ライター必見!無料で使える日本語校正ソフトのおすすめをご紹介


ライターの方におすすめなのが「日本語校正ソフト」です。
最近は、無料で使える日本語校正ソフトがたくさんあります。
記事を作成した後に、チェックするとさまざまな間違いが見つかることがありますが、日本語校正ソフトを使うとチェック作業が効率化できます。
そこで、今日は文章を書く仕事をしている人におすすめの無料の日本語校正ソフトについてご紹介します。

日本語校正ソフトとは?

日本語校正ソフト、日本語校正ツールなどは、作成した文章をチェックすることで訂正が必要な箇所を教えてくれるという便利なアイテムです。
ライターなど文章を書くことを仕事にしている人は、使っている人も多いですね。
打ち間違い、誤字脱字、文字化け、スペースエラーや表記ゆれなどをチェックして教えてくれるので、文章を書く上でかなり重要なアイテムになります。

日本語校正ソフトを使うとどんなメリットがある?

最終的に、日本語校正ソフトで自分が書いた文章をチェックしてみると自信を持って書いた文章であっても間違っている場合も多いです。
また、ライターが仕事として使うだけでなく、学生さんなどが論文を書くときにも使えます。
書いた文章は、最終的に何度も読み返してチェックするのは当たり前ですが、それでも人間ですから見落としてしまうことがあります。
また、自分ではその表現であっていると思っても、客観的に見たらおかしい…ということもありますね。
自分で作った文章はどうしてもひいきしてしまうので、公平な目で見てくれるソフトやツールがあるととても便利なのです。
自分では正しいと思っていた表現が間違っている…というのをきちんと知ることができたり、それを学ぶことができるのでライターになりたての人が使ってみると勉強になると思います。

日本語校正ソフトのデメリットは?

日本語校正ソフトにはオンライン上で作業を行うものと、ソフトをインストールして自分のPC上で作業を行うものがあります。
ソフトをインストールして作業するものは、ソフトを定期的にアップデートしないと古くなってしまうというデメリットがあります。
また、ソフトはインストール、ダウンロードするという手間がかかりますし、パソコンのデータ容量を消費します。
オンライン上で作業を行うものは、作った文章をコピー&ペーストして貼り付けるだけで簡単にチェックができるのですが、オンライン上に自分が書いた文章を一瞬でも載せることになるのでセキュリティの面で不安があります。
まだ世に出ていない論文や、重要な内容が含まれる文章などをチェックする際は、ソフトで行ったほうがいいでしょう。
メリット・デメリットはそれぞれにありますので、自分がどの点を重視するかで選んでみてください。

おすすめの無料日本語校正ソフト

Wordの校正機能

Wordという文章作成ソフトには、校正機能がついています。
一度Wordで文章を作り、そこでスペルチェックなどの校正を行うという方法が一番手っ取り早くて、使用している人も多いのではないでしょうか?
僕自身、文章をバーっと打って校正機能でチェックし、さらに自分でチェックするという方法を取っています。
メリット:もともとパソコンに入っているソフトなのでインストールする必要もなく、すぐに使うことができる。
デメリット:校正機能がほかのフリーソフトに比べると劣る印象。言い間違いや漢字変換のミス(異口同音)などが修正されないことが多いです。
このことから、最終的な目視がかなり必要になるので、一番おすすめとは言えません。
ただ、はじめて文章を作成して、校正機能ってどんなものなのか知りたい人には気軽に使えて便利だと思います。

Tomarigi(校正・推敲支援ツール)

こちらの日本語校正ソフトは、青山学院大学の「日本語開発プロジェクトチーム」が作ったもので、無料でインストールできる優秀なソフトです。
ダウンロード型で文字数の制限がないというのが魅力的です。
文章を入力した欄の右側には「指摘カード」と「指摘詳細カード」が出てきます。
指摘された箇所と修正を勧める内容が出てくるので、文章作成が苦手な人にも安心です。
ただ、「それ以外に表現のしようがない…」という場合も指摘されてしまうので、深く考えすぎて文章がおかしくなってしまうというデメリットもあります。
アドバイスは、1つの案として捉えるくらいの気持ちで使うのがいいでしょう。
個人的には、細かい部分を指摘してくれるので、優秀なソフトという印象を受けました。
www.pawel.jp

日本語の文章校正をサポート

オンライン上で作業をするタイプの日本語校正ソフトです。
チェックできる文字数は上限1万文字。
文字数のカウント、誤字、難読、品質のチェック項目で間違いを検出してくれます。
ひらがなに直した方がいい漢字を細かく指摘してくれるので、「なんでも漢字に変換してしまいがち」という人にはおすすめです。
僕は、このソフトを使うと「難読」のチェックにかなり引っ掛かります…。
ただ、このソフトのように難読漢字をすべて直してしまうとかなり砕けた内容になってしまうし、文章がおかしくなってしまうところもあるのでほどほどに参考にさせてもらっています。
www.kiji-check.com

Enno

オンライン上で作業をすることができる日本語校正ソフトです。
こちらもチェックできる文字数は上限1万文字です。
誤字脱字や変換ミス、表記ミスなどをチェックしてくれます。
よくあるミスをデータベース上に登録、蓄積してあるので同じようなミスがないかを解析して教えてくれます。
また、自分がよくやってしまうミスがあり、「このミスを登録してください」とお願いすれば要望に応えてくれることもあるということです。
enno.jp

日本語校正ソフトのおすすめの使い方

日本語校正ソフトは、種類によって得意、不得意があると思います。
まずは自分の文章を思ったように構成してくれるフリーのソフトを探してみましょう。
好みのソフトが見つかったら、まずザッと書いた文章に校正をかけます。
そこで、指摘された部分をしっかりと読み、修正が必要であれば修正します。
その後、もう一度自分で読み返して間違いがないかチェックしましょう。
誤字脱字はソフトでほとんど拾ってくれますので、表現におかしいところがないかは自分で読んでチェックするのがおすすめです。
日本語校正ソフトに100パーセント頼るのではなく、便利なツールとして使うことが大切です。

まとめ

無料の日本語校正ソフトもさまざまな種類があることが分かりました。
今までWordで作ってそのまま校正をかけて終わり…という作業をしていた人も、今回ご紹介した日本語校正に特化したソフトを使用することで文章の質が高まるのではないでしょうか。
僕も、自分の文章の質を高めるために、もっといろいろな日本語校正ソフトを探してみようと思います!

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