VR技術の発展と普及はどんどん進んでいるため、自宅にVRゴーグルを置いているという人も増えてきています。
しかしまだまだ自宅での本格的なVR体験は難しく、簡単なゴーグルだけでは目や多少の動きだけで仮想世界を実感する程度にとどまってしまうでしょう。
もちろんそれでもアプリやゲームを楽しむことはできますが、どうせならもっと深くまでVRを味わいたいですよね。
そんな人におすすめしたいのが、本格的な施設でのVR体験です。
今はVRが人気になったことで、専用の機体を取り扱う施設が日本全国に広まってきています。
専門施設だからこそのハイスペックな環境でなら、自宅とは一味違った臨場感たっぷりのVRを楽しめるでしょう。
今回はそんな中でも2018年の大阪でVR体験ができるおすすめの施設を4選ご紹介しますので、1つ参考にしてみてください。
地元の人はもちろん大阪に旅行に行くときは、専門施設ならではの本格VR体験で良い思い出を作ってみてはいかがですか。
大阪でおすすめのVR体験施設4選!
namcoイオンモール大日店
2018年7月27日にオープンしたばかりの「namcoイオンモール大日店」は、今大阪で1番熱いVRスポットだといえるでしょう。
こちらは2017年に東京で人気となった「VR ZONE SHINJUKU」の小型店舗として展開している「VR ZONE Portal」の1つで、日本全国にVRの面白さを普及しているエンターテインメント施設です。
施設内には複数のVRアトラクションが用意されているため、VR初体験の人でも安心して楽しむことができます。
2018年に大阪でVRを体験するのなら、namcoイオンモール大日店は候補から外せない存在となるでしょう。
現在こちらのVR ZONE Portalで遊べるのは、「ホラー実体験室 脱出病棟Ω」「VRシネマティックアトラクション アーガイルシフト」「極限度胸試し ハネチャリ」の3つとなっています。
それぞれ本格的な環境によるVRアクティビティが体験できるので、これまでにない圧倒的なリアル感を楽しめることでしょう。
ホラー実体験室 脱出病棟Ω
ホラー実体験室 脱出病棟Ωは、その名の通りVRでのホラー体験を楽しめるアクティビティです。
VRゴーグルの先に広がるおどろおどろしい雰囲気と、周囲を包み込む音による臨場感は、芯からの恐怖を提供してくれるでしょう。
プレイは2人から4人で行われ、それぞれが車椅子に乗って廃病院からの脱出を試みる内容となっています。
プレイヤーの進行度や見ているものによって恐怖のタイミングは変わってくるため、いっしょに遊んでいる人の絶叫が不意に聞こえてくることも。
それは自分のいる場所の怖さをよりリアルなものとし、現実に近い恐怖を体験させてくれるのです。
VRによる映像と音だけでなく、乗っている車椅子にもさまざまな衝撃が襲ってくるため、体感型VRとしての魅力を存分に味わうことができますよ。
VRシネマティックアトラクション アーガイルシフト
多くの人が夢見たロボットに乗って戦うというロマンを叶えてくれるのが、VRシネマティックアトラクション アーガイルシフトです。
ロボットアニメの世界にそのまま入りこんだかのような迫力とスピード感、そして空の広さを感じられるこちらのVRは、namcoイオンモール大日店の目玉アクティビティの1つとなっています。
巨大ロボットの操縦席から見るさまざまな景色と、次から次へとやってくるアクシデントの数々が、VRという事実を忘れさせてくれるかもしれません。
コックピットにはナビゲーターの「アイネ」が同乗しているので、かなりの至近距離で彼女と話すことになるのもポイント。
ロボットアクションとはまた違った意味でのドキドキが、VR空間の臨場感を高めてくれることでしょう。
極限度胸試し ハネチャリ
ちょっと頼りないつばさと共に空の散歩を楽しむのが、VRアクティビティ極限度胸試し ハネチャリです。
極限度胸試しというタイトルから察せられる通り、こちらのアクティビティは足こぎグライダー「ハネチャリ」を墜落させないようにしながら空を走るアクティビティです。
少しの操作ミスが命取りとなるので、VRによる高い緊張感と興奮を体験できるでしょう。
空を飛ぶ感覚はVRで1度は味わっておきたい定番のものであるため、ぜひこちらのハネチャリに挑戦してみてください。
4人同時で遊べばボイスチャットを使うこともできるので、それぞれの興奮を分かち合うこともできます。
遥か下となった地面を共有して、VRでの空の旅を楽しんでみましょう。
他にもMRやAR施設がたくさん
namcoイオンモール大日店には、VRだけでなく各種MRやAR施設もそろっています。
仮想現実とはまた違った体験スペースとなっているので、ぜひすべてを回ってみることがおすすめです。
VRやARといった言葉は知っているけれど、まだ実際にその身で体験したことがないという場合には、うってつけのスポットとなっています。
大阪を訪れたときには、ぜひnamcoイオンモール大日店の設備を堪能してみてください。
所在地:〒570-0016 大阪府守口市 大日東町1−18 イオンモール大日4F
電話番号:06-4252-8777
営業時間:9:00-23:00(コンテンツごとに異なります)
SEGA VR AREA ABENO
ゲームの大手企業SEGAが提供するVR施設である「SEGA VR AREA ABENO」もまた、大阪の必見VRスポットです。
オーストラリアの会社であるゼロレーテンシー社が開発した「ZERO LATENCY VR」が採用されていて、自由に自分の足でVRの舞台を歩き回れるのが特徴となっています。
本当の意味でVRの世界に足を踏み入れることができることから、今大人気のアトラクションとなっているのです。
しかもZERO LATENCY VRは複数人によるマルチプレイに対応しているので、友だちや恋人といっしょに同じVR空間を体験できます。
最大6人という規模で協力プレイが楽しめるVRゲームは、SEGA VR AREA ABENOならではの魅力となるでしょう。
かなり大がかりな体験型VRアトラクションとなっているため、体をめいいっぱい動かしながら仮想空間を楽しめます。
VR動画を「鑑賞」するのではなく、本格的に自分の体で「体感」できる環境に、ぜひ1度触れてみてください。
ZOMBIE SURVIVAL
SEGA VR AREA ABENOでは、現在「ZOMBIE SURVIVAL」というVRゲームを遊ぶことができます。
その名の通りゾンビゲーであるこちらのZOMBIE SURVIVALは、あらゆるところから出現するゾンビを撃退するアクションゲームです。
プレイヤーは拠点を守るために派遣されたチームの一員として、手に持った銃でゾンビを倒していくことになります。
シンプルゆえにVRの世界に没頭できるので、気づいたときには手に汗握る攻防を演じることも。
先述した通り6人までの同時プレイが可能となっているため、チームでの行動が攻略のカギを握ることになるでしょう。
ゲーム内のフィールドを動くときも、ゾンビに銃を向けるときも、すべて自分の体とVRの世界が連動することになります。
その迫力と臨場感は、当然ながら圧倒的なリアリティとしてプレイヤーの感覚を刺激してくれるのです。
数あるVRゲームのなかでも、これ以上ないほどのVR体験となることでしょう。
1ゲームのプレイ時間も約30分と本格的で、ある程度の気力と体力が必要となります。
そのためケガをしていたり妊娠中であったりすると、プレイをすることができないので注意が必要です。
所在地:〒545-0052 大阪府阿倍野区阿倍野筋1丁目6−1
電話番号:06-6633-5880
営業時間:10:00~22:00
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
大阪最大のテーマパークといえば、今やユニバーサル・スタジオ・ジャパンの名が必ず上がります。
そんなユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2018年、人気VRアトラクションだった「エヴァンゲリオン XRライド」を復活させることになりました。
ハイクオリティで評判だったこちらのVRアトラクションの復活は、VR体験を求める多くの人にとってニュースとなることでしょう。
エヴァンゲリオンとVRは相性が良いのか、有名スポットである「VR ZONE SHINJUKU」でもその世界観が体験できるエヴァVRが話題となっています。
今回エヴァの魅力を大阪でも再び楽しめるようになるため、前回行きそびれた人はこのチャンスを逃さないようにしましょう。
2018年7月6日から2019年1月6日までの限定公開ではありますが、圧巻なVR設備と人気アニメのコラボレーションは、要チェックのイベントとなりますね。
エヴァンゲリオン XRライド
エヴァンゲリオン XRライドの「XR」とは、VRを超える新しい体感型ライドアクションのことを指します。
360度に広がる視界と圧倒的な奥行きに、ライドの動きによる重力が加わることで、最高峰の迫力が演出されるのです。
VRの舞台となるのはアニメ新世紀エヴァンゲリオンの第一話、突如現れた使徒に襲われる驚きの体験があなたを待っています。
こちらで流れる映像はエヴァンゲリオン XRライドのためだけに作られた限定アニメーションとなっているので、ファンは迷うことなく見にいくべきでしょう。
定期的にアトラクションの内容が一新されるUSJですが、かつての施設が改めて復活するというパターンは決して多いわけではありません。
それだけエヴァンゲリオン XRライドは、復活させるだけの人気と価値を持つVR体験アトラクションだといえるのでしょう。
特にエヴァンゲリオンに詳しくなくても楽しめますし、待ち時間でエヴァの世界観を味わえるアプリ「MAGIモバイル」で遊ぶことができるので、これを機にアニメに本格参入してみるのもおすすめです。
所在地:〒554-0031 大阪府大阪市此花区桜島2丁目1−33
電話番号:0570-200-606
開催期間:2018年7月6日~2019年1月6日
VR ZONE OSAKA
2018年秋、大阪に本格VR施設「VR ZONE OSAKA」がオープンします。
東京のVR ZONE SHINJUKUに次ぐ人気VRスポットになることが期待されているこちらの施設は、今後大阪のVRを代表とするものになるかもしれません。
人気アニメ・ゲームとのコラボやその他VR向きの世界観を複数楽しめるため、VR ZONE OSAKA1つでいくつものVR体験が行えるでしょう。
実際に遊べるようになるのはこれからですが、現段階でもゴジラやエヴァンゲリオン、ドラゴンボールやガンダム、そしてドラゴンクエストといった人気コンテンツのアクティビティが公開予定となっています。
多くの人に馴染みのあるキャラクターや世界観が取りそろえられているので、VR ZONE OSAKAはおすすめです。
アニメ系にそれほど熱がなくても、度胸試しやホラー、釣りやシューティングなどVRにピッタリのコンテンツも豊富であるため、気軽に楽しめるスポットとなるでしょう。
VRの進化を体験するにはうってつけの場所となるであろうVR ZONE OSAKAのことを、ぜひこの機にチェックしておいてください。
ゴジラVR
TM&©TOHO CO., LTD.
©BANDAI NAMCO Amusement Inc.
VR ZONE OSAKAの目玉の1つとなっているのが、ゴジラの圧倒的な破壊力を楽しめる「ゴジラVR」です。
ゴジラによって壊されていく街を生き抜きながら、攻撃ヘリ部隊の一員として、ゴジラの活動を停止させよう。
恐怖と迫力に満ちたVRとなっているので、スリルを味わいたい人には特におすすめできる内容となっています。
本格的なゴジラの大きさと勢いは、記憶に強くやきつく経験となるでしょう。
ドラゴンクエストVR
©ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
©BANDAI NAMCO Amusement Inc.
体感型VRの最先端を堪能できる「ドラゴンクエストVR」も、VR ZONE OSAKAで楽しめるおすすめのアクティビティとなっています。
アリーナと呼ばれる20m×12mの空間で、バックパックPCを背負い、自由に歩きながらVR体験ができるフィールドVRアクティビティ「ドラゴンクエストVR」で、ドラゴンクエストの世界に入り、仲間とチカラを合わせて大魔王ゾーマとの最終決戦に挑め!
プレイヤーはドラゴンクエストお馴染みの職業である戦士、魔法使い、僧侶となって、モンスターたちとのバトルに挑みます。
剣や杖を振ってモンスターに攻撃する感覚は、ゲーム中のドラゴンクエストをそのまま体験することにつながるでしょう。
最大4人での本格的なVR体験が楽しめるので、かつて冒険の旅に憧れた人は必見のVRアクティビティです。
自分の力で魔王ゾーマを倒すという夢のような体験を実際に行えるドラゴンクエストVRを体験するためだけにでも、VR ZONE OSAKAに出向く価値はあるでしょう。
所在地:大阪府大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8階 9階
営業時間:11:00 ~ 22:30(最終入場 21:30)
VRを本格体験するのなら専用施設の利用がおすすめ
自宅では整えられないVR設備が魅力
こちらでご紹介したようなVR施設には、高性能かつ専門の設備が整っています。
それらは基本的に一般家庭では準備することができないものなので、わざわざ出向いてでも体験する価値は十分にあるといえるでしょう。
特にVRの世界に参加するフィールドアクティビティは、そういった専門の施設ならではのVRとなります。
動き回って仮想現実を体験するという感覚を知れば、これまで以上にVRの魅力がわかるかもしれません。
せっかくVRに興味を持てたのなら、ぜひこの機会に専門のVR施設を訪れてみましょう。
期間限定のものもあるので注意が必要
VR施設やその内部のコンテンツは、期間限定で開催されているものも多いです。
そのためうかうかしていると、サービスが終了してしまう可能性もあるでしょう。
USJのエヴァのように復活したり、別の場所で再開されたりといったこともありますが、場合によってはそれで見納めということもありえます。
興味のあるVRコンテンツを見つけたときは、なるべく早めに遊びに行くことがおすすめされるでしょう。
まとめ
大阪でも上記のような場所でなら、本格的なVRコンテンツを楽しむことができます。
現在のVR技術が集結したその成果を、この機にあなたの体全身で感じてみましょう。
VRゴーグルやVRアプリの進化とは別の路線で、体感型のVRはどんどん進化を続けているのです。
仮想の世界に思い切り浸る面白さは体感型ならではのものであるため、1度は体験してみることをおすすめします。