
GoPro HERO5 Sessionは、小さなキューブ型ボディーとワンボタン撮影が魅力のアクションカメラです。筆者は2018年の北海道ツーリングで、ヘルメットに取り付けて1080p60の走行動画を撮影しました。液晶画面がなくてもスマートフォンで画角や設定を確認でき、走行前後の操作もシンプルでした。
ただし、この記事の実機体験・写真・動画は2018年時点の記録です。2026年8月22日現在の購入情報ではありません。仕様と操作はGoProのHERO5 Session日本語マニュアル、ソフトウェアは公式更新ページで再確認し、現在のGoProラインアップとは分けて説明します。
中古品を検討する場合は、内蔵バッテリーの劣化、USB-C端子、側面ドア、レンズ、microSDカードへの記録、スマートフォンとの接続を実機で確認してください。旧製品の在庫・価格・アプリ互換性は販売者や利用環境ごとに異なるため、本記事では保証しません。
先に結論:GoPro HERO5 Sessionはどんなカメラ?

| 確認項目 | HERO5 Sessionの要点 |
|---|---|
| 操作 | シャッターボタンを押すと電源オフから撮影を開始し、もう一度押すと停止して電源が切れるQuickCaptureに対応 |
| 画面 | 撮影映像を表示する背面液晶はなく、上面のステータス画面とスマートフォンを使って確認 |
| 動画 | 最大4K30。1080pは設定により最大90fps |
| 手ブレ補正 | 電子式のビデオ安定化に対応。ただし4Kまたは60fpsを超える設定では利用不可 |
| バッテリー | 本体内蔵でユーザー交換不可。USB-Cで充電 |
| 記録 | microSD/microSDHC/microSDXC。公式マニュアルはClass 10またはUHS-Iレートを指定 |
この仕様はGoPro公式のHERO5 Session日本語ユーザーマニュアルで確認できます。筆者が2018年に感じた長所は、ヘルメットの横に手を伸ばしてシャッターボタンを押すだけで撮影できることでした。一方、内蔵バッテリーの状態を含め、中古品は個体差を確認する必要があります。
HERO5 Sessionの主な仕様と注意点

GoProは本体だけでなく、撮影場所に合うマウントを組み合わせて使うカメラです。ヘルメット、ハンドル、胸部などで視点と振動条件が変わるため、固定方法は「落ちないこと」と「安全な視界・操作を妨げないこと」を優先します。
2018年の実機レビューと2026年の情報を分ける
この記事のHERO5 Sessionは、筆者が2018年に北海道で使った個体です。GoProは現在も公式サイトにHERO5 Sessionのマニュアルと更新ページを残していますが、2026年8月22日に公式カメラストアへ掲載されているラインアップは別世代です。したがって、本記事ではHERO5 Sessionを「現在販売中の機種」とは表現しません。
公式更新ページに表示されるHERO5 Sessionの最新リリースはv02.51(2017年7月25日)です。これはページで確認できるバージョンであり、今後の更新、アプリやOSとの接続、修理受付、中古品の状態を保証するものではありません。
4K・1080p・手ブレ補正の関係
日本語マニュアルの解像度表では、HERO5 Sessionは4K30、2.7K48、1440p60、1080p90、720p120などの組み合わせに対応します。ただし、すべての解像度で同じ視野角や手ブレ補正を選べるわけではありません。
- 4K30:細部を残したい固定撮影向き。ビデオ安定化は利用できません。
- 1080p60:筆者が走行動画で使った設定。公式マニュアルでもビデオの初期設定は1080p60広角、安定化オンです。
- 1080p90:高いフレームレートを選べますが、60fpsを超えるためビデオ安定化は利用できません。
「高解像度ほど常に最適」ではありません。画角、手ブレ補正、記録時間、編集環境まで含めて決めます。走行動画では短いテスト撮影を行い、ヘルメットを着用した状態で水平線やメーターの写り込みを確認すると失敗を減らせます。
内蔵バッテリーと防水性能

HERO5 Sessionのバッテリーは本体内蔵で、取り外せません。公式マニュアルは付属USBケーブルでの充電と、約2時間で100%になる目安を案内しています。充電時間や撮影可能時間は、電源、温度、設定、無線接続、バッテリーの経年状態で変わります。

公式マニュアルはドアを閉じた状態で水深10mまでの防水を案内しています。ただし、筆者は北海道ツーリング中に雨天での防水性能を検証していません。側面ドアやシール面に破損・異物がある個体、落下歴のある個体を同じ条件で使えるとは限らないため、水辺で使う前に状態を確認してください。
初回設定と使い方

本番のツーリング当日に初めて設定すると、カードの相性、充電不足、画角のずれに気づけません。出発前に「充電→カード装着→ソフトウェア確認→日時設定→短い撮影→再生」の順で動作を確認します。
充電とmicroSDカード

- カメラの電源を切り、側面ドア、USB-C端子、microSDカードスロットに異物や破損がないか確認します。
- 付属相当のUSB-Cケーブルと適切なUSB電源で満充電にします。
- 有名ブランドのClass 10またはUHS-IレートのmicroSDカードを装着します。
- カード内の必要なデータを退避してから、カメラでフォーマットします。フォーマットすると全データが消えるため、対象カードを必ず確認します。
- 10〜30秒の動画を撮り、カメラまたは別端末で映像と音声を再生します。

旧本文は特定容量や海外パッケージを一律に勧めていましたが、候補から削除しました。カードは容量だけで決めず、GoProのマニュアル、カードメーカーの仕様、販売元の信頼性を確認してください。
ソフトウェアを確認する
本体のメニューボタンでソフトウェアバージョンを確認し、必要ならGoPro公式のHERO5 Session更新ページに従います。公式ページではQuikアプリ経由と手動更新の案内があり、表示上の最新リリースはv02.51です。
更新中は電源断やカード取り外しを避け、画面の指示を優先します。公式ページの地域表示やアプリ画面が旧記事のスクリーンショットと異なる場合は、現在表示される手順に従ってください。
スマートフォンで設定する

HERO5 Sessionには撮影映像を表示する背面液晶がないため、筆者は2018年当時のスマートフォンアプリでカメラ選択、無線接続、プレビュー、設定変更を行いました。以下の画面は2018年当時の記録で、2026年のアプリUIや対応状況を示すものではありません。


接続後は、撮影前の画角確認や動画のプレビューに使えました。接続できない場合は、スマートフォン側のBluetooth・Wi-Fi・位置情報・権限、カメラのソフトウェア、アプリとOSの対応を確認し、必要ならカメラの接続情報をリセットします。



北海道ツーリングで使った設定

| 項目 | 2018年の設定 | 現在読み返すときの注意 |
|---|---|---|
| 解像度 | 1080p | 4Kよりデータ量を抑え、手ブレ補正を使える設定を選択 |
| フレームレート | 60fps | 1080p60はビデオ安定化に対応。60fps超では安定化不可 |
| 視野角 | 広角 | 端部は広角特有の歪みが出る。取り付け後に画角を確認 |
| ビデオ安定化 | オン | 公式マニュアルでは広角時に画面が10%クロップされる |
| 音声コントロール | オフ | 風切り音などで音声認識が不確実な場合がある。録画開始・停止や設定変更は安全な場所に停車して行う |
| 電子音 | 高 | 高速走行中は聞き取れない場合がある。停車中に録画状態を確認 |

これは万能設定ではなく、筆者の2018年の目的に合わせた一例です。ナンバープレートや人の顔が映る可能性、道路交通法、施設の撮影ルール、周囲の安全を確認してください。走行中はカメラを操作しないでください。
ヘルメットマウントの取り付け

筆者はアライ・ツアークロス3の右側面に、当時入手した曲面用粘着ベースと角度調整用アームを取り付けました。実際の取り付けでは、ヘルメットメーカーとマウントメーカーの説明を優先し、衝撃吸収性能、シールド開閉、視界、ベンチレーション、首への負担を損なわない位置を選びます。

- 接着面の汚れと油分を落とし、完全に乾燥させます。
- 曲面にベース全面が密着し、装備の機能を妨げない位置を選びます。
- 公式マニュアルどおり、使用する24時間前に粘着マウントを取り付けて養生します。
- カメラを装着し、スマートフォンのプレビューで画角と水平を調整します。
- 低速・短時間のテスト後、ベース、バックル、ねじに緩みがないか再確認します。

マウントやカメラが脱落すると重大な事故につながります。粘着ベースの再利用、傷んだ部品の使用、走行中の角度調整は避けてください。GoPro公式マニュアルは、思いがけない負傷を避けるためヘルメット装着時にテザーを使用しないよう警告しています。現在の選択肢はGoPro公式マウント一覧で互換機種を指定して確認できます。
2018年の北海道ツーリング実機レビュー
ここからは公式仕様ではなく、筆者が2018年に1台のHERO5 Sessionを北海道ツーリングで使った体験です。同じ設定でも、気温、速度、取り付け位置、個体の経年状態で結果は変わります。
ワンボタンのQuickCaptureが便利

電源オフの状態でシャッターボタンを押すと録画が始まり、再度押すと録画を停止して電源が切れるQuickCaptureは、ヘルメット装着時に特に便利でした。公式マニュアルにも同じ動作が記載されています。

一方、走行音が大きいと電子音を聞き取れず、録画中か判断しにくい場面がありました。録画状態の確認、録画開始・停止、設定変更は安全な場所に停車して行い、走行中はカメラを操作しないでください。
水滴・曇り・虫への対策
朝の霧や温度差がある場面では、レンズカバーに細かな水滴が付き、映像がぼやけることがありました。ヘルメット側面は風、雨、虫が正面から当たりやすいため、停車するたびに柔らかい清潔な布でレンズを確認しました。
これは2018年の個別体験であり、HERO5 Session全体が「曇りやすい」「雨では撮れない」と断定する根拠ではありません。撥水処理やレンズ用製品を使う場合も、GoProと製品メーカーの適合・使用方法を確認してください。
バッテリーは休憩中に充電した

筆者は短い録画を繰り返し、1日合計でおおむね1〜1.5時間撮影すると、キャンプ場に着くころには残量が少なくなっていました。これは当時の個体・1080p60・無線接続を含む使い方での体感で、公式の連続撮影保証値ではありません。
休憩中はUSBモバイルバッテリーで充電しました。旧本文の「1時間で満充電」という表現は、測定条件がなく公式マニュアルの約2時間という目安とも一致しないため削除しました。走行中給電や密閉状態での充電を自己判断せず、端子を乾燥させ、発熱とケーブルへの負荷に注意します。
落下後も動作したが耐衝撃保証ではない
キャンプ場でカメラを手から落とし、本体上部に小さな傷が付きました。筆者の個体はその後も動作しましたが、落下耐性の試験ではありません。

外観の傷が小さくても、レンズ、内部、防水シール、側面ドア、端子、マウント部が損傷している可能性があります。落下後は水中で使わず、撮影・保存・充電・接続を確認し、異音、発熱、膨張、ドアの変形がある場合は使用を中止してください。
北海道ツーリング動画で画質を確認
以下は2018年にHERO5 Sessionをヘルメットへ取り付け、主に1080p60、広角、ビデオ安定化オンで撮影した北海道ツーリングの編集動画です。動画の色や明るさは素材の状態を残していますが、複数クリップをつないだ編集済み作品です。
現在の機種と画質を比較するときは、再生端末、YouTube側の圧縮、選択した再生解像度が影響する点に注意してください。この動画だけで最新GoProや他社カメラとの性能差を判定することはできません。
現在のGoProと比較するときの見方
2026年8月22日にGoPro公式カメラストアを確認すると、HERO13 Black、HERO12 Black、MAX2、MAX、HEROなど、HERO5 Sessionとは世代も設計も異なる機種が掲載されています。ページの掲載状況は地域や日付で変わるため、特定モデルの販売継続を本記事で保証しません。
| 比較項目 | HERO5 Sessionで確認すること | 現在の機種で確認すること |
|---|---|---|
| サイズと装着 | 小型キューブ形状、Session用フレームとマウントの状態 | 本体寸法、重量、マウント方式、手持ち装備との互換性 |
| 画角確認 | 背面液晶なし。ステータス画面とスマートフォンを利用 | ディスプレイ、アプリ、縦横撮影、レンズや画角 |
| 画質 | 最大4K30、設定ごとのFPS・視野角・安定化制約 | 必要な解像度、フレームレート、手ブレ補正、低照度性能 |
| 電源 | 内蔵バッテリーの経年状態とUSB-C端子 | 交換式か内蔵式か、予備電源、低温時の運用 |
| 保守 | 公式更新ページ、アプリ・OS接続、中古品の個体状態 | 保証、更新、修理、交換部品、対応アクセサリー |
買い替えでは「HERO5 Sessionより数字が大きいから」で決めず、用途と取り付け場所から必要条件を逆算します。バイクなら、カメラ単体の画質だけでなく、装着重量、風圧、バッテリー交換、録画状態の確認、雨天時の運用まで比較します。
よくある質問
液晶画面がなくても設定できる?
上面のステータス画面と本体ボタンで設定できます。2018年の筆者はスマートフォン接続で画角と設定を確認しました。現在のアプリ・OSとの互換性は、利用する端末と公式案内で確認してください。
4K撮影で手ブレ補正は使える?
HERO5 Sessionの公式マニュアルでは、ビデオ安定化は4Kまたは60fpsを超えるフレームレートで利用できません。手ブレ補正を使いたい場合は、対応する解像度・フレームレートの組み合わせを選びます。
バッテリー交換はできる?
HERO5 Sessionのバッテリーは本体内蔵で、ユーザーが取り外せません。中古品では撮影時間が短くなっている可能性があるため、購入前に充電・録画テストの可否を確認します。
まとめ
HERO5 Sessionは、2018年の北海道ツーリングでは小型ボディー、スマートフォンでの画角確認、QuickCaptureの簡単操作が魅力でした。1080p60、広角、ビデオ安定化オンという設定で、走行の臨場感が分かる映像を残せています。
一方で、2026年に読むなら、内蔵バッテリーの経年状態、公式ページ上の最終ソフトウェア、microSDカード、スマートフォン接続、マウントの安全性を再確認する必要があります。HERO5 Sessionの実機体験は歴史的レビューとして参照し、現在の機種選びはGoPro公式ラインアップの仕様と保証を基準に比較してください。