こんにちわ「ライダー & ライター」の「さすライダー」です。
とってもややこしい肩書きだと、自分でも自覚しております。
早速ですが、レーダー探知機の商品レビューや動画を早く見たい方は、今から続く非常に長い前置きを飛ばして、次の見出しへとお進みくださいませ。
では、前置きを語ります、、、僕は今までバイクで日本を2周、オーストラリアを1周していて、バイクでの総走行距離は、だいたい15万キロくらいになりますが、今まで一度も事故ったことはなく、つまりは安全運転に勤めています。
交通違反は一度、長崎の山奥の田舎で、踏切一時停止違反をやってしまったことはありますが、それ一回きりでした、、、そう、あの時までは。。。
忘れもしない、2017年の北海道ツーリング、普通に郊外の道を気持ちよく走っていたら、突然目の前に「止まれ」の旗とお巡りさん、、、そうです、いわゆるネズミ捕りにひっかかかってしまったのです。
人生で初めての経験だったので、一瞬頭がフリーズしかけましたが、、、なるほど、バイクを大型バイクに変えてはじめての、しかもスピードが出やすい北海道ツーリングだったので、自分が思っている以上にスピードが出ていたのでしょう。
すっかり意気消沈した僕は、その後「警察、取締」などとググっては、スピード取り締まりの何たるかを学ぶのでした。
もちろん、自分がスピードを出さないことが一番ですが、なんせバイクがR1200GSなので、、、なかなか気を付けていても、難しい時もあるというのが正直なところです。
スピードを出そうじゃなくて、出ちゃってるんですよね。。。。
そして、2018年、、、SSTRという某大型ラリーイベントに参加した帰り、僕は富山県の田舎道で再びネズミ捕りに引っかかりました(涙)
この時は、周りの交通ペースに合わせていたので、正直あまり納得がいくものではありませんでした。
なので「もうこれは、自分で気を付けるだけではダメだな、そもそもバイクが目立つバイクだし、意識していてもスピードが出てしまうときがある以上(常にスピードだけに気を配っていたら、それもまた危ない)何らかの対策が必要だ!」と思ったのです。
そう思っていたら、ついにある時、見つけてしまったんです、バイク用のレーダー探知を、しかもバイク用品メーカーの老舗「デイトナ」の「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」というブツを。
これはもう運命だと思って、早速今年(2018年)の北海道ツーリングから導入したので、実際にネズミ捕りを探知した動画付きでレビューしちゃいますよ。
おそらく、過去最高の前置きの長さに付き合っていただき、ありがとうございます!ここからがようやく本番でございます。
ちなみに、2回のネズミ捕りで失ったお金(罰金)の合計は約25000円で、今回レビューするレーダー探知機がAmazonで買える金額でした(備えあれば何とやらですね)
- デイトナ製バイク用レーダー探知機「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」とは?
- デイトナ製バイク用レーダー探知機「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の開封の儀
- 実際に「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」を使ってみた
- 「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の初期設定はほとんど必要ない
- GPS情報のアップデートは必ず実施する
- レーダー探知機本体のバイクへの取り付け(BMW R1200GSの場合)
- 実際役に立つのは「Hシステム、LHシステム、スピード取締」で警報はかなり正確
- 実際に走ってみると、場所によっては結構な頻度で警報が鳴る
- たまに探知しない時もあるのはご愛嬌です
- 警告音が鳴るので液晶画面はOFFでも問題なし(インカムとのブルートゥース接続)
- 「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の操作性は正直かなり悪い(笑)
- 本体のバッテリーの持ちと充電しながらの使用について
- 「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の防水性能は全く問題なし
- 一度使うと手放せなくなってしまうが、、、(レビューとは関係がない精神論です)
- 実際に警察の取締(ネズミ捕り)を探知した瞬間を捉えた動画
- デイトナ製バイク用レーダー探知機「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」レビュー まとめ
デイトナ製バイク用レーダー探知機「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」とは?
今回僕が手に入れたバイク用レーダー探知機は、デイトナ製の「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」という商品です。
レーダー探知機の老舗メーカー「コムテック」との共同開発のレーダー探知機なので、間違いないが無い商品だと思い手に入れました。
デイトナのバイク用レーダー探知機は、液晶画面がないモデル「MOTO GPS RADAR EASY」という商品もありますが、こちらはブルートゥースで警告音をインカムに飛ばすことが出来ないので、僕はブルートゥースが使える液晶画面付きの「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」をチョイスしました。
なお、両者の価格の開きは、正規価格で12000円くらいの違いです。
DAYTONA(デイトナ) バイク用GPSレーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 94420
- 出版社/メーカー: デイトナ(Daytona)
- 発売日: 2016/07/19
- メディア: Automotive
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そもそも、発売元のデイトナってどんな会社?
静岡県に本社を置く株式会社デイトナは、主にバイク用のパーツやアクセサリー、インカムや今回のようなレーダー探知機などの機器を企画・開発・販売している、老舗のバイク用品メーカーです。
僕も愛用している、あのバイク用ハードケースの大御所「GIVI」の代理店でもあります。
社名の「デイトナ」は、毎年アメリカはフロリダ州の「デイトナビーチ」で開催される、超ビッグなバイクイベント「デイトナウィーク」から取ったと言われています。
僕自身、バイクカバーや防犯ロック、電熱ベストなどのデイトナ製品を数多く愛用しているライダーの一人ですし、おそらくデイトナ製品を一度も購入したことがないライダーの方が珍しいのではないか?と思うくらい、ライダーにとっては大変馴染みのある会社です。
バイク用のレーダー探知機はそもそも少ない
カー用品店に行くと、レーダー探知機は専用売り場があるくらい、カー用品としては一般的なアイテムですが、それがバイク用のレーダー探知機となると、かなりレアな代物になります。
バイク用を謳うレーダー探知機は、少ないながらもあることはありますが、常に振動に晒され、場合によっては雨風にも晒される過酷な環境ゆえに、本当に大丈夫なのかな、、、と思ってしまうのが正直なところです。
その点、このデイトナの「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」は、バイク用品メーカーのデイトナ製というだけで、ライダー的には安心して使えます。
というより、現状はおそらくこれしか選択肢がないと思われます。
液晶画面が付いていて、音声はブルートゥースで飛ばせる
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」には液晶画面がついていて、見た目にも各種警報が分かりますし、警告音はブルートゥースでインカムに飛ばせるので「せっかくレーダー探知機を買ったのに警報に気がつかない」という事はありません。
インカムがない場合でも、専用のヘルメットスピーカー(有線です)が付属していますので、そこも問題ありません。
バイクでも車でも使える防水仕様のレーダー探知機
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」はバイクはもちろん、車でも使用が可能です。
とすると、意味合いとしては「車用のレーダー探知機に振動対策と防水機能が施されたもの」と言えるかもしれません。
僕のように、車もバイクも所有しているライダーは、車でも使えるのでお得感が増しますし、濡れてもいいとなると、むしろ普通の車のレーダー探知機より扱いが楽と言えます。
ちなみに「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の防水性能は「IPX7」相当の性能を誇ります。
DAYTONA(デイトナ) バイク用GPSレーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 94420
- 出版社/メーカー: デイトナ(Daytona)
- 発売日: 2016/07/19
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デイトナ製バイク用レーダー探知機「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の開封の儀
2年連続でネズミ捕りにハマってしまった僕は、藁にも縋る想いで、今か今かとレーダー探知機さまをお待ちしておりました。
はやる気持ちを抑えながら、早速Amazonから届いた現物の開封の儀を執り行いました。
バイク用品のパッケージって、見ただけでテンション上がっちゃうのは、きっと僕だけではないはずです。
なかなか素敵なデザインのパッケージを開けてみると、中から出てきたのは「本体、ヘルメット用スピーカー、スピーカー固定用ファスナー、充電ケーブル、延長ケーブル、説明書」という内容でした。
後から説明する、GPSデータの更新に使うSDカードは付属していないので、別途用意する必要があります(16GB以下のmicroSDHCカード)
バイクと車への取り付けステーは別売になっていて、正直ヘルメットスピーカーを入れるくらいなら、ステーを入れて欲しいと思います。。。
本体の大きさは、小さめのスマホといった感じで、重量は思っていた以上に軽いです。
実際に「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」を使ってみた
今回の最大の目的は「北海道ツーリングでこれを試す!」ことだったので、初期設定やバイクへのステーの取り付けを除いて、本番までは一度も使わず、全てぶっつけ本番で試しました。
結果としては、素直に手に入れて良かった!と思っているので、分かったことや思ったことを、全てアウトプットしていこうと思います。
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の初期設定はほとんど必要ない
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」は、バッテリー駆動型のレーダー探知機なので、まずはバッテリーの充電が必要です。
充電は専用のケーブルで行う必要があり、ここはマイクロUSBなどの汎用的な規格にして欲しかったというのが正直なところです。
また、充電器は付属していないので、充電だけなら0.5A以上、充電しながら使う場合は1A以上の出力のUSB充電器が必要で、この場合はバイクにUSBポートが必要になります。
充電時間は説明書記載で約3時間とありますが、僕はもっと早い印象を受けました。
本体の初期設定はほとんど必要がなく、電源を入れて立ち上げると、勝手にGSPレーダーが作動して、勝手に警報してくれます。
設定するとすれば、例えば画面の明るさや音量などの基本的な設定を自分なりに合わせる、必要な警報と必要じゃない警報のON・OFFをする程度です。
例えば、このレーダー探知機は、信号無視取り締まりポイントや過積載取り締まりポイント等も教えてくれるのですが、それらは僕的には不要だし、警報の回数が増えるのでOFFにしておくといった感じです。
設定できる項目自体は多いですが、とりあえず使う分には何もいじらなくても問題ありません。
DAYTONA(デイトナ) バイク用GPSレーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 94420
- 出版社/メーカー: デイトナ(Daytona)
- 発売日: 2016/07/19
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GPS情報のアップデートは必ず実施する
このレーダー探知機には、今までコムテックが培ってきたオービスや、警察の取り締まり地点のGPSデータが入っていますが、それは定期的に更新されているので、データを常に最新のものにしておく必要があります。
せっかく「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」を手に入れても、最新のGPS情報が入っておらず、結果として、、、になってしまったら元も子もないので、これは必ず実施しておきましょう。
ちなみにGPSデータの更新料は永年無料とされています。
GPSデータの更新に必要なものは、パソコンとSDカードなので、つまりパソコンがないとGPSデータの更新はできません。
SDカードは安いですが、さすがにパソコンを持ってないライダーは、これのためにパソコンを買うのは難しいと思うので、誰かに借りるか漫画喫茶などを利用するのがいいかと思います。
更新データは、コムテックのホームページから、指定のデータをSDカードにダウンロードして、そのSDカードをレーダー探知機本体に入れて更新するという流れです。
作業工程自体はとても簡単ですが、ここで僕は一つの壁にぶち当たりました。
GPSデータの更新は、コムテックの専用の無料アプリをパソコンにダウンロードして行うのですが、そのアプリが「Windows対応」とのみ記載されていたのです。
僕は根っからの、神様仏様Apple様の信者なので、当然パソコンはMacな訳です。
しかし「もしMacで使えなかったら、面倒だな、、、まぁ、まずはやってみようか、、、」と思ったら、割とあっさりと問題なく更新データのダウンロードが完了しました。
おそらくですが、Windows対応というよりは、Macでの動作検証をして無いだけだと思われます。
なので、今回僕が検証した結果はMacでも大丈夫でしたが、あくまで動作保証対象外となるので、Macユーザーの方は万が一の際は大嫌いなWindowsを使う羽目になるかもしれない、、、と頭の片隅に入れておいてください。
はい、僕はWindowsが大嫌いです、触れたくもありません( ・∇・)
ちなみに、更新前の本体のGPSデータは2016年のものでしたで、やはり更新してよかったと思います(2年分の新しいデータをロスしていたことになります)
なお、SDカードはあくまでGPSデータの更新だけに使うもので、他に使う用途はなく、しかも、本体にカードを挿入したままだと防水キャップが閉められないので、データの更新が終わったら必ず外しておきましょう。
レーダー探知機本体のバイクへの取り付け(BMW R1200GSの場合)
無事に初期設定とGPSデータの更新を終えたので、次はバイクへの取り付けに移ろうと思います。
バイクへの取り付けは、別売りの純正ステーを購入しようと思いましたが、それはミラーに取り付けるタイプのステーで、かなり振動を拾うというレビューを見たのと(車種によると思います)M10タイプのミラーに取り付け可能となっていたのですが、果たしてBMWのバイクはM10タイプのミラーなのか?そもそもM10ってなんだ?だったので、僕は別なステー、というよりマウントを手に入れるに至りました。
開封の儀の時も思いましたが、価格が多少上がってもいいので、ステーは標準で付けて欲しいと思います。。。
ちなみに、また別の機会にレビューしたいと思いますが、車用の取り付けステーはデイトナ純正のものを購入しました。
さてさて、今回僕がレーダー探知機用に選んだバイクへのマウントは「RAMマウント クイックリリースハンドルバーマウント RAP-274-1U」という商品です。
これは、ハンドルに取り付けるタイプのマウントで、マウントするもの(レーダー探知機)が簡単に脱着出来る点と、本体の後ろにあるステーを取り付けるネジ穴に、マウントのアタッチメントのネジ穴がピッタリ合うという情報を見て選びました。
レーダー探知機のステー用のネジ穴は4つありますが、そのうちの対角線上の2個にアタッチメントのネジ穴が合うようになっています(2個でも強度的に全然問題ありませんでした)
ちなみに、ネジは自分で用意する必要があり「M4サイズの6mm以下のネジ」が必要です。
RAMマウント自体は、スマホのマウントとしては定番のメーカーの一つなので、その安心感も選んだ理由のひとつです。
取り付けも非常に簡単で、バイクのハンドルに専用の滑り止めを貼り付けて、その上に本体を置いて、付属のタイラップ2本で固定するだけです。
レーダー探知機側にネジで取り付けたアタッチメントをマウントに押し込んで、クルッと回転するとロック、もう一度元の方向にクルッと回転すると外れます。
DIYが苦手な僕でも、マウントの取り付けが簡単で、取り付け位置も絶妙、しかもレーダー探知機を脱着出来るので、このマウントは非常に気に入りました。
R1200GSのハンドルは直径が大きいので、このハンドルに取り付けできたということは、ほとんどのバイクのハンドルに取り付け可能だと思われます。
なお、レーダー探知機の落下が心配な場合は、本体のストラップ穴に紐を通してバイクに固定すると、さらに完璧です。
DAYTONA(デイトナ) バイク用GPSレーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 94420
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RAMマウント EZ-ON/OFF バイクマウント 自転車 オートバイ
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実際役に立つのは「Hシステム、LHシステム、スピード取締」で警報はかなり正確
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」は様々な情報をライダーに提供してくれますが、実際に役立つのは「Hシステム、LHシステム、スピード取締」の3つです。
HシステムとLHシステムは、いわゆる「オービス」と言われているもので、Hシステムは日本で一番普及しているオービス、LHシステムはより高性能なオービスです。
走行中にオービスに接近すると「この先、H(LH)システムがあります、現在の速度は〇〇kmで、制限速度は〇〇kmです」と丁寧に教えてくれます。
これは液晶画面上の表示でも分かりますし、音声で警告もしてくれます(インカムに飛ばせます)
あ、この先にオービスがあるんだな、速度に気をつけないといけないな、、、と理解して減速できるくらいの距離で教えてくれますし、教えてくれる距離を設定することも可能です。
あとは、これが僕的に一番この商品を手に入れた理由ですが「スピード取締」を探知、または過去の取締地点に基づいてGPSが反応してくれます。
例えば「この先、速度取締地点です、取締のレーダーを探知しました、この先白バイ警戒エリアです」という風に教えてくれます。
ほとんどは、過去の情報に基づくGPSからの警告ですが、何度か実際の取締にも遭遇しましたし、実際それを動画に収めることもできました(この記事の最後の方にあります)
僕はレーダー探知機を使うのが今回初めてですが、警報の精度がかなり高く、オービスはほぼ確実に捉えてくれて、スピード取締地点も事前に把握できるので、正直に感動レベルの使い勝手でした。
もっと早くこれを使っていれば、きっとあの悪夢は起こる事がなかったんだろう、、、と思いますし、はっきり言ってこれを使っていて、仮にスピード違反で捕まったとしたら、それはもう宝くじを買った方がいいと思うくらい持ってます(笑)
これを使っても捕まる場合は、よほどのスピードを出していて減速が間に合わないか、ヘリコプターでの取り締まりや、新しいスポットの取り締まりで、なおかつ探知機が探知できない最新のレーダーを当てられた場合くらいだと思われます = 万人がどうしようもありません。
実際に走ってみると、場所によっては結構な頻度で警報が鳴る
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」をバイクに付けて走っていると、場所によってはかなり警報が鳴る機会が多いです。
道路上に「速度自動計測」などの看板がある道は、確かにオービスや警察の取り締まりが多く、看板は嘘ではなかった事が分かりました。
あとは、見た感じも、自分で走ってみた感じも「まぁ、ここは飛ばしちゃうよね、、、」という道は、やはり結構な確率で警報が鳴っていました。
もちろん、取締のレーダーと似た波長の電波を発生する場所があったり、GPSの誤差での誤報もたまにはありますが、それはそれでスピードの抑制につながるので、結局は安全運転に繋がります。
逆に言えば、僕は普段こんなにも多くのスピードの取り締まりを受けているのに、今まで捕まったのは2回だけ(だけと思えます)って、ある意味すごいと実感しました。
そして分かったんです、レーダー探知機って、ちょっとアンダーグランド臭がするものですし、実際僕も「捕まりたくない=ある程度のスピードが出るのは仕方ない」という不純な動機で手に入れたのですが、いざレーダー探知機を導入すると、結果としては安全運転になるものだと気が付いたんです。
実際、警報がなる機会が多い場所(つまりスピード違反が多い場所)では、警報がたくさん鳴るので、そもそもスピードを出さなく(出せなく)なりました。
DAYTONA(デイトナ) バイク用GPSレーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 94420
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たまに探知しない時もあるのはご愛嬌です
この世に100パーセントのものは存在しないわけで、非常に優秀な「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」でも、たまには探知しない場合もあります。
オービスの場所はGPSと連動しているので、ほぼほぼ見逃しはないですが、やはり突発的な警察の取り締まりや、白バイでの警戒ゾーンは見逃すこともあります。
これは、個人的に残念と思うところではなく、むしろ想像より探知率がいいので、十分許容範囲だと思います(そもそもの安全運転で回避できます)
警告音が鳴るので液晶画面はOFFでも問題なし(インカムとのブルートゥース接続)
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の液晶画面は、基本的にはOFFの状態で、警報を発すると自動的にONになります。
設定で常時ONにすることも出来ますし、充電しながら使う場合はバッテリーの持ちの問題も関係ないですが、あまり常時ONにしておく意味はないと思います。
むしろ、これに気を取られていたら危険なので、運転中は運転に集中しましょう。
そもそもバイクの場合は、液晶画面の警告に気がつかないことも多く、実際には警告音で気付くパターンがほとんどです。
警告音や音声はもちろん、ブルートゥースでインカムに飛ばせるので、それが一番楽で確実な方法です。
インカムとのペアリングは、インカムをペアリングモードにして、レーダー探知機本体のペアリング画面を出して待つだけで、あとは自動的に両者のペアリングが完了します。
なお、僕は中華製の「LEXIN」というメーカーの「LX-B4FM」というインカムを使っていますが、これだとiPhoneとレーダー探知機の同時接続が可能で、iPhoneでナビを聞いている途中に警告音が入ると、警告音が優先されて、終わるとiPhoneの音声に戻るという使い方ができました。
中華製インカムでこれが出来ているので、おそらくビーコムとかSENA、MIDLANDとかのメジャーなインカムならスマホとの同時接続は可能だと思いますし、もちろんデイトナのインカムはこれが出来ます(公式ページに載っています)
DAYTONA(デイトナ) バイク用GPSレーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 94420
- 出版社/メーカー: デイトナ(Daytona)
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「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の操作性は正直かなり悪い(笑)
これはですね、正直にフォローする気もなく、はっきり言って操作性が悪いです。。。
まず、このレーダー探知機を何の前知識もなく、初めて見た人は恐らくこう思うことでしょう「これはタッチパネル操作だな」と。
結論から言うと、これはタッチパネルではなく、物理ボタンで操作するタイプのガジェットです。
まぁ、そこはいいとして、、、そのボタン操作の操作性の悪さたるや、困ったものです。
ボタンを押す感覚が硬めで、しかもボタンが出っ張っているわけではないので、いまいち場所がつかめず、正直かなり押しにくいです。
本体のサイドにある電源ボタンもちょっと押しずらい感触で、肝心のレーダー探知機の部分は素晴らしい性能なのに、操作性の悪さが実にもったいないです。
さすがに、2週間の北海道ツーリングで慣れはしましたが、ここはかなり大きなマイナスポイントです。
少なくても「グローブをしながら走行中に操作する」のはかなり困難で、操作するときは停車時に行うのがベストです。
本体のバッテリーの持ちと充電しながらの使用について
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」は、バッテリー駆動のレーダー探知機なので、あらかじめ充電してからのバッテリーだけでの駆動も、充電しながらの駆動もどちらも可能です。
バイクの場合は、USBポートがあれば充電しながらの使用が可能ですが、ポートの出力が1A以上ある必要があります。
幸い、僕のR1200GSには給電ポートがあるので、そこに市販のUSBポートを付けて使っています。
ただし、毎回充電しながら使っていると、バッテリーの寿命を削ることになるので、どちらかといえば給電なしで、バッテリーのみで使っていることの方が多いです。
肝心の本体のバッテリーの持ちですが、だいたいですが平均4時間くらいは持つ感覚なので、こまめにON・OFFをしていれば、給電できないバイクでもそこまで問題にはならないと思います。
電源ボタンを短押しすると、いまバッテリーが何パーセントくらい残っているか、常に液晶画面で確認することもできます(インカムに音声も飛んできます)
バッテリーは想像以上に持つ印象で、僕はバッテリーが無くなったら給電しながらの使用、満タンになったらまたバッテリーだけで使用するという使い方をしています。
前述の通り、バッテリーの充電時間は公式的には約3時間ですが、僕はもっと早いという感覚でした。
ちなみに、レーダー探知機の充電ケーブルは専用品なので、財布などを入れる身に付けるバックに常に入れておくのがベストですが、本音を言えば、やはりマイクロUSB端子だとありがたいです。
専用ケーブルは、それをツーリング先で無くすと充電できなくなっちゃいますからね、、、コンビニで売ってないですし。
「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の防水性能は全く問題なし
超スーパー晴れ男な僕なので、残念ながら(?)北海道では一度も雨に当たりませんでしたが、北海道特有のかなり濃いめの霧の中を走っていたら、レーダー探知機全体が濡れていたことはありました。
下手な雨天走行をするより濡れていたので、この感じだと多少の雨なら全く問題ない防水性能だと思います。
また、これまた北海道特有の、走行中のスーパー虫アタックで汚れまくった本体を、キャンプ場の水道でジャバジャバと洗いましたが、これも全く問題ありませんでした。
なんせ、水道の水ジャバなんて、下手な雨よりよっぽど過酷な水攻めですからね。
以上のことから「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」の防水性能はかなり高いということが伺えました。
DAYTONA(デイトナ) バイク用GPSレーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 94420
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一度使うと手放せなくなってしまうが、、、(レビューとは関係がない精神論です)
ご存知の通り、世の中には知らないほうが幸せなこともありますが、このレーダー探知機もまた、そういう要素を持っていると僕は思います。
確かに僕はこれのお陰で、おそらくスピード違反で捕まる確率は「ほぼ0」になったと思いますし、実際もう手放せないくらいに愛用しています。
しかし、逆に言えば、それは僕の依存を意味するもので、実際これを手に入れて一度使ってみてからは、バイクに乗る際は近所だろうが何だろうが、これを付けていないと落ち着かなくなってしまいました。
レーダー探知機が作動していないと「あそこにオービスがあるかも、あそこに警察がいるかも、、、」なんて、ビクビクしながら走っている自分がいます。
結果としては、それがスピードを出さない安全運転になっているとも言えますが、何だかスッキリしない感じなのです。
あくまで精神論的な話ですが、いつもビクビクしているよりは、たまには盛大に捕まって「あ〜あ、やっちまった!」なんて、ちょっと不幸な話のネタになったほうが、ある意味幸せかもしれません。
実際に警察の取締(ネズミ捕り)を探知した瞬間を捉えた動画
北海道ツーリング中に、帯広から釧路へと向かう国道38号線にて、実際に警察の取締をレーダー探知機が探知した瞬間をGoProで捉えました。
その時の様子を編集した動画をご覧ください。
デイトナ製バイク用レーダー探知機「MOTO GPS RADAR LCD 3.0」レビュー まとめ
一度でもスピード違反で捕まった経験のある人なら、あの何とも言えない、やるせない気持ちはご理解いただけると思います。
決して「スピードを出したる!俺は飛ばすぜ!」なんて悪気がある訳ではなく、分かってはいても、気を付けてはいても、人間は常に何かに気を配ることはできず、ふとした瞬間にそういうことは起きるものです。
それを機械的に教えてくれる、警告してくれるレーダー探知機というものは、非常にありがたいアイテムだと実感しました。
そして、レーダー探知機は取り締まりを回避するものではなく、取り締まりやオービスの情報が分かるからこそ、むしろスピードを出さなくなる安全装置であることも理解出来ました。
多少値は張りますが、安全なバイクライフと、不本意な罰金を取られないためにも、個人的にはかなりオススメのアイテムです。
DAYTONA(デイトナ) バイク用GPSレーダー MOTO GPS RADAR LCD 3.0 94420
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