休日、バイクにキャンプ用品をパッキングしてワインディングを駆け抜け、夜は満点の星空を見ながらキャンプ場でゆっくりと過ごす。
このように、バイクとキャンプという組み合わせは最高の大人の遊びであり、僕らを何気ない日常から冒険の世界へと誘ってくれる存在でもあります。
そんな魅惑の大人の遊び、キャンプツーリングにおける主役アイテムといえば「テント」ですが、そのテントの中でも究極のライダー向けと言えるアイテムを紹介します。
- キャンプツーリングの主役アイテムはスバリ「テント」
- テントの設営はキャンプツーリングにおける1番の大仕事
- ライダーの救世主 ライダーズワンタッチテントとは?
- ライダーズワンタッチテントのメリット
- ライダーズワンタッチテントのデメリット
- ライダーズワンタッチテントのラインナップ
- ライダーズワンタッチテントのまとめ
キャンプツーリングの主役アイテムはスバリ「テント」
バイクでのキャンプツーリングデビューをしようと思ったら、まずはじめに揃えるべきアイテムは、ズバリ「テント」です。
車と違い四方を壁に囲まれていないバイクは、キャンプ場での「家」となるテントを用意することが必須であり、テントを用意した上で、はじめて他のキャンプ用品を揃えていく段階に入ります。
すなわち、テントとはバイクでのキャンプツーリングにおける主役アイテムであり、必須アイテムでもあるのです。
テントの設営はキャンプツーリングにおける1番の大仕事
愛車との走りをたっぷりと楽しみ、無事にその日のキャンプ場にチェックインできたら、まず真っ先にすべきことは「テントの設営」です。
テントの設営は、キャンプツーリングにおける1番の大仕事であり、その日のツーリングでクタクタの状態で行う、なかなか骨の折れる作業でもあります。
特に、キャンプツーリングを始めたばかりの頃は、慣れない作業に戸惑うこともあるでしょう。
しかし、一度テントさえ立ててしまえば、あとは寝るなり温泉に入るなり、ご飯を食べるなり、ライダーはそれぞれの時間を過ごすことができます。
キャンプにおける家ができたわけですから、あとはゆっくり過ごしましょう。
ライダーの救世主 ライダーズワンタッチテントとは?
ライダーズワンタッチテントとは、SNS時代を見据えた新感覚のアウトドアメーカー「DOD」が作った、ライダー向けの設営がとても簡単なテントです。
テントのフレームをロックして、テント上部のロープを引っ張るだけという、名前通りのワンタッチ機構を採用しているのが最大の特徴です。
もともと簡単に設営できるテントですが、慣れればカップ麺を作るより早く、3分もかからずにテントを設営することが可能です。
したがって、仮にキャンプ場の到着が夜間でも、すぐにテントを立ててキャンプを楽しむことができます。
つまり、キャンプツーリングにおける1番の大仕事である「テントの設営」の手間と時間を大幅にカットできる、キャンプツーリングを愛するライダーにとってまさに救世主のようなアイテムなのです。
ライダーズワンタッチテントのメリット
ライダーズワンタッチテントの最大のメリットは、やはりその設営の早さにあります。
通常のテントの設営は、まずテントのフレームの組み立てから始まり、それをテントに通すことによって、最終的にテントの天井を持ち上げて設営していきます。
対してライダーズワンタッチテントは、予めテントにフレームが設置されており、テント上部のロープを引っ張ることによって自動でフレームが組み上がり、ワンタッチで設営が完了します。
この設営の手軽さは、一度使うと病みつきになるレベルで、特に日が落ちてからのテントの設営においては、この上なくありがたいものです。
さらにはテントの設営だけではなく、撤収も非常に簡単にできるので、毎朝のキャンプの撤収作業においても、大幅な時間短縮が期待できます。
しかし、このように簡単にテントが設営できてしまう反面、実はテントとしてのスペックは低いのではないか?と思ってしまうかもしれませんが、そこは流石にアウトドアメーカーなので抜かりがありません。
大きめの前室を備えたテントの耐水圧は3000mm以上をキープしており、雨天のキャンプでも濡れずに快適に過ごすことができますし、各種ベンチレーターも装備しているので、夏の暑い日も涼しく過ごすことができます。
他には、ランタンを吊るすことができるランタンフックや、小物入れに便利なインナーポケットなど、痒いところに手がとどく小技系の装備もしっかりと採用されています。
ライダーズワンタッチテントのデメリット
簡単にテントが設営できる上に、各種装備も充実しているライダーズワンタッチテントですが、その特殊な機構ゆえなのか、収納サイズが他のテントに比べて若干大きめではあります。
特に横幅があるので、シート幅の狭いオフロードバイクや、フルカウルのスポーツ系バイクが愛車のライダーは、一度現物のサイズ感を確認してからの購入をおすすめします。
また、ライダーズワンタッチテントはテントの底辺の素材が若干薄く、ブルーシートやグランドシートを併用したほうが無難です。
ライダーズワンタッチテントのラインナップ
DODのライダーズワンタッチテントには、主に3つのラインナップがあります。
ライダーズワンタッチテント T2-275
ライダーズワンタッチテントのスタンダードにして、最も短時間で設営できるモデルです。
収納サイズは全長56cmと比較的コンパクトなので、小排気量車やオフロードモデルでも十分パッキングが可能です。
耐水性のある生地やベンチレーター、テント内部の小物入れなど、テントとしての基本的な装備は一通り網羅しており、キャンプツーリング初心者からベテランまで、幅広いライダーにオススメできるモデルです。
DOD(ディーオーディー) ライダーズワンタッチテント 【ツーリング仕様】 1-2人用 T2-275
- 出版社/メーカー: DOD(ディーオーディー)
- メディア: スポーツ用品
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ライダーズバイクインテント T2-466
テントスペース内に愛車を置けるという、ライダーの夢が叶う胸熱すぎるモデルです。
ワンタッチシステムを備えながら、2人まで寝れる室内スペースと広い前室、愛車を置ける大型キャノピースペースを確保しているモデルで、ベンチレーターや各種収納スペースなども充実しているのが特徴です。
愛車を眺めながら一緒にキャンプするという、ライダーなら誰でも描く夢を形にした意欲作であり、キャンプツーリング用のテントとして1つの完成系とも呼べるモデルです。
スタンダードモデルのT2-275よりは設営時間が長くなりますが、愛車を眺めながらのコーヒータイムは至福の時間を過ごせます。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア テント ワンタッチ設営 バイクと一緒に眠れる ライダーズバイクインテント T2-466
- 出版社/メーカー: DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
ライダーズタンデムテント T3-485
タンデムでのキャンプツーリングを想定した、ライダーズワンタッチテントの中でも最大の大きさを誇るモデルです。
その室内のスペースは、大人2人が余裕で寝ることができるのはもちろん、最大4人まで入れる余裕の居住空間を誇ります。
また、前室とキャノピースペースもかなり広く、2人分の荷物でも余裕を持って設置することが可能です。
ただし、収納サイズはそれなりに大きいモデルなので、購入前に必ずサイズ感をチェックしておくことをオススメします。
ライダーズワンタッチテントのまとめ
ライダーズワンタッチテントは、キャンプツーリングにおけるテント設営の手間と時間を大幅に削減してくれる、非常に便利なアイテムです。
早めにキャンプ場に入って、サクッとテントを立ててのんびり過ごすもよし、日が落ちるまでガッツリ走って夜キャンプ場に入ってもよし、ライダーズワンタッチテントはキャンプツーリングの選択肢を増やしてくれます。