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クラウドワークス評価100超えのWebライターがおすすめするライティング本8選


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Webライターは文字を扱う仕事であるため、有益な本を読んで日々インプットを行うことはとても重要な作業となります。

それは既に周知の事実であるようで、私はフリーランスのWebライターになる前は書店と古書店で働いていましたが、ライター向けに作られた本を多数見かけることがありました。

それだけWebライターと本は、切っても切れない関係であることがうかがえるでしょう。

実際に私も多数の本を読み、現在進行形でさまざまな書籍に触れていますが、本はライターの仕事に良い影響を与えていると感じられています。

今こうして専属のライターとして働けているのも、本を読む習慣があってこそだといえるかもしれません。

そのためこれからWebライターとしての活動を始める方々にも、読書の習慣化をおすすめしたいと思います。

特にライターに勧められる本を8冊厳選しましたので、これから本気で仕事に取り組もうと考えている方はぜひ役立ててみてください。

また今回は、いわゆる「ライターになるためには?」「ライターとして働く技術」といった指南書は含めていません。

それよりもなるべく実践で使える本を選出していますので、本当に役に立つものを探しているのなら参考にしていただけると嬉しいです。


Webライターへのおすすめ本8選

1.20歳の自分に受けさせたい文章講義

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

「嫌われる勇気」の大ヒットで知られるフリーライター古賀史健さんによって書かれた文章読本であるこちらは、タイトルの通り早めに読むことをおすすめしたい内容となっています。

主に「書きたいのに書けない」というモヤモヤを抱えた人に向けられた本であるため感覚的に理解しやすく、読書に慣れていなくても読み進めるのが苦痛ではないのが特徴です。

Webライターを目指して文章を学び始めたばかりの頃には、うってつけの教科書となるでしょう。

「生理的に嫌いな文章に注目する」や「10年前の自分に語りかける」といった独自の視点も面白く、読んでいると思わずハッとさせられることも多々ありました。

キャリアのあるフリーライターならではの「感覚」のようなものを読み取れるので、Webライターにとっては1つの指標になるかもしれません。

またこちらの本は、いずれ間違いなくやってくるであろうライターとしてのスランプを脱する際にも役立つため、本棚に置いておくと長く支えとなってくれるでしょう。

文章を書くことの基本や心構えがわからなくなってしまったときは、20歳の自分に受けさせたい文章講義を読んで、もう一度初歩の立ち位置に戻ることがおすすめです。

毎日文章を書くことが当たり前なWebライターに刺さる言葉がたくさん載っているので、新鮮な気持ちを取り戻すきっかけになることでしょう。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

2.日本語のレトリック―文章表現の技法

日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)

基本的にWebライターは、癖のない文章を求められることが多いです。

隠喩や直喩といった技術は読む側にとっての邪魔になるだけで、文字数稼ぎにしかならないと考えるクライアントが大半だからでしょう。

そのため日本語の表現方法を学ぶ「日本語のレトリック―文章表現の技法」のような本は、ライターの役には立たないのではないかと考えられるかもしれません。

しかし文章における技法を知っているかどうかは、実際のライティングに大きく影響すると思われます。

文章の技法を実際に仕事で利用することがなくても、ただ単純に知識として蓄えておけば、記事のなかに広がりを持たせることができるのです。

教養としてこちらの本を読み込んでおくことは、将来的にもプラスになるかもしれないので、この機会にレトリック表現をまとめてチェックしておきましょう。

こちらの本は岩波ジュニア新書であるため、どちらかと言えば子供向けの本となっています。

しかしレトリック1つ1つに詳しい解説がついていて、大人が読んでも十分読み応えのあるものとなっているのが特徴です。

初めて知るであろう技法も満載なので、1つの面白い読み物としてもおすすめができるでしょう。

先に言及した通り、Webライターの仕事の多くは個性的な文章や独特の書き方を嫌う傾向があります。

それでもある程度実績が伴ってくると、逆に「自由に書いてほしい」という依頼を受けることもあるのです。

そういったクライアントはあなたにしか書けない文章や着眼点を求めているので、多少のレトリックや表現技法はむしろ歓迎されることが多いでしょう。

いずれ来るかもしれないそういった「個性を求められる依頼」のために、早くからこちらの本で表現に関するスキルを溜めておくこともおすすめですよ。

またこれは少し突飛な話ですが、レトリックによる個性的な文章を書く技術は、将来AI(人工知能)に対するライターの大きな武器になるかもしれません。

現在AIは目覚ましい進歩を見せていて、多くの業界で人間に変わって仕事を行えるのではないかと噂になっています。

Webライター業も同じく、将来的にはAIが書く文章との競争になるかもしれません。

そんなとき「自分にしか書けない文章」があれば、自信を持って仕事を続けることができるでしょう。

日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)

日本語のレトリック―文章表現の技法 (岩波ジュニア新書)

3.伝わっているか?

伝わっているか?

ちょっと偉そうなイルカが言葉やアイデアの伝え方を教えてくれるユニークな本で、Webライターにも応用できるノウハウがたくさん詰まっています。

会話文で進行していくストーリーはすごく読みやすいので、それだけでも仕事の参考にしたくなるような本です。

絵や図を使って説明してくれるため頭に入りやすく、何よりも饒舌なイルカの話に引き込まれて、いつの間にか色々な知識を得ることができるでしょう。

コピーライティングとWebライティングは大きく異なる職業ではありますが、言葉という観点で見れば共通している部分も多く、良い部分はどんどんマネしていくべきだと私は思います。

伝わっているか?はそんなコピーライティングの根底に触れる最高の入門書だといえるかもしれないので、この機にぜひチェックしてみてください。

言葉のボキャブラリーに悩んだときのヒントにして、より伝わる言葉を文章のなかに編み込んでいきましょう。

伝わっているか?

伝わっているか?

4.アイデアのつくり方

アイデアのつくり方


Webライターの仕事のなかには、構成から記事の方向性まで自分で作成することを求められるものもあります。

そういった仕事を任せられるようになったときのために、こちらの「アイデアのつくり方」を読んでオリジナリティを生み出す準備をしておきましょう。

わずか100ページ前後の短い本ですが、その内容は非常に濃密かつ新鮮なものとなっているので、Webライターを始める前にはぜひ読んでいただきたいものとなっています。

いくつかの事例にそって段階的に語られるアイデアの作り方は、ライターの日常のなかに「考える時間」を作りだしてくれるでしょう。

それは自分だけの文章を書くきっかけになるので、より高いクオリティを追い求めることにつながっていくかもしれません。

私もある音楽メディアで記事を執筆していますが、内容やテーマはすべて自分で考えて1からつくるのが基本です。

そういった仕事においては月並みな内容を書いて注目されないのが何よりも怖いので、この本で学んだアイデアの作り方を参考に自分だけの記事を書くように意識しています。

この本がなかったら、記事の内容を決めるのにもっと時間がかかるか、もしくはまったく仕事にならなかったかもしれません。

それだけ影響力に期待できる本なので、Webライターとしてさまざまな仕事にチャレンジするときはぜひ手元に置いておくことをおすすめします。

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方


5.フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方
フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方


Webライターに限らずフリーで働くすべての人におすすめできるこちらの本は、今後独立して個人で仕事を続けていく可能性が少しでもあるのなら迷わずチェックしておきましょう。

フリーで働くための知恵やメリット、その他ライフスタイルに関するあらゆる情報がまとめられているので、この本がWebライターとしての将来を考える大きな一歩になるかもしれません。

読んでいると仕事だけじゃなく日々の生活についてどのような考え方を持つべきなのかがわかってくるため、安定した仕事を見つけるためのヒントにもなります。

本格的にWebライターで稼いでいきたいという人は、じっくりと読み込んで自分の将来に反映していきましょう。

この本に書かれている通り、今後は会社勤めばかりではなくフリーランスを中心とした自由な働き方が進んでいく可能性は十分にあります。

そんな未来が訪れたときのために、あらかじめ本から新時代の仕事スタイルを学習していくのもおすすめです。

私もこの本で書かれている「仕事と時間の曖昧な関係」に触発されて、自宅での働き方を見直したことがあります。

実際に働くときに問題となるリアルな点がたくさん取り上げられているので、フリーランスに興味があるなら一読してみてはいかがでしょうか。

フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方

フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方

6.文体の科学

文体の科学


文章についてより本格的に、哲学的に書かれているこちらの本は、直接的にWebライターの仕事に役立つことは少ないかもしれません。

しかし言葉を分解することに集中した内容はすごく魅力的で、機会があるなら少しでも読んでみてほしいと思います。

あまり気軽に読めるものではないかもしれませんが、考えながら文章を読むことにも言及しているため、より幅広い読書体験につながる可能性を秘めた本です。

ちょっと難しい本に挑戦してみようと思えるときにでも、文体の科学のことを思い出してください。

「同じ文章を本で読むのと携帯の画面で読むのとではどう違うのか」といった実験的な内容も多く扱っているので、普段何気なく見ている文章についての考え方が変わってくるかもしれません。

世の中にある文章の多様さにも驚くことができるので、Webライターに必要な見識を高められるでしょう。

文体の科学

文体の科学

7.ミステリーの書き方

ミステリーの書き方 (幻冬舎文庫)


日本のミステリー小説家が普段どうやって文章を書いているのかを、インタビュー形式で載せている本です。

Webライターが書く記事と小説はまったく別物ですが、作家がどのようなライフスタイルで仕事をしているのかといった内容は参考にしやすいことでしょう。

小説好きの人はもちろん、これまであまり本を読まずにいた人も、この本が新しい読書を始めるきっかけになるかもしれません。

作家の面白いエピソードも満載なので、資料としてではなくまずは物語を読むつもりで触れてみるのもよいのではないでしょうか。

気軽に多数の考え方を読み進められるという点がこの本のメリットであるため、読んでいるうちにいくつもの発見ができるかもしれません。

活字に触れることは単純に文章を作る際の刺激となるため、執筆意欲を高められるような気になる作家をピックアップしてみるのもおすすめです。

ちなみに同タイトルで海外作家をまとめたものもあるので、日本人以外が書いた本に興味があるのならそちらもチェックしてみましょう。

ミステリーの書き方 (幻冬舎文庫)

ミステリーの書き方 (幻冬舎文庫)

8.類語国語辞典

ことば選び実用辞典 (ビジネスマン辞典)


今はインターネットで簡単に言葉の意味や類語を調べられるため、辞書や辞典の価値は低下しているといわれています。

けれどWebライターとして毎日文章作成を行うのなら、信頼できる「類語国語辞典」を一冊読んでみることがおすすめです。

インターネットはこちらから検索してようやく1つの言葉を引き出すだけですが、類語辞典は1ページめくるだけでたくさんの言葉を読者に提示してくれます。

手軽に言葉を手に入れるという意味では、インターネットよりも辞書や辞典の方が実は魅力的であるのかもしれません。

言葉の新しい使い方や意味を知ることは、それだけ執筆のパターンを増やすことにつながり、ライターとしてのスキルになります。

机の上に辞典があるとそれだけで気持ちが引き締まることもあるので、形から入るタイプの人は類語辞典の購入を検討してみてください。

ことば選び実用辞典 (ビジネスマン辞典)

ことば選び実用辞典 (ビジネスマン辞典)

Webライターが本を読むことで得られるメリットとは?

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読書経験が自分のなかにない文章を引き出す

ライターの書く文章の多くは、これまで自分が読んできた経験からつくられているように思えます。

スマホのおかげであらゆるサイトやブログの文章を読む機会が増えたので、自信を持ってライティングを行える人も多いことでしょう。

しかしそういったWebでの読書経験だけでは、そのうち文章のスタイルが似たりよったりのものとなってしまうかもしれません。

同じような文章や記事ばかりでは仕事の範囲が限定されてしまい、何よりもずっとライターを続けていく上で面白くないでしょう。

だからこそときどきは勉強のつもりで、色々な本を読んでみることをおすすめします。

仕事にアウトプットできる経験を積み重ねていければ、Webライターとして長く活動していくこともできるでしょう。

お手本になるような文章に出会えるかも

仕事のお手本にできるような文章に出会う可能性こそ、Webライターにとって本を読む最大のメリットとなるでしょう。

「こんな文章を書きたい」と思えるような本を見つけることができれば、それを目標に日々の執筆を行うことができます。

まだ自分らしい文章が定まらない最初の頃こそ、できるだけたくさんの本を読んでレパートリーを増やしていきましょう。

言葉のリズムや文章の感覚を学ぶには、習慣化された読書が何よりも重要です。

Webライターとして実際に働き始めると、ゆっくりと本を読む時間を確保するのが難しくなるかもしれないので、今後順調にスキルアップしていくためにも早いうちから本を読むことに取り組んでいきましょう。

まとめ

Webライターのためになる本を8冊ご紹介させていただきましたが、これはまだほんの一部に過ぎません。

なのでこの記事をきっかけにして、ぜひ自分なりに役に立つ本を探してみることをおすすめします。

本を読めば読むほどライターの仕事に応用できるスキルは増えていくので、積極的に本を手に取って技術や知識の発見に努めていきましょう。



この記事を書いた人

syunkin
ガジェット、書籍、仮想通貨などを専門に執筆しているフリーライターです。
新しい情報を読む楽しさを、少しでも提供できたらうれしく思います。