計12冊(+α無料アプリ)をご紹介します。

ちなみに、TOEICには「TOEIC Listening & Reading Test」、「TOEIC Speaking & Writing Tests」、「TOEIC Speaking Test」、「TOEIC Writing Test」、「TOEIC Bridge Test」の5種類があります。

当記事で紹介する参考書は、TOEICで最も一般的な「TOEIC Listening & Reading Test」となります。

まずはTOEICの出題形式を知ろう!

f:id:y-trc:20180613031701j:plain

初めてTOEICを受験する方は、そもそもTOEICがどのような試験なのか、どのような問題が出されるのか、解答時間はどのくらいなのか、分からないことだらけだと思います。なので、まずはTOEICの出題形式を理解しておきましょう。

リスニング

100問

約45分間

リーディング

100問

約75分間

TOEICは、音声を聞いて問いに答える「リスニング(Part1〜4)」と文章を読んで問いに答える「リーディング(Part5〜7)」の2つのセクションに分かれていて、それぞれ100問(計200問)を計120分で解いていきます。

<リスニング>

Part1

写真描写問題

(6問)

1枚の写真に関する4つの説明文が音声で流れ、その中から最も適切なものを選択する。

Part2

応答問題

(25問)

1つの質問または文章に最も相応しいものを3つの答えから選ぶ。

Part3

会話問題

(39問)

2人または3人の会話が音声で流れる。問題用紙に印刷された設問を読み、4つの答えの中から適切なものを選ぶ。

表や地図などの視覚情報と音声情報に関連するものを4つの答えから選ぶ。

Part4

説明文問題

(30問)

アナウンスや放送のナレーション、電話メッセージ、商品・サービス紹介などの音声が流れる。問題用紙に印刷された設問を読み、4つの答えの中から適切なものを選ぶ。

<リーディング>

Part5

短文穴埋め問題

(30問)

1文の中で空白にされた部分に最も適切な語を4つの答えから選ぶ。(単語・熟語・文法の知識が問われる)

Part6

長文穴埋め問題

(25問)

長文の中で空白にされた部分に最も適切な語を4つの答えから選ぶ。(単語・熟語・文法の知識が問われる)

Part7

読解問題

(49問)

広告や記事、メール、注意書きなどの文書を読み、設問に対して最も適切なものを4つの答えの中から選ぶ。(読解力が問われる)

このように、リスニング・リーディングともにPartによって出題形式が異なります。各partの特徴を理解した上で勉強する(対策をとる)ことで効率が上がるので、TOEIC初心者の方は、実際に出される問題を解いてみることから始めましょう。

TOEICの出題傾向が分かる参考書

TOEICの出題傾向を紹介している参考書には、実にさまざまなものがありますが、そのほとんどが非公式で、TOEICの出題傾向を著者が独自にリサーチしたものです。

つまりはほとんどの参考書が信憑性が高いとは言えないわけです。なので、まずはTOEICが公式に出版している「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」を参照するようにしましょう。

非公式でないものの、しっかりとリサーチされて信憑性の高い参考書もあります。それが「TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問」です。公式本で物足りないという場合には、こちらの参考書も買っておくことをおすすめします。

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

f:id:y-trc:20180613032344j:plain

TOEICテスト公式問題集は、TOEICの運営元であるETS(Educational Testing Service)が出版している参考書です。

公式問題集であることから、リスニング・リーディングともに、本番のTOEICさながらの問題が掲載されています。掲載される問題数はテストの2回分(200問×2)。

また、TOEICでは多国籍の英語音声が流れますが、リスニング参考書の多くが綺麗なアメリカ英語が収録されているので、多国籍の英語に慣れることができません。

しかし、こちらの公式問題集ではしっかりと多国籍の英語が収録され、CDトラック一覧表からどの国の発音かを確認することもできます。このことから、TOEICの問題形式に慣れるには最も適した参考書となります。必ず購入しておきましょう。

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

 

TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問

f:id:y-trc:20180613032412j:plain

TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問は、TOEIC参考書の著者として広く知られているヒロ前田氏が手掛けたもの。

非公式ではありますが、TOEICの出題形式や問題がしっかりとリサーチされていて、数ある模試(問題集)の中で最高のクオリティーと言えるかもしれません。

上記の公式問題集ではテスト2回の収録ですが、こちらは3回分(200問×3)が収録されていて価格が安いので、コストパフォーマンスも申し分ありません。

また、公式本よりも解説が詳しいので、どのように勉強していけば良いのかが明確に分かります。ただし、公式本よりも問題の難易度がやや高く、この点に関しては私的にマイナス評価です。

しかし、問題のクオリティーが非常に高く、手引き本としてかなり活用できるので、手にしておいて損はありません。

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問

 

TOEIC初心者におすすめの「単語帳」

TOEICの出題傾向を掴んだ後は、英語の基礎固めに移ります。基礎がなくては高得点は期待できないので、TOEICでよく出る必須の英単語を覚えていきましょう。

初心者の方は600点が一つの目標になりますが、600点を目指すなら単語数は派生語も含めて約5,000語です。5,000語というと多いように感じますが、高校卒業までにすでに2,000〜3,000語ほど学んでいるので、残り2,000語ほどを覚えるだけです。

とはいっても2,000語を短時間で覚えるのは至難の業。なので、効率を最大限に考慮して、覚えやすく、頻出単語が多く掲載されている単語帳を選ぶのがポイントです。

私がおすすめするのは、「世界一わかりやすい TOEICテストの英単語」と「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」の2冊。

1冊だけで十分カバーできますし、2冊とも使うと混乱する可能性があるので、それぞれの特徴から、ご自身に合っている方を選ぶようにしましょう。

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

f:id:y-trc:20180613032429j:plain

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語は、現在スタディサプリの講師を務める関 正生氏が手掛ける英単語帳で、タイトルの通り“分かりやすい”というのが大きな特徴。

世に出ている英単語帳には、一つの単語に複数の意味(多義語)が掲載され、本格的に英単語を覚えるなら必要ではありますが、TOEIC初心者の方は混乱してしまう可能性があります。

その点こちらの英単語帳では、重要な意味が1つだけ掲載され、しかもかみ砕いた言葉で分かりやすく解説されているので、スムーズに英単語を覚えることができます。

もちろん、掲載されている英単語はどれもTOEICの本番でよく出るものばかり。図も多用されているので、効率的かつ飽きずに覚えることができます。

なお、音声CDは付録していませんが、こちらのサイトから無料ダウンロードが可能です。本書に記載のIDとパスワードを入力して、ダウンロードしておきましょう。

こんな人におすすめ!

  • 文字だけで覚えるのが苦手な方
  • 楽しみながら覚えたい方
世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

 

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

f:id:y-trc:20180613032502j:plain

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズは、TEX加藤氏が幾度となくリサーチを重ねて完成させた「高頻出単語帳」となります。

本書には図はなく、単語・解説・フレーズ(穴埋め)で構成されていますが、単語とフレーズはどちらも実際にTOEICの本番でよく出るものばかりで、その精度は随一と言えるかもしれません。

高頻出の単語を収録しているものは多々ありますが、フレーズまで高頻出なのは本書くらいでしょうか。

音声は、こちらのサイトから無料ダウンロードができます(課金もあり)。本書を買わずともダウンロードできるので、試しにダウンロードしてみるのも良いかと思います。

こんな人におすすめ!

  • 本番までに時間がないという方
  • 英単語の勉強に効率を求める方
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

 

TOEIC初心者におすすめの「文法」参考書

基礎固めとして、単語とともに重要なのが文法です。文法が身についていなければ、リーディングはもちろん、リスニングも高得点が望めません。

しかし、文法は非常にやっかいで混乱することが少なくありません。そのため、詳細かつ分かりやすく書かれている参考書を選ぶのがポイントとなります。

TOEIC初心者の方におすすめなのが、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」、「総合英語Forest 7th Edition」、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」の3冊です。

英語を一から手っ取り早く学び直したいという方はまずは前者1冊を、中学英語は完璧だという方は後者2冊の参考書で勉強しましょう。

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。

f:id:y-trc:20180613032750j:plain

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。は、中学英語(3年分)を復習するための文法書で、イラストを多用して非常に分かりやすく解説されています。

また、練習問題も掲載されていて、付属する2枚の音声CDに練習問題すべての英文が収録されているので、単調にならず楽しみながら復習することができます。

英文法の基礎中の基礎しか書かれていないことから、ある程度英語ができるという方には物足りないかもしれませんが、英語を忘れたという方には最良の文法書です。

中学英語を一から学び直したいという方は、本書を必ず手にしておきましょう。そして、本書で中学英語を完璧に覚えた後は、下記2冊の文法書に移行しましょう。

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

  • 作者: 学研教育出版,山田暢彦
  • 出版社/メーカー: 学研プラス
  • 発売日: 2011/04/12
  • メディア: 大型本
  • 購入: 8人 クリック: 44回
  • この商品を含むブログを見る
 

総合英語Forest 7th Edition

f:id:y-trc:20180613032523j:plain

総合英語Forest 7th Editionは、TOEIC対策としてだけでなく、英検や高校・大学受験など、あらゆる場で活用できるオールマイティーな文法書です。

高校や塾などの教育機関でも使用されているので、多く方が一度は総合英語Forestの名を聞いたことがあるのではないでしょうか。それほど有名な文法書です。

本書には655ページにのぼる膨大な量に、英語の読解にあたって必須となる文法が網羅されているので、本書のみで文法をマスターすることができます。

ただし、網羅しすぎて少し複雑になっている印象は否めません。また、分厚いために持ち運びが不便という点も私的に少しマイナス評価です。

それでも内容は数ある文法書の中で最も充実していると言えるので、文法を学ぶなら本書は外せません。必ず1冊持っておきましょう。

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

 

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

f:id:y-trc:20180613032539j:plain

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問は、文法を覚えるというよりも、文法問題に慣れるための参考書です。

タイトルにあるように、TOEICのリーディングセクション(Part5)の特徴を踏襲した文法問題が1000問(実際には1049問)収録されています。

Part5特化型の文法書となりますが、クオリティーが非常に高く、約1000問を繰り返し解いた後には、間違いなくPart5で高得点がとれます。(Part6・Part7にも好影響)

ちなみに、本書のような問題集を利用する場合、問題を解くだけ解いて終わりにしてしまう方がおられます。これでは単なる実力チェックになってしまい、文法の習得に至りません。

約1000問あるので時間がかかりますが、本書を利用する場合には、必ず解けなかったところは解説をみて疑問を払拭し、後にしっかりと復習するようにしましょう。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

 

TOEIC初心者におすすめの「リスニング」参考書

TOEICは全般的に、リーディングよりもリスニングの方が点数をとりやすいので、手っ取り早く高得点をとりたいならリスニングに力を入れるべきです。

もちろん、リスニング力を鍛えるためには、単語と文法は欠かせません。単語と文法を勉強しながら、リスニング力を鍛えていきましょう。

ただし、TOEIC初心者におすすめできるリスニングの参考書はほとんどありません。というのも、非公式の参考書は難しい(複雑な)ものが多いためです。

なので、まずは英語に慣れるために「英語学習アプリ」を利用し、TOEIC本番でのリスニングのテクニックを身につけるために「CD-ROM付 TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」を利用するのがおすすめです。

そして、総括として「公式TOEIC Listening & Reading」などの公式本で、TOEIC本番のリスニングに慣れましょう。

TOEICリスニングの勉強に最適な「英語学習アプリ」

TOEICのリスニングセクションで収録されている音声や問題は、日常生活でよく使われる簡単な単語・熟語のみなので、高得点を取るためには難しく考えずに、とにかく英語の音声に慣れることが大切です。

英語に慣れていない場合、初めは単語を聞き取るのにも苦労しますが、続けていけば1語から2語へ、2語から3語へ、最終的には1文全体を聞き取ることができるようになります。

結局のところ毎日続けて聞いて慣れることが何より大切なので、楽しんで聞けるものが最適。個人的におすすめなのが下記の3つのアプリです。

いずれも会話のバラエティが豊富で飽きずに聞き続けられます。また、基本的に無料で使えるので、必ずダウンロードしておきましょう。

CD-ROM付 TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

f:id:y-trc:20180613032558j:plain

TOEICのリスニングセクションは、次々と音声が流れるので、ゆっくりと考えながら解いていくことができず、答えに迷うと取りこぼしてしまう可能性があります。

この問題を解決するために必要になるのが、時間配分や問い・答えに関する法則といったテクニックです。そんな数々のテクニックを収録しているのが本書。

「WH疑問文に対するYes/Noの応答は瞬時に消去する」など、あらゆるテクニックが収録されているので、本書を読めば本番で迷わずスムーズに解けるようになります。

そしてスムーズに解けるようになれば、簡単な問題の取りこぼしが防げるばかりか、難しい問題で考える時間が増えて、結果的に得点UPにつながります。

ちなみに、タイトルに「直前」とありますが、テクニックはTOEICの問題集に活かすことができるので、出来るだけ早めに習得しておくことをおすすめします。

CD-ROM付 TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

CD-ROM付 TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

 

公式TOEIC Listening & Reading問題集(シリーズ)

f:id:y-trc:20180613032616j:plain

公式TOEIC Listening & Reading問題集は、TOEICの運営元であるETSが出版している参考書です。すでに紹介した「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」の別バージョンとお考えください。

本書にはTOEICテスト2回分(400問)の問題が掲載され、リスニングでは本番と同様に多国籍の英語音声が収録されています。

「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」だけでも良いと思いますが、何度も解いて、それでもまだ時間があるという場合には本書を利用すると良いと思います。(現在までにシリーズ3冊発行)

本書のようなリスニングの問題集を利用する場合、1度だけで終わらさないようにしましょう。①問題を解く、②誤答した箇所の解説を読んで理解する、③時間を置いて再度解く、というように繰り返し使って、誤答を確実に減らすようにしましょう。

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 1

 
公式TOEIC Listening & Reading 問題集2

公式TOEIC Listening & Reading 問題集2

  • 作者: Educational Testing Service
  • 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
  • 発売日: 2017/02/17
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3

 

TOEIC初心者におすすめの「リーディング」参考書

リーディングというと、TOEICの本番においてはPart5、Part6、Part7すべてを指しますが、Part5は完全な文法問題になりますので、ここでは主に長文読解が必要となるPart6とPart7を指すことにします。

実際のところ、出版されているリーディングの参考書はどれも難しく、初心者向けではないので、リーディング参考書を無理して買う必要はありません。

ここまで紹介したETSの問題集だけで十分です。何度も繰り返し解けば、それだけで長文や出題傾向に慣れていきます。

それにPart6やPart7が長文読解とは言っても、単語や文法が分かれば解ける問題も多いので、リーディングよりも単語や文法に時間を割くべきです。

ただ、単語も文法もたくさん習得していて、ETSの問題集も何度も解いて復習したという場合には、さらなる得点UPを目指すために下記の参考書がおすすめです。

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

f:id:y-trc:20180613032636j:plain

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディングは、TOEICの本番で予想される問題が5回分収録された問題集で、ETSの公式問題集に匹敵するほどに、本番さながらの問題が掲載されています。

おそらく非公式の問題集(リーディング)としては、最もクオリティーが高いかもしれません。しかもリーディングのみですが5回分もあるので、コストパフォーマンスも申し分ありません。

ただし、TOEICの本番よりも少し難しく作られている印象を受けました。解説はかなり詳しく書かれているので、本書を何度も解けば本番で楽に解けるようになります。

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング

  • 作者: 加藤優,野村知也,Paul McConnell,中村紳一郎,Susan Anderton
  • 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
  • 発売日: 2017/02/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

お金がない方、本番まで時間がない方は厳選しよう!

f:id:y-trc:20180613031733j:plain

ここまででご紹介したTOEIC初心者のおすすめ参考書は、計12冊(アプリを除く)になりますが、すべての参考書を購入すると2~3万円ほどの出費になってしまいます。

また、すべての参考書を用いて勉強をすると、かなりの時間がかかってしまい、本番まで時間がない方は手がつけられなかったり、しっかりと復習することができません。

なので、お金がない方や本番まで時間がない方は、計12冊のうちから厳選する必要があるかと思います。個人的には「単語帳1冊」、「文法1~2冊」、「リスニング1冊」「問題集3冊程度」がおすすめ。これで6~7冊に抑えられます。

単語帳

  • 世界一わかりやすい TOEICテストの英単語
  • TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

※楽しみながら覚えたい方は前者、効率を重視したい方は後者

文法

  • 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
  • 総合英語Forest 7th Edition

※中学英語の復習が必要ないなら後者のみ

リスニング

  • CD-ROM付 TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

問題集

  • 公式TOEIC Listening & Reading 問題集1
  • 公式TOEIC Listening & Reading 問題集2
  • 公式TOEIC Listening & Reading 問題集3

リスニングとリーディング専用の参考書は、基本的に必要なく、問題集を繰り返し解くだけで十分です。リスニングにおいては、すでに紹介した無料のアプリを積極的に利用し、片手間でもいいので毎日聞くようにしましょう。

もちろん、12冊ともTOEICの参考書として良本なので、お金がある方、本番まで時間がある方は、すべて揃えておくことをおすすめします。

この記事を書いた人