ロードバイクの一般的な普及などによって、最近では高価な自転車を所有する人も増えてきたように思われます。
しかし一般家庭ではその管理が難しく、適切な形で保管できていないというパターンも多いことでしょう。
自転車を室内には置いておけないけど、そのまま外に出しておきたくもない、そんな人はぜひ専用の「物置」の利用をおすすめします。
自転車を保管しておくための物置もまた、ロードバイクなどの需要の高まりによって増え始めているのです。
こちらでは大切な自転車の収納に使えるおすすめの物置を、厳選して5つご紹介します。
自転車の置き場所に困っているときは、この記事を1つの参考にしてみてください。
自転車を物置で保管するメリットとは?
自転車を長持ちさせる
自転車を長時間雨風にさらしてしまうと、いずれは劣化につながります。
そのため外に置く場合は、なるべく物置のような場所で保管することが推奨されるでしょう。
簡単なものであっても、直接の雨風を防げるだけで十分な効果があります。
特に頻繁に乗れないときや、こまめなメンテナンスができない場合は、物置の有無が自転車の状態を大きく変えることになるでしょう。
今は後からでも簡単に物置を設置できるため、スペースがあるのなら物置と自転車はセットで考えられます。
高価な自転車はもちろん、思い出の詰まった自転車を管理するときは、ぜひ物置の利用を検討してみてください。
自宅の事情で部屋の中に置けないのなら、専用の物置を購入して自転車を長持ちさせていきましょう。
盗難防止にもおすすめ
最近は高価な自転車が増えているため、それを狙った盗難事件も多発しています。
そのため自転車を購入したのなら、合わせて盗難対策も考えなくてはなりません。
多くの場合は盗難防止のチェーンを巻くことで防犯を済ませてしまうことになるでしょうが、それでは不十分な場合もあることでしょう。
そのため本気で自転車を守るのなら、やはり物置を利用するのがおすすめです。
物置に入れておけば単純に盗みづらくなるだけでなく、家に自転車があることを周囲に隠すことができます。
盗難をしようという人を近づけさせないことが、最大の防犯になることは間違いありません。
物置はそういった防犯面において、自転車に最適な環境を提示してくれるでしょう。
自転車の収納に使える物置はさまざま
タイプ別に選べるのが物置の魅力
一言で物置といっても、自転車の収納に使えるものにはさまざまなタイプが存在しています。
そのため自分の求める形に合わせて、最適な物置を選択することができるのです。
収納量の多いものやコンパクトなもの、プラスアルファの機能がついたものなど、そのタイプは広く取りそろえられています。
以下では代表的な物置のタイプを紹介しますので、まずは自分がどのタイプを必要としているのかチェックしてみてください。
他の収納もいっしょに行えるタイプ
自転車以外にも収納したいものがたくさんあるという人は、まとめて収納できる大き目の物置がおすすめです。
比較的広めなスペースを必要としますが、自転車本体とその備品をいっしょにしておける点は、大きなメリットとなるでしょう。
ものを捨てられない人は収納のための物置を持つことで、家の中を綺麗に保つこともできます。
自転車といっしょに収納することで物置が「開かずの間」となってしまうこともないので、整理が苦手な人ほどこちらのタイプがピッタリでしょう。
複数の自転車を収納できるタイプ
複数の自転車を所有している人や、家族でそれぞれ自転車を使っているという人は、複数台を収納できる物置を検討してみましょう。
今は単純に横に並べるだけでなく、自転車を立てて収納するタイプの物置も多いので、意外と少ないスペースでも複数の自転車をまとめられます。
それほどたくさんのスペースは用意できないけど、複数台の自転車をまとめたいという場合は、それに特化した物置を選ぶのがおすすめです。
また物置そのものではなく、オプションとして自転車を収納するラックだけを購入することもできるので、既に物置を持っている人もチェックしてみましょう。
とにかく簡易的なタイプ
どうしてもスペースや予算が限られてしまう場合は、簡易的なタイプの物置がおすすめです。
設置が簡単かつ安価なものが多いので、急遽自転車を物置に収納する必要が出てきたときにも役立ちます。
簡易的とはいえ最低限の雨風は防ぐことができるため、自転車を痛ませたくない人は必見です。
そこまで管理方法にこだわるわけではないけれど、とりあえず収納だけはしておきたいというときは、簡易的なタイプの物置を探してみましょう。
おしゃれが重視されているもの
自転車を収納できる物置の中には、おしゃれさが重視されているものも多数あります。
せっかくならおしゃれな物置に収納したいという人は、見た目から選んでみるのもいいでしょう。
物置らしい無骨なデザインも魅力ですが、ちょっとした見た目のアクセントがあるだけで、印象は大きく変わります。
おしゃれな物置は自然と綺麗にしておきたくなるものなので、モチベーションの維持に利用できるかもしれませんよ。
おすすめの自転車用物置5選!
ダイマツ 多目的万能物置 DM-10L 壁パネルロングタイプ
簡易的かつ自転車以外のものも収納できるという点が魅力であるこちらの物置は、多くの人におすすめできるスタイルとなっています。
屋根と壁だけの構造のため自転車の出し入れがしやすく、スムーズに乗り降りすることが可能です。
自転車を通勤通学に利用している人は、基本的に毎日乗ることになると思われるので、このようにドアがついていない物置の方がストレスなく使えるでしょう。
内部のスペースは広く作られているので、複数の自転車を置くことも、それ以外のものを収納することも難しくありません。
洗濯ものを干すこともできるようなので、その活躍の範囲には期待ができることでしょう。
一方で防犯面ではやや頼りなく、自転車を保管するには別途盗難防止のアイテムを用意する必要があるかもしれません。
チェーンなどの防犯対策を施して、万全の状態で自転車を管理していきましょう。
多目的万能物置という名前通り、自転車の管理以外の使い道がいろいろと考えられるので、自分なりの使用方法を模索できるのが特徴。
「せっかく物置を買うのならいろんな場面で使ってみたい」という人には、ぴったりのアイテムとなるでしょう。
ダイマツ 多目的万能物置 DM-10L 壁パネルロングタイプ 土台寸法 間口2347×奥行1615 『自転車屋根 横雨に強いスチールタイプ』
- 出版社/メーカー: ダイマツ
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
タクボ物置 TP/ストックマンプラスアルファ TP-3015
自転車を置く部分と物置として使う部分を分けて使いたいという場合は、こちらの物置がおすすめされます。
取り出しやすさと収納のしやすさを両立した設計となっているため、自転車を使いつつ多くのものを管理することができるでしょう。
値段はそれなりにしますが、その実用性は十分なものとなっているので、本格的に自転車を保管したい人なら満足できます。
扉のカラーを4色から選べたり、扉の開く方向を左右で選べたりと、カスタマイズ性の高さも魅力。
物置を設置する場所や自分のライフスタイルに合った形で購入できるのは、こちらの物置の特徴だといえるでしょう。
人が入るスペースもあるので、簡単な作業くらいなら物置で行うことができるかもしれません。
自転車を管理するだけが目的でない場合も、その利用に応えてくれることでしょう。
大きめの物置を設置する余裕があるのなら、ぜひ検討してみてください。
タクボ物置 TP/ストックマンプラスアルファ TP-3015 一般型 標準屋根 『駐輪スペース付 屋外用 物置 自転車収納 におすすめ』 トロピカルオレンジ
- 出版社/メーカー: タクボ物置
- メディア: その他
- この商品を含むブログを見る
DOPPELGANGER ストレージバイクガレージ
テントのように使えるこちらのガレージも、簡易的な物置として利用できます。
なるべく予算を絞りたいときや、設置場所をこまめに変更したい場合は、こちらのタイプがおすすめです。
Mサイズなら2台、Lサイズなら3台の自転車を収納可能なので、複数台の設置にも対応してくれます。
またLサイズで1台を収納すれば、空いたスペースを利用して自分が中に入ることもできるでしょう。
自転車のメンテナンスをしたいときやじっくりと鑑賞したいときなどには、こちらのガレージが最適な空間を確保してくれます。
中にはランタンをつるすフックや湿気や空気を解放するベンチレーションも配置されているため、キャンプ気分で入り浸ることもできるでしょう。
左右の扉を解放して風通しを良くしたり、内部のメッシュポケットを使って部品を管理したりと、こまめな機能も充実しています。
使いこなすほどにその利便性がわかってくる物置なので、長く愛用することができるかもしれませんね。
簡易的な面が強い分気軽に設置しなおすことができ、自分にとっての快適な使い方を追及することができます。
自分の中で物置の明確な使い道が固まっていないときでも、自由な使い方を楽しめるでしょう。
- 出版社/メーカー: DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
LIFETIME 屋外物置
海外風のおしゃれな物置もまた、自転車の収納におすすめできます。
LIFETIMEの屋外物置なら、ただ収納するだけでなく見た目にも美しい形で自転車を管理できるでしょう。
一般的な物置と自宅の景観が合わないときには、外国要素を取り入れてみるとしっくりくるかもしれません。
この物置から自転車を出し入れするというだけでも、毎日のテンションがアップするでしょう。
せっかく買った自転車を三日坊主で終わらせないために、見た目を重視してみるのもおすすめできます。
見た目にこだわっている分、他のところはかなりシンプルな作りとなっているため、何かプラスアルファが欲しいときは注意が必要です。
また手持ちの自転車のサイズをチェックして、あらかじめ余裕を持って収納できることを確認するようにしてください。
物置は基本的に長期的な運用が見込まれるので、見た目が気に入っているかどうかは意外なほど重要となります。
ぜひ1度は物置を設置した後をイメージして、気持ちよく使えるかどうか考えてみましょう。
- 出版社/メーカー: LIFETIME
- メディア: Lawn & Patio
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タクボ物置 オプション 自転車収納ラック
既に物置があるときや、思ったよりも収納するものが多くてスペースが確保できなかったときは、自転車専用の収納ラックもおすすめです。
物置の壁にはりつける形で自転車を収納できるので、最小限の縦スペースだけで十分となります。
物置の中がごちゃごちゃになってしまっても、収納ラックがあれば常に自転車だけは適切に収納することが可能となるでしょう。
上手に利用できれば小さな物置の中でも、複数台の自転車を管理できます。
物置を買ったときには、いっしょにこういったラックの使用も検討してみるのがおすすめです。
値段も手ごろなので元から物置を持っている人は、最低限の出費で自転車の収納部分を確保できます。
とりあえず自転車用のオプションが欲しいなら、自宅の物置に取り付けられるかチェックしてみましょう。
縦置きはスペースの少なさでは大きなメリットですが、取り外しが億劫に感じられる可能性もあります。
自転車を毎日利用する人はその点を考慮して、余裕を持った運用を心がけてください。
自転車を収納する物置を選ぶときの注意点とは?
設置予定のスペースを確認
物置を設置するスペースが足りないと、購入したのに使えないという最悪のパターンを招いてしまいます。
自転車を収納する物置の購入を考えたなら、まずは設置予定場所の広さを確認しましょう。
物置のサイズぎりぎりではなく、なるべく余裕を作っておくことで、自転車の出し入れをスムーズにすることができます。
その後生活することを考えて、予定よりも小さめの物置を購入するのがコツとなるでしょう。
あれこれ入れるものを想定していたけど、結局それほどスペースを使わなかったということはよくあります。
本当に必要なものだけを物置に入れるように選別すれば、小さく感じるサイズでも問題なく使えるでしょう。
購入の前にはまず、スペースを念入りに計算することを忘れずに行ってください。
今後自転車が増える予定はある?
自転車はとても魅力的な趣味であるため、1台のつもりが2台に、さらに3台にと増えていく可能性は十分にあります。
そうなると物置のサイズによっては、収納スペースが足りなくなるかもしれません。
もし自転車を買い足す予定があるのなら、それも考慮したサイズの物置を選ぶといいでしょう。
特に家族がいると、それぞれの自転車を持つようになる可能性もあります。
なるべく収納数を多くしておくと、後々揉めずに済むでしょう。
あらかじめ複数台入る物置や、上記で紹介したラックを設置する場所を確保しておくことで、自転車が増えても対応しやすくなります。
もしくは物置を設置した場所とは別に保管場所を作って、後から簡易的な物置をプラスするのもおすすめです。
設置スペースと自転車の実質的な収納数のバランスを取るのは難しいかもしれませんが、何度も繰り返しシミュレーションをするのがコツとなります。
この1台と心に決めた自転車があるのなら別ですが、まだまだ増える可能性を否定できないのなら、一応スペースを準備しておくといいでしょう。
まとめ
自転車の収納に使える物置は、後からでも気軽に買えるようになってきています。
設置スペースと自転車のサイズ、その他費用を考慮して、ぜひ魅力的な物置の購入に踏み切ってみましょう。
基本的にネットから気楽に購入できるため、スムーズに設置まで進むことができます。
大切な自転車をきちんと保管するためにも、この機に専用の物置の導入を検討してみてください。