【VPN】中国で使用できるおすすめVPNはコレ!最新2019年版


中国ではVPNの規制が厳しくなっています。
中国に行ったことがある人はVPNについてはある程度ご存知だと思いますが、これから行く予定がある人は知っておく必要があります。
今日は、VPNとは何か?また中国で使えるおすすめのVPNについてもご紹介していきます。

VPNとは?


VPNはVirtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の頭文字をとったもので、仮想の専用線を使ったネットワーク空間を指します。
専用線を設けることでセキュリティ上、安全な経路でやり取りすることができ、データの改ざんや盗聴といった脅威から守ることができます。

中国ではVPNが必須の理由

日本ではあまりなじみがないVPNですが、中国ではVPNが必須なのです。
中国では、政府当局によってネット監視が常に行われています。
Googleのサービスを始め、TwitterやLINEといったSNSも中国では遮断されてしまって使うことができません。
俗にいう「金盾(グレートファイアウォール)」といわれる中国で実施されているインターネット情報閲覧ブロッキングシステムが働いているためです。
グレートファイアウォールは、中国国内でのインターネット利用者に対し、中国政府に不都合となる情報にはアクセスできないようにフィルタリングする機能を果たしています。
これにより、中国国内から海外のサイトを閲覧することやSNSサービスを使用することができず、VPNが必須になっているというわけです。

中国でVPN規制が強化されている

2017年に中国では新しくサイバーセキュリティ法が成立し、ネット規制がより強化されはじめています。
10月には大規模な規制があり、そこで多くのVPNプロバイダーのサーバーがブロックされてしまいました。
また、2018年の間にも何度かVPNサーバーのブロックが行われ、現在使用できないVPNが結構あるということです。

中国でのVPN規制これまでの流れ

2017年6月にはサイバーセキュリティー法が施行

インターネットに関して、中国の主権確保・安全保障のために制定された法律です。
このサイバーセキュリティー法が施行された後は、政府機関に登録して、きちんと認可を受けたVPNサービス以外利用できないというコメントが発表されました。

2017年10月無料VPNサービスに規制

以前は「Betternet」や「ネコVPN」といった無料のVPNサービスも使用できていたのですが、10月以降使えなくなってしまいました。
※ネコVPNは一部では使えるという情報も!

2018年4月には有料VPNも規制対象に!

2017年のサイバーセキュリティ法が成立して以降、次々と厳しい規制がありましたが、2018年に入ってから有料VPNサービスにも使用できなくなるものが出てきました。
業界ではリーズナブルな価格で、中国在住の日本人にも人気だった「ホープムーンVPN」も使用できなくなってしまいました。
政府に認可を受けていないVPNは人気であってもすべてNGということで、結構厳しい取り締まりが行われているようです。

中国で使用できるおすすめVPN

それでは、どのVPNサービスが中国で使うことができるのでしょうか?
実際に使用できるVPNサービスとその特徴をまとめました。

セカイVPN

www.interlink.or.jp
利用料金:1ヶ月1,080円(2ヶ月の無料お試し期間付き)
接続可能な国:日本・アメリカ・ドイツ・台湾・韓国
同時接続できる台数:3台
日本人に人気があるVPNサービスです。
1ヶ月1,080円と比較的リーズナブルで、2ヶ月の無料お試し期間がついているのはうれしいですね。
20年以上インターネット事業を行っている会社なので安定感は抜群です。
セキュリティーレベルが高く、安定性も良いです。
日本語サポートがついているので安心。

ExpressVPN

www.expressvpn.com
利用料金:1ヶ月$12.95/12ヶ月契約$8.32(毎月)
接続可能な国:2,000箇所、94か国
同時接続できる台数:3台
海外人気が一番高いのがこちらのVPNサービスです。
通信スピードが速く、セキュリティもしっかりしています。
ExpressVPNが最速という意見もあり、信頼度でいったらNO.1でしょう。
また、接続可能な国が94か国、2,000箇所もあるというのがすごいですね。
30日間の無料お試し期間あり。

NordVPN

nordvpn.com
利用料金:1ヶ月$11.95/3年契約$2.75(毎月)
接続可能な国:3,011箇所、59か国
同時接続できる台数:6台
料金、通信スピード、セキュリティ対策とすべて高評価を得ているのがこちらのVPNサービスです。
総合すると最も人気の高いVPNといえるでしょう。
一番のウリはなんといっても料金の安さ。
1ヶ月だと11.95ドルとほかのVPNサービスとあまり変わりませんが、3年契約で2.75ドルとグンと安くなります。
セキュリティは軍事レベルで対策を行っており、安心して利用できると評判です。
また、日本語対応しているのもありがたいです。
30日間の無料お試し期間あり。

月餅VPN

geppeivpn.asia
利用料金:1ヶ月920円
接続可能な国:記載なし
同時接続できる台数:3台
中国の規制に強いシャドーソックスという接続方式を採用しています。
定期的にアップグレードしており、規制に屈しない姿勢で評価されています。
月額920円と安く、無料お試し期間は1週間ついています。

IPVanishVPN

www.ipvanish.com
利用料金:1ヶ月$10.00/1年契約$6.49(毎月)
接続可能な国:750箇所、61か国
同時接続できる台数:5台
セキュリティは最高レベル、VPNサービスの会社としては老舗です。
中国の規制強化の際でもクリアした強いVPNサービスといえます。
価格も毎月10ドルほど、1年契約すれば6.49ドルとかなり価格が抑えられます。
無料お試し期間は7日間です。

まとめ

VPNサービスは昨今中国で規制強化が進み、使っていたものが使えなくなってしまった…という話を耳にすることが増えました。
はじめから、規制に強いVPNサービスを選んでおくと安心ですね。
今回ご紹介したVPNサービスは2019年4月現在、問題なく使用できているということです。
中国に行く予定のある方、移住する予定のある方は、これからの動きに注目しつつ、サーバーが安定し、通信速度の速いVPNサービスを選んでみてくださいね。

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