【離島の旅行記】 石垣島の観光スポット・グルメ・天気など

石垣島の川平湾

こんにちわ、日本全国の離島をバイクで攻める、さすライダーです。

今まで、日本中のさまざまな離島を紹介してきましたが、今回は離島の総合商社「沖縄」の離島の中でも抜群の知名度と人気を誇る「石垣島」にフォーカスしていきます。

僕が最後に石垣島に行ったのは、2011年の10月で、当時彼女だった妻とバイクで日本一周している道中に立ち寄りました。

なので、記憶が曖昧な部分もあるので、僕自身も今現在の石垣島の状況を調べながら記事にまとめてみました。

石垣島ってどんな島なの?

石垣島の玉取崎展望台

石垣島は八重山列島に属する沖縄県の離島です。

住所は沖縄県石垣市で、人口は約4万7千人、沖縄県の離島の中では本島と西表島に次いで3番目の大きさを誇り、日本全体としては21番目に大きな離島です(面積229平方キロメートル)

沖縄本島から、実に400kmくらい離れており、東京からは2100kmくらい、、、と、石垣島は完全に海外です。

気候は亜熱帯性気候に属し、川平湾をはじめとする海の綺麗さは、世界トップレベルの日本が誇るトロピカルアイランドです。

石垣島と宮古島の違い

宮古島の記事でも書きましたが、両者は沖縄を代表する2大巨頭の離島ですが、石垣島は全体的に賑やかで、THE 観光地が多く、定番ルートのようなものも存在しますし、現地の観光ツアーがたくさんあります。

反対に、宮古島は静かでのんびりとしたイメージで、旅行者各々がマイペースで自分の見たい場所を散策する感じです。

これらはあくまで僕の見解ですが、少なくても両者を訪れてみると明確にコンセプトが違うことに気付くと思いますし、だからこそ沖縄の離島巡りは楽しいです。

mens.esupro.co.jp

石垣島へのアクセス方法について

バニラエアの成田空港から石垣島便

僕が2006年に、単独でバイク日本一周をした時は、沖縄本島からフェリーで石垣島に行けたのですが、残念ながらその航路は、今は廃線になっています。

当時は、鹿児島からフェリーで沖縄本島、そして沖縄本島からフェリーで石垣島とつないで、米原キャンプ場という日本一周業界では伝説のキャンプ場に泊まるというのが旅人の一つのステータスでした。

今では、そこにバイクで行けないのが本当に残念ですが、、、僕のぼやきを書いていても仕方ないので(笑)話を進めていきます。

現在、石垣島は飛行機でしかアクセスできない離島で、本州や沖縄本島からの海路でのアクセスは出来ません。

しかし、羽田・成田・中部・関西・福岡の主要5空港から直行便が飛んでいるので、アクセス自体は非常に楽です。

一番遠い成田空港からは3時間40分、一番近い福岡空港からは僅か1時間で石垣島へアクセスできます。

そして、宮古島には無い一番のポイントは、成田空港からはバニラエアが、関西空港からはピーチが、、、つまりはLCCが直行便を飛ばしていることで、これこそが、石垣島の観光業が盛り上がっている最大の理由です。

片道1万円を切る価格で、遥か南の石垣島まで行けるので、これを利用しない手はありません。

あとは、沖縄本島から石垣島に飛行機で行く方法で、JAL・ANA・ソラシドエア・バニラエアが1日合計16便を運行しています。

沖縄本島も観光したい場合はこの方法が有効ですが、単純に石垣島に安く行きたい場合は、成田空港か関西空港からのLCC直行便が一番です。

ちなみに僕は、2011年当時はまだLCCがなかったので、沖縄本島からJALで石垣島に飛びました、、、マイルで無料で、、、マイル以外で(お金を払って)JALとANAに乗ったことが国内では一度もありません(笑)

石垣島の島内移動は色々選べる

石垣島のレンタルバイク

僕は基本的に、離島の島内移動はレンタカー・バイクを推奨していますし、もちろん石垣島でもこれが一番楽で、自由な方法であることに変わりはありません。

しかし、石垣島は前述の通り観光大国なので、離島なのにバスやタクシーも普通に「使えます(自由度は減りますが)」

特にタクシーは、人数が多ければ多いほどお得になってくるので、グループでの旅行の場合は、確実にレンタカーより安上がりです。

定番の観光ルートをめぐる観光タクシーも多いので、限られた時間を無駄なく使えるというメリットもあります。

また、石垣島の路線バスは、離島としてはルートが多い方なので、行きたい場所に路線バスが通っているなら、利用する価値は十分にあります(一番安い移動手段です)

なので、石垣島に行く際は、どこに行って何をしたいのか?宿はどこのエリアなのか?をある程度把握した上で、交通手段を決めるのがおすすめです。

事前に考えるのが面倒な場合や、僕のように行き当たりばったり派の人はレンタカー・バイクを借りた方がスッキリします。

なお、言うまでもないとは思いますが、、、僕はもちろん、レンタルバイクで石垣島を回りました。

当時、お世話になったのは「くまのみれんた」さんで、250ccのビックスクーター「HONDA フォルツァ」を営業時間内レンタルで4500円で借りましたが、調べてみたところ、現在も同じ料金のようで驚きました(保険料・税込みです)

なお、バイクは「YAMAHA マジェスティ」に変わったようです(笑)

石垣島の宿泊施設について

石垣島の「おり姫の宿」

石垣島で宿泊施設に困ることは、ほぼないと思って大丈夫です。

何と言っても観光大国なので、せっかく来た観光客を逃す石垣島ではないのです!

大手の高級リゾートホテルから中程度のホテル、ビジネスホテル、ゲストハウス、キャンプ場、、、とにかく何でもあります。

メインの繁華街を歩いていると、本当に宿だらけです(特にゲストハウス)

夏休みの一番高い時期に行く!GWの真っ只中に行く!と言う暴挙をしない限りは、直前で予約しても、現地に行ってから宿を探しても全く問題ないです。

僕は「素泊まり民宿 おり姫の宿」というゲストハウスを利用しましたが、千葉県の館山出身の奥様がとても優しく、宿はとても快適で、ユーグレナモールという石垣島のお土産街も近く、妻と2人で一泊4800円でした(今もあります)

ちなみに、僕の旅行記事では、ヒルトンやリッツカールトン、高級リゾートホテルや2食付きの旅館は一切出る予定はないので(そもそも選択肢にない)その手の情報が欲しい方は、宿だけ他のブロガーさんの記事を見てください(宿情報だけですよ・笑)

石垣島の天気と気温について

石垣島の市街地

石垣島は亜熱帯性気候に属するトロピカルアイランドで、沖縄本島よりも平均1〜2度くらい気温が高くなります。

GW明けから梅雨に入るので、4月から5月のはじめが最初の旅行シーズンです(でもGWは極力避けましょう)

7〜9月はハイシーズンですが、日差しがキツく、台風もやってくるので要注意です(南国の離島の台風はヤバイです)

10月〜11月にかけては、暖かく日差しも弱まり、まだまだ泳げる日もあるので、僕的には一番オススメのシーズンで、10月にダイビングをしましたが、全然寒くなかったです(ドライスーツではなくウエットスーツです)

もちろん、本州が冬の時期に石垣島に逃げるのもおすすめで、石垣島は本州が真冬の2月でも平均気温は21度です。

石垣島のおすすめ観光スポット5選

石垣島の数ある観光スポットの中で、特にオススメの場所を5カ所を紹介します。

石垣島の代名詞「川平湾」

石垣島の川平湾

石垣島といえば川平湾と言えるほど、定番中の定番観光スポットです。

世界でも屈指の透明度を誇ると言われる、エメラルドグリーンの海は思わず泳ぎたくなりますが、残念ながら遊泳は禁止なので諦めましょう。

船の底がガラスになっている、グラスボードに乗るのが定番の楽しみ方で、カラフルな南国の魚の群れを観察することができます。

また、川平湾は石垣島屈指の夕日スポットでもあります。

南の島の巨大な鍾乳洞「石垣島鍾乳洞」

石垣島の石垣鍾乳洞

あの日本最大級の鍾乳洞、山口県の秋芳洞に匹敵すると言われている、全長3.2kmの巨大な鍾乳洞です。

石垣島の市街地から、車で10分ほどの距離にあり、洞内は30分前後で見学できます。

綺麗な海が広がる石垣島のイメージとは正反対の、地底アドベンチャーを体験できるスポットとして人気で、雨の日の観光スポットとしてもオススメです。

ダイバー憧れのポイント「マンタスクランブル」

石垣島のマンタスクランブル

石垣島周辺は、マンタが集まるポイントとして、ダイバーの間では有名なダイビングスポットで、あまりにマンタの数が多いので、マンタが集まる交差点「マンタスクランブル」と言われるほどです。

ベストシーズンは9月から11月で、この時期は高確率でマンタの群れに遭遇できますが、残念ながら僕がダイビングをした日は、風の影響でマンタのいるポイントに行けませんでした。

ダイビングライセンスを持っていなくても、体験ダイビングやシュノーケルでマンタが観れるツアーもたくさんあります。

ちなみに、実は、、、僕はPADIのアドバンスのライセンスを持っている歴としたダイバーなのでした。

石垣島の最北端「平久保崎」

 石垣島の最北端 平久保崎

〇〇端と聞くと血がたぎる、端っこ大好きな旅人にオススメの場所です。

平久保崎は石垣島の最北端にあたる場所で、エメラルドグリーンの海と水平線が広がる、最果てムード抜群の場所です。

ガッツリと観光地化されいるわけではなく、真っ白な灯台と石垣島最北端というシンプルな看板のみの静かな場所です。

石垣島の市街地からは車で約1時間半くらいなので、ドライブがてらツーリングがてら行くには最高の場所です。

広大なマングローブ林を有する「吹通川」

石垣島の吹通川のマングローブ林

石垣島の北エリアを流れる「吹通川」の流域には、広大なマングローブ林が広がっています。

マングローブの地面をじっと見ていると、小さいカニやムツゴロウのような魚がウジャウジャいることにテンションが上がります。

自由に散策することもできますが、トレッキングやカヌーツアーに参加すると、より深く楽しむことが出来ます。

石垣島のおすすめの食堂・カフェ5選

石垣島にある食堂とカフェの中から、特にオススメの場所を5カ所を紹介します。

石垣島の大衆食堂の定番「なかよし食堂」

石垣島のなかよし食堂

石垣島の郷土料理の八重山そばが食べられる、地元民にも観光客にも大人気の定番のお店です。

そばメニューはもちろん、各種定食メニューも人気で、どれも安い美味い早いと3拍子揃っています。

市街地にあるのでアクセスもよく、石垣島滞在中はヘビロテで利用してしまいます。

オシャンティな海カフェ「carib cafe」

石垣島のcarib cafe

石垣島の定番観光地「川平湾」の近くにある、海が見えるおしゃれカフェです。

晴れている日のテラス席は最高の一言で、ハンバーグやタコライスなど、ボリューミーなメニューを食べながら、綺麗な海を眺める事ができます。

特製のなめらかプリンやTシャツなど、お土産も充実しています。

パイナップルが食い放題「マエタケ観光農園」

石垣島のマエタケ観光農園

レンタルバイクのフォルツァで島内をぶらぶらしていたら「パイン食べ放題」の看板につられて、思わず入ってしまった観光フルーツ農園です。

パイナップルはもちろん、ドラゴンフルーツやマンゴーなど、南国フルーツの盛り合わせも絶品で、農園の見学は無料で出来ます。

スタッフの方のほっこりした対応も良く、ある意味一番南国の離島を味わえるお店かもしれません。

八重山そばの名店「来夏世(くなつゆ)」

石垣島の「来夏世(くなつゆ)」

営業時間が11時から14時の3時間のみ、しかも、そばがなくなったら即終了というストイックな食堂です。

そばのメニューはシンプルに「八重山そば」のみで、沖縄の炊き込みご飯「じゅーしー」とのセットメニューもあります。

食べれば納得の味で、素直に来て良かったと思えますが、人気店なのでなるべく早めに行きましょう(そばが売り切れちゃいます)

石垣島で肉を食らう「石垣屋」

石垣島の石垣屋

石垣屋は、石垣島で最初にオープンした焼肉店です。

地元産の「石垣牛」が食べられるお店として有名で、予約をしないと中々入れないほどの人気っぷりです。

焼肉はもちろん、石垣牛のにぎり寿司も絶品で、心ゆくまで肉のパラダイスを楽しめます

相場としてはちょっと高めなので、ここぞという日に行くのがおすすめです。

石垣島の観光スポット・グルメ・天気など まとめ

石垣島のフェリー乗り場

石垣島は観光目的でも、食べる目的でも、本当にオススメの離島です。

観光業を主眼に置いているので、旅がしやすい環境が色々と整っています。

石垣島を拠点に、竹富島や西表島に行くこともできるので、できる限りの休暇をぶんどって、のんびりゆっくり楽しみましょう。

この記事を書いた人

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