iPadの登場により、スマホと共に、もはや一般的になった「タブレット」
電子書籍を見たり、映画を見たり、はたまた仕事の資料を閲覧したり、、、スマホより大きな画面で見ることができるタブレットは、使いこなせば非常に便利なガジェットです。
しかし、タブレットは便利だけど、スマホよりランニングコストが高いとは思っていないでしょうか?
実は「SIMフリータブレット」を使えば、あの格安スマホより安い「格安タブレット」として使うことができるのです。
なぜスマホよりも安く、タブレットを使うことができるのか?そもそもSIMフリーのタブレットとは一体どういったものなのか?
そんな、SIMフリータブレットの疑問にお答えしていきます。
- タブレットとはどのような端末なのか?
- WiFi専用タブレットとSIM挿入可能なタブレットとの違いとは?
- SIMフリータブレットとは?
- SIMフリータブレットのメリットとは?
- オススメのSIMフリータブレット5選
- SIMフリータブレットのまとめ
タブレットとはどのような端末なのか?
SIMフリータブレットの説明を始める前に、まずはタブレットというガジェットを改めて説明していきます。
タブレットとは、一般的に7インチ以上の画面の大きさを持つ、インターネット接続を前提としたタッチ型の情報端末です。
しかし、最近のスマホは、画面が大きなものが多いので、スマホとタブレットとの区別が難しい場合もあります。
その際は、電話回線を用いた音声通話ができるか否か、これがスマホとタブレットを区別する判断基準となります(一部タブレットは音声通話にも対応しています)
また、タブレットとよく比較されるノートPCとの違いは、物理的なキーボードを持つか否か、電源オフなのか、スリープ状態なのか(スマホと同じ状態)この2点が主な判断基準となります。
現在市場に出回っている多くのタブレットの基本ソフトは、AppleのiOSまたはgoogleのAndroidを搭載したモデルで、そのほかの基本ソフトを搭載したモデルは少数派となっています。
WiFi専用タブレットとSIM挿入可能なタブレットとの違いとは?
タブレットには「WiFi専用タブレット」と「SIM挿入可能なタブレット」の2モデルがあり、それぞれ通信する方法が異なってきます。
WiFi専用タブレットは、その名前のごとく、WiFi接続だけに限定されたタブレットであり、各通信業者のモバイル回線を用いた通信サービスを使うことが出来ないモデルのことです。
つまり、WiFiスポット以外ではインターネットに接続することが出来ません。
反対に、SIM挿入可能なタブレットは、各通信業者のSIMカード(通信サービス)を契約することにより、モバイル回線を用いての通信も可能なモデルです。
SIM挿入可能なタブレットのもう一つの特徴は、仮にSIMカードを持っていない場合でも、WiFi接続が可能なので、どちらを買うか迷っている場合は、SIM挿入可能なタブレットの方がオススメと言えます。
SIMフリータブレットとは?
SIM挿入可能なタブレットには、大手通信業者で回線とセットで販売されているものと、家電量販店などで単独で販売されているものがあります。
この両者の違いは、タブレットの通信サービスを選べるか否か、ここに集約されます。
例えばauで購入したタブレットは、auの通信サービスでしか使用することが出来ません(WiFi接続を除く)これは、auで契約したSIMカード以外の通信サービスを制限する「SIMロック」がタブレット内に施されているためです。
したがって、auで契約したタブレットは、docomoやsoftbank、格安スマホの回線で使うことが出来ません。
これに対し、家電量販店などで単独で売られているタブレットは、SIMロックが施されていない「SIMフリータブレット」と呼ばれ、ユーザーが任意に選んだ通信サービスを使うことが可能です。
つまり、大手の通信回線はもちろんのこと、格安スマホのSIMを入れて、安く通信サービスを使うことも可能なのです。
SIMフリータブレットのメリットとは?
ユーザーが選んだ任意の通信サービスが使えるSIMフリータブレットには、WiFi専用機やSIMロックが施されているタブレットにはない、多くのメリットがあります。
データプランで契約できるので通常の格安スマホよりさらに安く使える
前述の通り、タブレット端末の多くは、電話回線を用いた音声通話には対応していません。
すなわち、通話機能が不要なので、データ回線契約のみで使えることになります。
格安スマホのサービスの多くは、実はデータ通信のみでの契約も可能で、通常の音声通話付きのプランより、平均的に800円前後安くなります。
つまり、SIMフリータブレットは、格安スマホの回線をデータ回線契約のみで使うことにより、格安スマホよりさらに安く使うことができるのです。
データ通信のみなら、500円前後の料金のプランを出している業者もあり、ワインコインで通信サービスを使うことも可能です。
もちろん、大手通信業者でもデータ回線のみの契約は可能ですが、大抵は大元の電話回線とセットになっているケースがほとんどなので、データ回線単独での契約なら、格安スマホの一択となります。
海外でも現地のSIMカードでタブレットが使える
SIMフリータブレットは、その性質上、海外でも通信サービスを用いたインターネット接続が可能です。
現地の通信業者の旅行者向けのデータプランを契約、そのSIMカードをタブレットに挿入すれば、即日現地の通信サービスを使うことが出来るので、非常に便利です。
海外で、スマホより大きな画面で地図を見たり、現地の情報を調べられるタブレットは、旅の強い味方になります
SIMカードなしでもWiFi接続で使える
SIMフリータブレットは、通信サービスを契約していない場合でも、WiFi接続を用いてインターネットに接続することが可能です。
したがって、通信サービスを解約したり、使う予定がない場合でも、WiFiスポットでは通信が可能なので、SIMフリータブレットという資産は無駄になることがありません。
オススメのSIMフリータブレット5選
これぞタブレットの王様「iPadシリーズ」
タブレットというカテゴリーを作り出した元祖とも言える「iPadシリーズ」は、今も昔も最も売れているタブレットであり、まさに王様と言える存在です。
全体的な動作の軽さと、タッチ精度の高さは、他のタブレットの追従を許しません。
もっとも基本的なiPadをはじめ、よりコンパクトなiPad mini、より高性能なiPad Proなど、ラインナップが豊富なことも人気の理由の一つです。
国内版SIMフリー iPad Pro 12.9 Wi-Fi +Cellular 128GB スペースグレイ ML2I2J/A
- 出版社/メーカー: Apple Computer
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必要にして十分な性能とコスパに優れる「Huawei MediaPad M3 Lite 10」
その品質の高さとコスパの良さから、タブレットの世界シェアをどんどん伸ばしているのが、中国メーカーの「Huawei (ファーウェイ)」です。
主力タブレットのMediaPadは、必要にして十分な性能を備えながら、10インチで3万円代いう価格が魅力の、大変コスパに優れたタブレットです。
ファーウェイジャパン MediaPadM3lite10/BAH-L09B/Gray HUAWEI MediaPad M3 Lite 10インチ/LTE/32GB/53018776
- 出版社/メーカー: HUAWEI
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価格を抑えたエントリーモデル「ASUS ZenPad 10 Z300CNL」
タブレットには定評がある、台湾のメーカー「ASUS」が作ったエントリーモデルのSIMフリータブレットです。
主にWEBページの閲覧や、動画鑑賞をメインとするユーザーにオススメのタブレットで、価格は2万円台と、10インチのタブレットでは最安クラスです。
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国産メーカーの安心感「NEC LaVie Tab S」
NECが作った国産の8インチSIMフリータブレットが「NEC LaVie Tab S」です。
海外メーカー勢と比べると若干本体価格が高いですが、国産という何よりの安心感と機能性の高さが魅力です。
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PCメーカーのタブレット「Lenovo タブレット YOGA Tab 3 8」
世界的なPCメーカーの「Lenovo」が作った8インチのSIMフリータブレットで、回転式のカメラなど、他社にはないユニークな機能が魅力のタブレットです。
また、コスパも大変よく、動作も安定しています。
SIMフリータブレットのまとめ
SIMフリータブレットは、格安スマホより安く、便利に使えるオススメのガジェットです。
普段使いから旅先のお供、ビジネスの利用まで、幅広く活用できるガジェットなので、ぜひ一度検討してみましょう。