こんにちわ、さすライダーです。
バイク乗りは毎年、春の訪れを心待ちにしていますが、そんな春のシンボルいえば、やはり「桜」です。
そして「桜」と同じく「梅」もまた、春の訪れを感じさせてくれるものです。
そんな「梅」を見るべく、日本で一番有名な梅スポットこと「水戸の偕楽園の梅まつり」に行ってきたので、早速その時のレポートをお届けします。
なお、2019年度の「梅まつり」は、間も無く終了しますが(3月31日まで)来年度以降の参考になれば幸いです。
茨城県は水戸市にある「偕楽園」とは?
茨城県の水戸市にある「偕楽園」は、石川県にある兼六園、岡山県にある後楽園と並ぶ「日本三名園」のひとつで、歴史上では天保13年(1842年)に、水戸藩の第九代藩主「徳川斉昭」によって造園されたとされています。
その風景明媚な園内には、約100種類、実に3000本にも及ぶ梅が植えられており、毎年梅が咲く時期には、偕楽園は多くの観光客で賑わいます。
ちなみに、偕楽園のすぐ近くにある「千波湖」周辺も含めた「偕楽園公園」としては、なんと、あのニューヨークのセントラルパークに次ぎ、都市公園としては世界第2位の面積を誇っています。
偕楽園の「梅まつり」とは?
偕楽園で毎年2月中旬〜3月末まで開催される「梅まつり」は、偕楽園最大のイベントにして、日本屈指の梅の祭典です。
実に120年以上前(!)から開催されている、とても伝統のあるまつりで、2019年で第123回目を迎えます。
偕楽園の梅は「早咲き・中咲き・遅咲き」と、それぞれ咲く時期が異なる梅を植えているので、一応の見頃の時期はありますが、まつり期間中は何時でも梅の花を見ることが出来ます(あくまで自然のものなので見れない時もあります)
実際に水戸の偕楽園の「梅まつり」に行ってきました
2019年3月14日、ホワイトデーの平日に、水戸の偕楽園の「梅まつり」に行ってきたので、当日の経験をもとに情報を整理してみました。
偕楽園の場所・アクセス・駐車場について
「梅まつり」の会場の「偕楽園」は、茨城県水戸市にあり、マイカーでも公共交通機関でもアクセスが可能です。
マイカーの場合は「常磐自動車道 水戸ICから約20分、北関東自動車道 茨城町東I.Cから約20分、北関東自動車道 水戸南I.Cから約20分」でアクセスが可能で、僕は船橋からオール下道で行きましたが、その場合はだいたい、片道3時間くらいの所要時間でした。
偕楽園の駐車場は、もともと無料の場所もありますが「梅まつり」開催期間中は基本有料になります、、、が、しかし、、、実はまつり期間中でも「無料で駐車出来る場所」があります(平日のみ)
それは「千波湖中央北駐車場」で、トイレ完備の広くて車を停めやすい駐車場で、偕楽園まで歩いて10〜15分くらいの場所です。
ここ車を停めて偕楽園に行くのは、全く問題がなく、その証拠として、駐車場入り口の看板に「梅まつり開催期間中は土日祝日のみ500円がかかる(平日は無料)」と表記してあります。
僕は偶然ここに車を停めて「あれ?駐車料金はどこで払うんだろう?」と思い、周囲をキョロキョロしてしまいました(笑)
目の前の千波湖の眺めがとても良い駐車場なので、ここは本当にオススメの場所です。
次に、公共交通機関でのアクセスは「JR常磐線 水戸駅」まで電車で行き、そこから「水戸駅北口4番乗り場」から出ている「偕楽園行きのバス」に乗ればOKです。
ただし、平日にマイカーで行くことが出来るなら、その後の寄り道もし易いので、マイカーでのアクセスがオススメです。
偕楽園の開園時間や休園日・混雑状況について
偕楽園の開園時間は、2月20日~9月30日までが「6:00~19:00」10月1日~2月19日までが「7:00~18:00」となっています。
ただし「梅まつり」開催期間中は、夜にライトアップが行われる時期があり、この時期に限っては「21:00まで開園」しています(2019年は2月23日〜3月21日までがライトアップ期間)
ちなみに偕楽園は休園日がなく、年中無休で営業しています。
混雑状況としては、やはり「梅まつり」期間中は混雑しますが、少なくても平日であれば「人が多くて苦痛」というレベルには至ることはなく、あくまで「あぁ、賑わってるな〜」という感じの混雑具合です。
何も考えずに普通に行って、駐車場も余裕で停めることが出来たので、よほどの事がない限りは、平日でも大混雑!という状況は起きないと思います。
ただし当然、週末や祝日は大変混雑しますので、なるべく早い時間帯に行くことをオススメします。
偕楽園の入場料や割引券について
偕楽園の入場料金は、なんと「無料」です!
しかもこれは「梅まつり」開催期間中でも同じで、僕は本当に驚きました。
偕楽園と同じ「日本三名園」でも、石川県の兼六園、岡山県の後楽園は有料なのに、ここは本当に無料です(兼六園と後楽園を悪く言うつもりは全くなく、単純に無料なのが凄いという意味です)
強いて言えば、園内にある「好文亭」を見るときだけは「入場料200円」が必要ですが、少なくても「梅まつり」を堪能するだけであれば、誰でも無料で楽しむことが出来ます。
偕楽園の「梅まつり」の見どころと所要時間について
もともと偕楽園は、園内を自由に散策して楽しむスタイルの場所なので、特に指定ルートのようなものはありません。
これは「梅まつり」でも同じことで、園内に植えてある、白・ピンク・赤と様々な種類の梅を、自分のペースでゆっくりと見ることが出来ます。
両側に梅が植えてある、庭園の小道を散策するのが一番楽しく、あえて案内図を見ないでフラフラと歩くのがオススメです。
ちなみに「梅まつり」期間中の偕楽園には、高確率で水戸のレジェンド「水戸黄門」様がいるので、一緒に現代の記念撮影をすることも出来ます(無料)
全体の所要時間としては、園内を程よいペースで歩いて1時間、じっくり見た上で、園内でお昼も食べると、だいたい2時間くらいが目安です。
偕楽園の「梅まつり」の食事事情について
「梅まつり」期間中の偕楽園では、おまつりの定番「出店」が出ているので、そこでご飯を買うことが出来ます。
園内には水戸市内が見渡せる、開放的な場所があるので(上の写真の場所)出店で買ったご飯を、皆がそこで食べています(ピクニック気分)
また、もともと偕楽園には、レストハウスや茶屋があるので、そこで食事を取ることも出来ますが「梅まつり」期間中は混み合うので注意が必要です。
最後に、あまり食事にお金をかけたくない場合は、偕楽園は水戸の市街地の近くにあるので、周辺の安い飲食店やコンビニまで行く方法もあります。
偕楽園の「梅まつり」のライトアップについて
今回僕は未体験ですが「梅まつり」の指定期間に限って「夜の偕楽園のライトアップ」が行われています(無料)
昼間見ても十分綺麗な偕楽園と梅が、夜にライトアップされる様は幻想的で、時間に余裕がある場合は、昼と夜で2回楽しむのがオススメです。
偕楽園の「梅まつり」の動画を作りました
僕が実際に「梅まつり」で撮影した動画を、YouTubeにアップしていますので、是非ご覧ください。
「梅まつり」の駐車場・入場料・混雑状況について まとめ
庭園と梅のコラボは、まさに日本人の心です。
無料で楽しめる「日本三名園」の偕楽園とともに、梅の花を見ながら、春の訪れを感じてみましょう。