ドラムをしている人におすすめのイヤモニについて調べてみました!
というのも、10年来の友人が最近、学生時代にやっていたバンドを再結成したのですが(彼の担当はドラム)、学生時代にはあまり気にしていなかったけれど、イヤモニをつけて演奏したほうがより良い演奏ができるんじゃないか?とのこと。
そこで、彼のために快適な演奏のためのイヤモニを探してあげることに…。
今回は、イヤモニって何?バンド演奏でそんなに必要なの?というさまざまな疑問にお答えしていきます。
イヤモニって何?
そもそもイヤモニって何?という方のために、簡単にご説明します。
有名アーティストがつけているアレ!
テレビでアーティストが生演奏しているのを見ると、ボーカルの人が耳にイヤホンのようなものをつけていることがありますよね。
あれが「イヤモニ」と呼ばれるものです。
ギターやベース、ドラムの人でもつけている場合がありますがあまり映ることがないのでわからないかもしれません。
ボーカルの人は、よく動くのでチラッと見えたり、また装着感が悪く、いじっていたりするので「何かつけている?」とわかることがあります。
イヤモニは、カナル式イヤホンタイプのモニターで、「In-Ear Monitor(IEM)」とも呼ばれます。
最適な音を聴くことができる
客席にあるメインスピーカーからは、バンドのギターやベース、ドラム、ボーカルの声などすべてが合わさった状態で聴こえてきますが、メインスピーカーの後ろにいる演奏者は、それぞれ違った聴こえ方をしています。
イヤモニをつけることで、「返し」と呼ばれる音が流れてきて、自分の声や他の楽器の音などがそれぞれ最適な状態で調節されて聴こえてきます。
ドラマーにおすすめな理由
ドラマーにイヤモニが必要といわれるのには理由があります。
どんなメリットがあるのか見てみましょう。
ドラムの音にかき消されずに返しの音が聴こえる
バンド経験者なら誰もが感じたことがある「自分の演奏(声)が聴こえにくい」という問題を解決してくれるのがイヤモニです。
特にドラムは音が大きく、ほかの音が聴こえないことによるリスクも大きい楽器です。
イヤモニをつけることで、ほかの楽器の音が聴こえやすくなります。
そして、ドラム、ボーカル、ギターとベースの音量をバランスを考えながら理想どおりにカスタマイズすることも可能なのです。
コード付きで使うことができる
イヤモニには有線のものと無線のものがあります。
ボーカルやギター、ベースなどほかの楽器の場合はコードがついていると動きにくいといったデメリットがあります。
しかし、ドラムの場合はその場所から動かずに演奏するためコード付きのイヤモニでもOKというわけです。
後述しますが、イヤモニは無線のものだと高額になってしまうケースがあります。
コード付きのものなら2,000円台からあるため、ドラムの人だけイヤモニをつけるならそれほど費用は掛かりません。
耳への負担が軽減される
イヤモニを使うことで、耳への負担が軽減されます。
アーティストの中には大きな音を長時間聴いているため難聴になってしまった方もいますので、イヤモニを使って耳を保護してあげることも大切です。
イヤモニのデメリット
イヤモニを使うことで何かでメリットがあるのでしょうか?
費用が高い
先ほどチラッとご紹介したとおり、無線のものは価格が高く、親機と子機の両方を購入しなければならないため、それ相応の費用が掛かります。
ドラムだけがイヤモニを使うというのであれば、イヤモニとミキサー、変換プラグや延長ケーブルなどを用意するだけでいいので、はじめはドラムの人だけが使用するというのがおすすめです。
おすすめイヤモニ5選
調べた中でおすすめのイヤモニを5つご紹介します。
SHURE イヤホン SEシリーズ SE215 カナル型 高遮音性 Special Edition トランススルーセントブルー
SHUREのイヤモニは、ドラマー使用率の高い商品です。
中でも、SE215は遮音性が高く、コードを耳の後ろにかけてつける仕様になっているため取れにくいというメリットがあります。
コードを後ろにしてかけることも可能で、スライド式チューブで後頭部までしぼるとより頭にフィットし、ずれにくくなります。
SHURE イヤホン SEシリーズ SE215 カナル型 高遮音性 Special Edition トランススルーセントブルー SE215SPE-A 【国内正規品/メーカー保証2年】
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OKCSC ZST ハイブリッドイヤホン カナル型イヤホン
ハイブリッドドライバーシステム搭載でクリアでありながら奥行きのある低音と、鮮やかな高音の広帯域再生がウリです。
また装着性が高く、軽量で薄型なので長時間つけていても快適です。高い遮音性を誇り、演奏に集中できます。
レッドはとてもおしゃれなカラーで、目立つこと間違いなしです!
OKCSC ZST ハイブリッドイヤホン カナル型イヤホン 1BA+1D スポーツ イヤフォン ヘッドホン ヘッドセット リケーブル 密閉型 Hifi 高音質 マイクなし レッド
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KZ AS10 重低音 高音質 イヤホン イヤモニ型
こちらの型はZS10という従来の商品を超えたバランスド・アーマチュア型ドライバーを左右各5基、合計10基搭載しています。
全ての周波数帯域を再生することができ、優れた解像度とクリアなサウンドが特徴です。
従来の商品よりやや小さめになり、つけやすくなったのでZS10がちょっと付け心地が悪かったという人は、こちらを試してみてはいかがでしょうか?
Yinyoo HQ10 イヤホン 高音質 mmcx イヤモニ型(ブルー&グリーン)
バランスドアーマチュア10基搭載、遮音性が高く、つけ心地も抜群です。
音域のリズムを正確に捉え、最適なサウンドステージを提供します。
ミュージシャンとして活動する方が必要な音のディテール、ニュアンスをきちんと得ることができる優れものです。
ブルーとグリーンのスタイリッシュな色合いもポイントが高いです。
まとめ
イヤモニを使うとバンド演奏が本当に快適になるということがわかりました。
日常使いもできるものが多いので、普段音楽を楽しむためにも使うことができます。
ドラム担当の人がイヤモニを選ぶときには、遮音性が高いかどうか、音がクリアかどうかといったところを考えて選ぶようにするといいですね。