【中国のトイレは囲いが無い】実際に探し歩きながらレビュー

f:id:meramon:20180530015640j:plain
おいっす!メラモンでっす!

中国のトイレってどんなイメージを持っていますか?
自分は、大便するほうでも囲いが無い、紙が流れないから備え付けのごみ箱に使い終わったトイレットペーパーを捨てるなどと絶対に使いたくないトイレというイメージがあります。
俗に言われているニーハオトイレなんて絶対無理です。。

※ニーハオトイレ…大便の囲いが無いので、隣の人とおしゃべりを楽しみながら用を足すということで付けられているハイパーネガティブトイレワード

むしろ自分は囲いがあったとしても、隣に人がいたら嫌なので中国でトイレ行けないかもしれないと考えていました。
ただ、それはあくまでイメージです!
私は中国に行ったことがありません。百聞は一見にしかず!
初の中国出張ということで、中国のトイレ事情を調べてみようと思いました。

匂ってきそうな記事になってしまうのですが、宜しくお願いします。

まずはニーハオトイレを探してみよう

出張先は広州というところで、マカオを左足、上海を右足としたらちょうど下腹部っぽいところ(?)

f:id:meramon:20180529202901p:plain

ここのエリアは日本よりも暑く、まだ5月なのに平気で35℃を突破するすばらしい気候!
すなわち、暑いということは匂いがきつくなるというトイレ探しには最悪のロケーションでした。

そこまで自由な時間は無かったので街中を探し周り続けることまではできませんでしたが、何個かトイレに入ってみても無い!

ニーハオトイレが無い!!

嬉しい!
けど悲しい!ちょっとみたかったけど。。。。

現地の通訳の方に聞いてみると、中国では現在トイレ革命真っただ中だそうです。

トイレ革命とは

中国の習近平国家主席が旗振り役を務めている中国の大きなプロジェクトで、「中国のトイレ問題は小さな問題では無く、観光地や都市以外の農村でも生活の質の足りない部分を補っていかなければならない」と主張されているプロジェクトです。

そう、これまで私が持っていたイメージである中国のトイレ=地獄の入り口というイメージを払拭していく方針なのである。
計画としては2015年から3年間の計画で既に7万程のトイレが新設・改修されているとのことです。

出会えなかったニーハオトイレ

トイレ革命の影響なのか、元よりこの地域にニーハオトイレが存在していなかったのか、答えは見つかっていません。幸か不幸かわかりませんが、私は目的のニーハオトイレには出会うことができませんでした。
ただ、それでも足を使って中国のトイレを何か所か行ってみたので、中国のトイレをレポートしてきたいと思います。

中国のトイレの内装のレポ

小便器

中国の小便器

まず小便器は日本と同じような造りになっています。こんな感じの形状です。
ていうかTOTO製ですね。
日本でも場所によって細かい違いがあると思いますが、中国でもそれは同じで若干違う程度でした。
角ばった形が多かったかなという程度です。

中国のトイレの床

こちらは綺麗な床で、タイル式になっていますね。
まぁトイレなのでタイル的な床ですよね。

中国のトイレの壁

壁もきれいなタイルが張られており、小便器の前にはこんな文字もありました。
意味を訳してないので雰囲気ではありますが、あと一歩前に少し歩いたら文明は大きく歩む的な意味ですよね。間違えていたらすみません。。。
おそらくこれがトイレ革命の銘文かと思われます。

大便器

中国の大便器1

平面です!
すんごいすっきり見えます!

ニーハオトイレはこの形状で囲いが無いっていう状況みたいですが、
日本の和式にはある前側の突起が無いと余計に恥ずかしそうですよね。
本当に色々と日本では考えられないですね。

中国の大便器2

ちなみに、こちらは備え付けの紙がなく、とても悪臭に満ち溢れたトイレです。
おそらくぼっとん便所?
臭すぎて室内には中に入れませんでしたが、間違いなくぼっとんの臭いでした。

悪臭はありますが、施設のトイレも見た目的にはほとんど綺麗なものでした。
これがトイレ革命の効果なんでしょうか。
それとももともと綺麗だったのか。

広州では外を歩いていても、街中に多くのごみ箱が設置され(50m感覚レベルで設置されています)、多くの清掃員がごみ拾いをしていました。
日本では公園でもそこまで密集してごみ箱が設置されている場所なんてありませんが、多分日本に比べて「ポイ捨てする人多、その分清掃員多」のような人員が配置されているのでしょう。

まとめ

トイレ革命のおかげでトイレに行くことができたと言っても過言ではないので、旅行者を配慮した本当に素晴らしい政治的革命だと思いました。
あと10年早く施策してほしかった。。。

この記事を書いた人