【冬こそバイク旅】メーカー別 おすすめウインタージャケット10選

冬ツーリングのイメージ画像

どもです、バイク旅ジャンキーさすライダーです。

春は桜を見にサクライダー、夏は北へホッカイダー、秋は紅葉ライダー、冬は南国ライダーと、僕は季節を問わず1年中バイク旅をエンジョイしています。

要は、雪が降らない限り、道が凍らない限りは寒くても走っちゃいます。

よく「バイクって、冬は寒くないんですか?」って聞かれますが、めっちゃ寒いですし、夏は灼熱地獄です(笑)

でも、それでもバイクに乗りたくなるのは、ライダーは基本ドMだからです( ・∇・)
 
しかし、それは装備をちゃんと整えていない場合の話で、ちゃんと冬の装備に投資すれば、寒くても快適に冬ツーリングを楽しむことが出来ます(夏も同じく)

単純に冬装備とはいっても範囲が広いですが、今回はその中でも一番重要なアイテム「ウインタージャケット」について説明していきます。

冬はバイクに乗る?乗らない?

冬のツーリングのイメージ画像

冬でもバイクに乗るライダーは少なく、これは暑い夏真っ盛りの時期にバイクに乗るライダーより圧倒的に少ないです(夏真っ盛りもバイクはキツイです)

まず、僕も生まれが東北なのでそうでしたが、北国や雪が多い地域に住んでいるライダーは、物理的に冬の期間バイクに乗ることが出来ません(バイク業界用語で冬眠と言います)

乗りたくても道が雪に覆われていたり、凍ったりしているので、バイクに乗ったら確実にコケます。

となると、かなりざっくりとした話ですが、冬でもバイクに乗れるライダーは東北以南に住む、信州や北陸などの雪の多いエリアを除いたライダーということになります。

さらに言えば、いくら南のエリアでも、さすがに標高の高い場所を冬に走るのは凍結のリスクがあるので、基本的には海沿いが冬のメインツーリングエリアになります。

つまり、仮に冬にバイクに乗れるエリアに住んでいても、ツーリングできるエリアが限られてしまうので、それで冬はバイクに乗らないライダーが増えるわけです。

もちろん、前提として寒い!という理由は当然あります。

しかしながら、冬は空気が澄んでいて景色がとても綺麗で、人も少なく快適に旅ができるので、むしろ夏より旅がしやすい環境だったりします。

僕は冬の朝の(寒いですが)日差しが好きで、張り詰めた空気と冷気が、日差しで穏やかになっていく瞬間が萌えます。

冬にバイクに乗るならウインタージャケットは必須

ウインタージャケットを着るイメージ画像

冬でもバイクに乗れるエリアに住んでいて、ツーリングが出来るエリアが限られていても走りたいというドMなライダーなら、まずはウインタージャケットを用意しましょう。

冬にバイクで走るという行為は、わざわざ冷気(風)をむき出しの体に当てにいくという行為に等しいので、バイク用じゃない普通のジャケットを着て走ると、ぶっちゃけ危険です。

寒さで体調がおかしくなる可能性が高いですし、体の動きが鈍くなってバイクの運転に支障をきたす恐れがあります。

バイク用のウインタージャケットの防寒対策は、一般的な防寒着とは別次元で、冷気が体に触れないような工夫と、保温する能力に優れています。

冬ツーリングは装備への投資が何よりも大切で、良いウインタージャケットを着ていれば、寒くても快適に冬ツーリングが楽しめます。

反対に装備をケチると、楽しみに行ったのか苦行に行ったのか分からなくなります。

僕は初心者の頃、ユニクロの防寒着をありったけ着込んで、アウターだけバイク用の安いカッパという格好で冬の阿蘇(この時点で間違ってる)を走りましたが、全身が冷え冷えで死の恐怖に襲われました(苦笑)

ウインタージャケットの特徴と選び方

冬のツーリングを楽しく快適にしてくれる魔法のアイテム「ウインタージャケット」の特徴と選び方を説明していきます。

なお、ウインタージャケット以外にも、当然揃えるべき冬アイテムはありますが、それはまた別の機会に紹介したいと思います。

ウインタージャケットは素材にこだわる

ウインタージャケットののハイテク素材集

バイク用のジャケットは、防水透湿性に優れたゴアテックスなどのハイテク素材が採用されています。

普通の素材ではとてもじゃないですが、常に台風レベルの走行風にさらされるライダーの過酷な状況には対応ができません。

ウインタージャケットの場合は、とにかく何よりも外部からの冷気を遮断する必要があるので、ゴアテックスの防風バージョンとも言える、ゴアウインドストッパー素材を使ったジャケットがオススメです。

ゴアウインドストッパーは防水性能は備えていませんが、防風性が非常に高い素材なので、バイクの走行風の冷気を遮断してくれます(防水性はアウターの外側の素材に備わっている場合が多いです)

あとは、各メーカーのオリジナル素材や汎用素材も同じような効果を持ち、例えばラフアンドロードのウインドストッパー素材などがそれに該当します。

メーカーオリジナル素材や汎用素材は、ゴアウインドストッパーの性能には及びませんが、かなり高性能で何よりコスパに優れるので、ライダーとしてはありがたい存在です。

ウインタージャケットはインナー脱着式のものがオススメ

ウインタージャケットのインナー脱着の説明

いくら冬ツーリングは寒いとは言っても、日中日が当たれば走行中でも多少暑い時もありますし、冬装備で観光地を歩くと汗ダクになる場合もあります。

そんな状況に対応できるように、ウインタージャケットはインナー脱着式のものがオススメです。

終日寒いところしか走らず、冬は歩いて観光することは無いという場合を除いては、絶対にインナーは脱着できた方が便利で、その日の宿に着いた際の外出用(歩き)のアウターとしても活用できます。

つまり、インナーが脱着できると、バイクを降りた際の防寒着の用意を一つ減らせるということです(しかも暖かいです)

ストームガードが付いていると隙間風が入らない

ウインタージャケットのストームガードの説明

冬の冷気はとても手強く、いかに良いウインタージャケットを着ていても、100パーセント外部からの冷気を遮断することは不可能です。

特に、ジャケットのファスナー部や下回りの部分からの冷気の侵入はなかなか手強いですが、ストームガードが装備されていると、これを劇的に改善できます。

ストームガードとは、ジャケットのチャックやボタン付近にあるコンパクトな腹巻のようなもので、ファスナー部や下回りからの冷気を遮断してくれます。

ウインタージャケットはグローブカフ付きがオススメ

ウインタージャケットのグローブカフ

ジャケットとグローブの間のわずかな隙間は、冷気が入り込みやすい場所ですが、これを遮断してくれるのがグローブカフです(メーカーによって呼び名が違います)

グローブカフとは、ジャケットの袖から繋がって出ている、ごくごく薄いハーフグローブのようなもので、グローブカフをした上からグローブをはめれば、ジャケットとグローブの間のわずかな隙間を埋めることができます。

ウインタージャケットはもちろんプロテクター付きを選びましょう

ウインタージャケットのプロテクター

これはもう、バイク用のジャケットとしては基本中の基本ですが、寒さ対策は当然ですが、それ以上に安全対策はMUSTです。

冬用のジャケットは基本的にゴツいので、大抵はプロテクターも装備されていますが、中には無いモデルもあるので、その場合はプロテクターは必ず別で揃えましょう。

また、プロテクターが装備されていても、胸部プロテクターだけは別売りになっていることが多いので、その場合も必ずオプションで購入しましょう。

胸部プロテクターが、今バイク業界でフォーカスされていることはご存知かと思います。

もちろんカッコいい・おしゃれは正義

これ、、、とても大事ですね(笑)

いかに防寒性能に優れた高機能なウインタージャケットでも、見た目がダサいと着たくなくなりますし、せっかくのカッコいい愛車まで台無しになります。

機能性や安全性を加味しながら、自分好みのカッコイイ・おしゃれなものを探す、これがバイク用の装備選びの楽しみです。

メーカー別 おすすめウインタージャケット10選

主要バイク用品メーカー10社のウインタージャケットの中から、それぞれオススメのものをピックアップして紹介していきます。

なお、2018年11月時点では、これらは全てAmazonで購入可能です。

コミネ JK-579 プロテクトソフトシェル ウインターパーカ-IFU

コミネ  JK-579 プロテクトソフトシェル ウインターパーカ-IFU

近年主流のパーカースタイルを採用した、コミネのカジュアルなウインタージャケットです。

バイクを降りても違和感のない、ストリートでも似合うデザインで、脱着式のインナーや各部のプロテクターも装備しています。

機能充実のウインタージャケットながら、2万円を切るコスパの良さで、Amazonの販売ライキングでは常に上位の人気ウインタージャケットです。

RSタイチ RSJ719 タンドラ ウインターパーカ

RSタイチ RSJ719 タンドラ ウインターパーカ

ボア付きのフードがいかにも暖かそうな、RSタイチの高機能ウインタージャケットです。

脱着式のインナーは中綿入りで抜群に暖かく、走行中にフードがばたつかないように、ベルクロでテンションを調節することもできます

タウンユースでも使えるおしゃれなデザインも格好良く、実用性と見た目の両立が高いレベルで実現されているウインタージャケットです。

RSタイチ RSJ719 タンドラ ウインターパーカ_BLACK_M RSJ719BK01M

RSタイチ RSJ719 タンドラ ウインターパーカ_BLACK_M RSJ719BK01M

ラフアンドロード エキスパートウインタースーツ

ラフアンドロード エキスパートウインタースーツ 

ウインタージャケットにウインターパンツまでセットになっているのに、なんと1万円代半ばという驚異的なコストパフォーマンスを誇る、ラフアンドロードの定番ウインタージャケットです。

この価格帯で、パンツがセットになっていること自体が驚きですが、脱着可能なインナーとプロテクターまで装備していることに再び驚きます。

冬ツーリングにはじめてチェレンジするライダーにとっては、おそらくこれ以上に強い味方はいないでしょう。

KUSHITANI アキュートジャケット K-2680

質感が高く高級感に溢れる、純正にカッコイイと言えるKUSHITANIのウインタージャケットです。

保温性の高いダウンライクという素材を採用したインナーは抜群に暖かく、スポーツライディングに適したタイトでスリムな構成は、SS系バイクに乗るライダーのウインタージャケットとしてオススメです。

それなりの価格ですが、それでも欲しいと思わせる完成度が非常に高いウインタージャケットです。

ゴールドウイン ウォームキルトジャケット GSM22758

ゴールドウイン  ウォームキルトジャケット GSM22758

バイク向けというよりは、アウトドアファションを意識した、ゴールドウインのおしゃれなウインタージャケットです。

アクセントのある色使いとキルティングによって、バイクを降りても全く違和感ないスタイルを実現しています。

見た目はカジュアルですが、しっかりとプロテクターは完備しているので、安全性も抜かりないウインタージャケットです。

南海部品 ハニカム-Dジャケット SDW8116

南海部品 ハニカム-Dジャケット SDW8116

南海部品のプロテクション性に優れた、ショート丈のウインタージャケットです。

胸部にCE規格の新しいプロテクター「ハニカムD」を採用しており、他の部位もCE規格のプロテクターが採用されています。

もちろんインナーは脱着可能で、安全性と機能性を高次元で融合しているウインタージャケットです。

カドヤ K’S PRODUCT TR-EVO/CW2

カドヤ K'S PRODUCT TR-EVO/CW2

カドヤの人気ジャケット「THROUGH RIDE-EVO/CW」のバージョンアップモデルです。

シンプルで飽きのこないデザインは、どのカテゴリーのバイクでも自然にマッチします。

首回りのボアは脱着可能で、各種プロテクターはオプション対応になっています。

パワーエイジ プリマロフトRウォームパーカー PJ-8110

パワーエイジ  プリマロフトRウォームパーカー PJ-8110

タウンユースでも違和感のない、パワーエイジのパーカースタイルの高機能ウインタージャケットです。

独自素材のプリマロフトを用いた抜群の暖かさを誇り、ゴワゴワしやすいウインタージャケットでも、快適にラインディンができる立体裁断で作られています。

ストームガードなどの小技も効いており、価格に見合った高機能なウインタージャケットです。

シンプソン Fooded Jacket SJ-7134

シンプソン  Fooded Jacket SJ-7134

鮮やかなカラーリングのシンプソンのパーカースタイルのウインタージャケットです。

中綿入りの暖かいインナーはもちろん脱着可能で、フード部分も脱着が可能です。

プロテクターは背中が標準装備、あとはオプション対応になっています。

イエローコーン ドライビングライダースジャケットBB-8307

イエローコーン ドライビングライダースジャケットBB-8307

これぞイエローコーンと言わんばかりの、派手めなデザインのウインタージャケットです。

キルティング中綿を採用しているので抜群に暖かく、プロテクターを完備しているので、安全性も抜かりがありません。

何より、寒い冬でも楽しい気分になれるデザインが、イエローコーンらしさ抜群のウインタージャケットです。

メーカー別 おすすめウインタージャケット10選 まとめ

冬に愛車でツーリングに出かけるなら、まずはウインタージャケットを購入しましょう。

出来れば価格よりも防寒性能と機能にフォーカスして、寒い冬も楽しくバイクに乗りましょう。

冬ツーリングは装備への投資を惜しまないことが何よりも大切です。

この記事を書いた人

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