【防水ギア】RSタイチ「ドライマスターカーゴパンツとアウトドライ ボアライディングシューズ」 レビュー

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どもです、バイクで旅する気分屋の、さすライダーです。

僕は、どうしても気持ちが落ち気味になる雨の日は、何もする気が起きないタイプの人間です。

だから、雨が降ろうが台風であろうが、必ず出社しないといけないサラリーマンは全く合いませんでした( ・∇・)

さて、そんな気分屋の僕が、唯一雨でも萌えるものと言えば、もちろんバイクでございます。

バイクに乗らない人から見ると、雨の日のバイクって超悲惨に見えるようですが、実は本人は「雨かよ、、、」と思いつつ、結構楽しんでいたりします。

今回は、そんな雨の日のライディングが今まで以上に楽しくなる(?)RSタイチの防水パンツとシューズを紹介します。

なお、両者ともに北海道ツーリングで2週間使ったレビューになりますが、、、何と北海道で一度も雨に降られないという、防水ギアのレビューとしては良いのか悪いのか、良く分からないツーリングになりました(帰り道で待望の雨に出会いました)

ドライマスターカーゴパンツとアウトドライ ボアライディングシューズとは?

実際に商品レビューをする前に、まずは今回レビューする2つのアイテムの概要と、販売元のRSタイチについて説明しておきますね。

そもそもRSタイチって、どんな会社?

「RSタイチ」は、大阪に本社を置くバイク用品メーカーです。

主にライディングジャケットやパンツ、シューズなどのバイク用アパレルを数多くリリースしていて、RSタイチの社名は、創業者でありプロライダーだった「吉村太一」さんの太一(タイチ)から来ています。

何よりも、ライディングギアの安全性を重視していることが特徴で、国内ではいち早く、ヨーロッパのCE規格をクリアしたプロテクターを採用した実績があります。

この安全性への拘りは、創業者がプロライダーで、バイクの楽しさも危険性も知っているからこそのものだと言えます。

RSタイチのドライマスター、アウトドライ素材とは?

今回レビューする商品名にも含まれている「ドライマスター、アウトドライ」とは、RSタイチが開発した防水・透湿素材のことで、非常に高い防水性能と透湿性能を融合したハイテク素材のことです。

バイク用品メーカー各社は、それぞれ独自の防水・透湿素材を開発していますが、RSタイチの素材はライダーからの評価も上々で、実際の雨天走行に十分耐えうる素材と言えます。

RSタイチのドライマスターカーゴパンツとは?

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ドライマスターカーゴパンツは、防水透湿素材のドライマスターを採用している、ライディング用の全天候型カーゴパンツです。

シンプルでスリムなシルエットなので、車種を問わず様々なタイプのバイクに似合うデザインで、バイクを降りた後のタウンユースでも違和感のない、カジュアルスタイルです。

カラーは「チノ、ブラック、カーキ」の3種類があり、今回僕はカーキをチョイス、サイズはMサイズを選びました。

RSタイチ(RSTAICHI) RSY248 DRYMASTER カーゴパンツ [ KHAKI ] M

RSタイチ(RSTAICHI) RSY248 DRYMASTER カーゴパンツ [ KHAKI ] M

RSタイチのアウトドライ ボアライディングシューズとは?

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アウトドライ ボアライディングシューズは、防水透湿素材のアウトドライを採用している全天候型のライディングシューズです。

ぱっと見、バイク用のシューズには見えない、カジュアルテイストなデザインながら、各種プロテクターはガッチリ装備しています。

最大の特徴は、シューズの脱着や締め付け具合をダイヤル操作だけで実現できる、RSタイチのお家芸の「BOAシステム」を採用している点です。

カラーは「カモフラ、ブラック、ネイビー、オールホワイト、オールブラック、スエードブラウン」の6種類があり、今回僕はカモフラをチョイスして、サイズは25.5cmを選びました。

いざ、RSタイチのカーゴパンツとシューズの開封の儀

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身に着ける系のライディングギアは、バイク用品店で試着しながらサイズを合わせて買うのが一番ですが、今回はAmazonで買える商品のレビューのお仕事ということで、、、事前にバイク用品店でサイズ合わせだけをして、Amazonで購入しました(ごめんなさい)

今まで僕は、ラフアンドロード党だったので、RSタイチのバイクアパレルは今回人生初体験で、とてもワクワクしながら商品到着を待っていました。

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結果としては、カーゴパンツはでっかいビニール袋、シューズはちゃんとした箱で届きました。

まぁ、アパレル商品なので、特にこれと言った付属品もなく、、、開封の儀とは言っても、いたって普通でした(笑)

強いていうなら、カーゴパンツの袋の中に入っていた、RSタイチ柄のハンガーが嬉しく、今はこれにバイクアパレルをかけています。

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これが一番嬉しかったり。。。

RSタイチのパンツとシューズを実際に北海道ツーリングで使ってみた

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商品を開封して1週間後、両者を早速北海道ツーリングに連れ出して、2週間みっちりと使ってきました。

なお、RSタイチのバイクアパレルを使うのが初めてな人という前提でのレビューになります。

ちなみに上の写真は北海道ではありません(笑)パンツとシューズを履いた、実際に走っている自分を写真に収めるのは、他に誰かいないと難しいですからね、、、

RSタイチのドライマスターカーゴパンツは機能満載だった

バイク用アパレルは、ライダーの痒い所に手が届く機能が随所に施されていることが多いですが、RSタイチのこれも、例外なく機能満載でした。

まず、プロテクターは当然装備されていて、腰と膝部分にありますが、膝部分のプロテクターはCE規格のプロテクターです(位置調整可能)

パンツの裾は、アジャストボタンである程度調整ができて、そのボタンがリフレクターの役割も兼ねていますし、右足にはちゃんとヒートガードも付いていました。

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リフレクターを兼ねている裾のアジャストボタン

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ヒートガードもちゃんと付いてます

ポケットは前面に4つ、ヒップ側に2つの合計6つで、前面のポケットの2つはボタンとチャックで閉まるようになっています。

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前面のチャックとボタン式のポケット

ベンチレーションはヒップ側に付いていて、チャックで開けるタイプのベンチレーターでした。

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ヒップ側の両足にチャック式のベンチレーション

右のベルト部にキーホルダーがついているのは、個人的に好印象で、こういう細い気配りが嬉しいですよね(鍵っていつも居処に困るんですよね)

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キーホルダーの存在はありがたい

RSタイチ(RSTAICHI) RSY248 DRYMASTER カーゴパンツ [ KHAKI ] M

RSタイチ(RSTAICHI) RSY248 DRYMASTER カーゴパンツ [ KHAKI ] M

RSタイチのドライマスターカーゴパンツはサイズ選びが難しい

今回僕は、男性用サイズでは一番小さいMサイズを選びましたが、パンツの腰回りが結構ブカブカな感じです。

ちなみに僕は、身長173cmの体重52kg、ウエストはだいたい72cmくらいの痩せ型なので、、、Mサイズのウエストサイズが、公式サイトに76cm〜と表記されているので、そりゃ合わないわけなんですが、、、さらに小さい女性用サイズでも良かったかもです。

ウエストは、パンツについているベルト(引っ張るだけの簡単機構)である程度調節が出来ますが、僕は一番引っ張ってギリギリでパンツがズリ落ちないレベルです(笑)

パンツの長さはちょうどよく、裾のアジャストボタンは標準の一番上で合わせています。

見た目がスリムなパンツなので、いつもよりワンサイズ大きいものを選びそうになりますが、実際に履いてみると案外大柄な感じを受けましたので、やはり一度試着をオススメしたいです。

特に、僕のようなスリム体型なライダーは、ウエストサイズに要注意です。

RSタイチのドライマスターカーゴパンツはベンチレーションが意外と効く

ベンチレーションがパンツの後ろに付いている?一体どこから走行風を取り込むんだ?普通は前方と後方に付いてないか?と不思議に思ったベンチレーションですが、いざベンチレーターを開けてみると、明らかに涼しくなりました。

どのような構造なのかは、ちょっと分からないですが、ベンチレーションは意外に効くという印象でした(あまり効かないと思ってました)

防水パンツは、その構造上どうしても気密性が高くなるので、夏場はベンチレーションがないとやってられないですよね。

RSタイチのドライマスターカーゴパンツは脱着がちょい面倒

パンツの裏側(肌に触れる部分)は、メッシュ素材なような感じになっているのですが、夏場に汗ばむと、これが肌にペタッと付いて、ちょっと脱着がし難かったです。

いわゆるアウターとの2重構造なのですが、やはり、その分脱着はし難いというイメージです(パンツの素材も硬い感じです)

ただし、これは防水パンツであって、その気密性の高さから、真夏の汗ばむ環境での使用には、そもそも向いていないパンツであることは付け加えておきます。

おそらくですが、春と秋のシーズンはとても快適に使えると思います。

ちなみに汗ばむと、気密性が高いので、、、パンツの中から若干芳しいスメルが、、、これ以上言うのは止めておきますね!

RSタイチのアウトドライ ボアライディングシューズはタイトフィットだった

今回僕は25.5cmのサイズをチョイスしていますが、足の長さ的にはちょうど良い感じですが、シューズ脱着の際は多少タイトな感じを受けました(要は脱ぎ履きし難いです)

バイク用シューズなので、緩いよりはタイトめな方が良いことは分かっていますが、もうちょっと脱着がゆるめの方が、僕は好みです。

これもぜひ、購入を検討する際は、一度試着してみることをオススメします。

RSタイチのアウトドライ ボアライディングシューズの「BOAシステム」について

このシューズには、RSタイチのお家芸の「BOAシステム」が採用されていますが、これはシューズのサイドにあるダイヤルを押し込んで、回すとシューズが締まっていく、ダイヤルを外側に引っ張ると、シューズが緩むという便利なシステムです。

これは、ダイヤルとシューズに仕込んであるワイヤーが連動していて出来ることで、シューズにある靴紐は完全にダミーです。

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これがBOAシステムのダイヤルです

実際にBOAシステムを使ってみた感想は、締める方は割といい感じですが、緩める方はもうちょっと緩んでもいいかな?という印象でした。

前述のシューズ自体の脱ぎ履きのし難さとも被りますが、もうちょっと脱ぐ方を緩くして欲しいなぁ、とは思います。

ただし、BOAシステムの使用感はよく、何と言ってもカッコいいです(重要)

RSタイチのアウトドライ ボアライディングシューズは運転がしやすい

僕は今まで、ラフアンドロードのかなりカジュアルな、スニーカータイプのシューズを使っていましたが、シフトアップの際のミスが目立っていました。

これは、ただ僕の運転が下手くそなだけだと思っていましたが、今回このRSタイチのシューズを履いみたら、シフトミスが嘘のように激減しました。

カチッ、カチッと気持ちよくシフトが決まるので、これぞバイク用シューズだ!と思いましたし、それこそタイトな履き心地もこれのためなら仕方ないと思えました。

北海道をツーリングしていて、ある時ふと気がついたんです「あれ?そういばシフトミスが全然なくなったな」と。

これは、僕のバイクが大柄な外車のアドベンチャーバイクなので、シフトの位置が外国人向け、つまり位置が遠いことがシフトミスの原因だったと思いますが、RSタイチのこのシューズは、シューズタイプとしては大柄な方なので、それが見事にマッチングした結果だと思っています。

なお、前提として、僕の足が25.5cmと小さい事は考慮の上で、、、、

両者の防水性能は想像以上にいい感じだった

僕が晴れ男すぎて、北海道では一度も雨に当たりませんでしたが、、、帰りの仙台行きのフェリーの中で「明日の仙台は雨」というアナウンスを聞いて、思わずガッツポーズでした(笑)

防水ギアなのに、雨天走行が試せないのは、レビュワーとしては致命的ですからね、、、これだから晴れ男は辛いです(ニコニコ)

雨の強さとしては、弱くもなく強くもなく「あぁ、雨が降ってきたな〜」という感じの、走っているとヘルメットにポタポタ程度に雨が当たる感じの強さで、これが約1時間くらい続きました。

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雨に濡れてみました(実際は写真よりかなり濡れてます)

結果としては、想像以上に両者の防水性能は高く、かなり使えるという印象でした!

パンツに関しては、股の部分が若干湿ったかな?と走行中に感じましたが、バイクを降りてパンツを確認してみると、内部への浸水は一切ありませんでした。

あくまで見た目の判断ですが、ドライマスターは水を弾くというより、ドライマスター内部に吸収する感じ?なのかなと思いました。

実際、アウターが水を弾いているというよりは、吸っている感じでした。

シューズの方の防水性能は、今回の雨程度なら完璧で、全く濡れた気配もなくバッチリでした。

また、両者は乾きが非常に早く、雨が上がった後に走行して、信号待ちで確認したら、いつの間にかパンパンに乾いていました。

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すぐに乾いちゃいました

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シューズはそもそも濡れもしません

記憶が定かではないですが、感覚としては10分前後で乾いたと思います。

今後、もっと強い雨で使う機会があれば、また防水性能をレビューしたいと思いますが、、、なんせ晴れ男なので、なかなか雨に当たらないです、、、

RSタイチ(RSTAICHI) RSY248 DRYMASTER カーゴパンツ [ KHAKI ] M

RSタイチ(RSTAICHI) RSY248 DRYMASTER カーゴパンツ [ KHAKI ] M

ドライマスターカーゴパンツとアウトドライ ボアライディングシューズ  レビュー まとめ

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今回初めてRSタイチのライディングギアを使ってみましたが、なかなか良いですね!

まずはデザインが気に入りました、シンプルで飽きのこないカジュアルテイストが好みな僕的には、ドンピシャなデザインです。

防水性能が高い事は噂には聞いていましたが、今回は1度だけ、1時間程度の雨しか経験できませんでしたが、それでも両者の防水性能の高さは噂通りだと実感できました。

反対に、防水性能が高いという事は気密性が高いことと、履き心地がタイトめな感じになるということなので、両者ともに真夏の汗ばむ時期での使用は若干辛いなと思いました。

実際、今回の北海道は本州よりかなり涼しかったので快適でしたが、仙台港のフェリー乗り場まで行く往復の道のりでは、文字通り滝のように汗が流れ出ていました、、、となると匂いもこもり易いです(汗臭い話ですいません)

なので、両者ともにスリーシーズンユースの代物ですが、僕は春と秋のシーズンに最も適していると思いました。

なお、購入を検討する際は、必ず一度試着を!!

RSタイチ(RSTAICHI) RSY248 DRYMASTER カーゴパンツ [ KHAKI ] M

RSタイチ(RSTAICHI) RSY248 DRYMASTER カーゴパンツ [ KHAKI ] M

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