どもです、さすライダーです。
僕は1日3食うどんが食える、大のうどん好きライダーですが、そんな僕を熱くさせてくれる場所が四国にあります。
それは、日本における、うどんのサンクチュアリこと「うどん県(香川県)」です。
あの「讃岐うどん様」を有するうどん県は、うどん好きの僕にとってはまさに楽園であり、日本一グルメなツーリングスポットなのです。
そんなこんなで、、、今回は恐れながら、うどん県の至高の存在、讃岐うどん様のオススメの店を、誠に僭越ながら僕が紹介させていただきます。
うどん県のうどんって本当に美味しいの?
うどん県のうどんは本当に美味しいのか?
ど〜せ、はなまるうどんとか、丸亀製麺と変わらないんでしょ?所詮テレビや旅行雑誌のオーバー気味なリアクションでしょ?
、、、結論から言うと「うどん県の讃岐うどんは、マジで神ってます!」本当に美味しいです(はなまるうどん、丸亀製麺も美味しいですが、次元が違います)
これだけは、実際食べてみないことには、どう表現しても、その美味しさを伝えることが難しいですが、、、一度うどん県に来て、美味しいお店でうどんを食べたら、誰でも一発で虜になると断言します(きっぱり)
ハッキリ言って、上司にペコペコ頭を下げて、貰った貴重な休みを全部潰して、高い交通費を払って、はるばる四国まで行く価値が大ありです。
うどんってこんなに美味しいんだ!って素直に感動しますよ。
まず、うどん自体が美味しいし(うどんだけ(麺だけ)でも食えます)出汁が絶妙すぎるし、付け合せの天ぷらまで美味いから本当に辞めてほしいです、他のうどんが食えなくなります。
うどん県のうどん巡りはテーマパーク
ただ、うどんが美味いだけではなく、うどん県のうどん巡りはそれ自体がアトラクションであり、うどん県自体がうどんのテーマパークなんです。
何故こんなにも楽しくて幸せな気分になれるのか?その理由を説明していきます。
うどん県のうどんはとにかく安い
とにかく、うどん県のうどんは安いです!
小サイズ(1玉)なら100〜200円、中サイズ(2玉)で200円〜300円、大サイズ(3玉)で300円〜500円くらいが相場です。
もちろん、お店によって価格は違ってきますが、基本的にテレビや雑誌、そして我らがさすライダーが紹介している有名店や美味しいお店は、ほとんどがこの相場に落ち着きます
色々トッピングをしたり、サイドメニューに天ぷらをつけたとしても、間違っても1000円を超えることは滅多にありません(僕はいつもワンコインでお釣りが来ています)
つまり、美味しいのに安い!しかも早い!という最強の食べ物が讃岐うどん様なのです。
うどん県のお店は場所と営業時間がストイック
うどん県の中でも名店と呼ばれるお店は、たいてい場所と営業時間がストイックです。
カーナビでも辿り着けないお店や、辿り着いても見た目が民家すぎて(というより民家)気がつかない店、パチンコの駐車場の奥にある店などなど、、、お店を探すところから、既にうどん巡りという名のテーマパークに迷い込んでいるのです。
無事にお店に辿り着いたとしても、1日のうちの3〜4時間くらいの営業時間のお店が多く、そもそもうどんが切れたら即終了、定休日があればまだ良い方ですが、不定休でGoogle先生でも営業日が把握しきれていないお店も沢山あります。
さらに、週末や連休などは、ようやくたどり着いた小さなお店に、まるで新宿の満員電車のような行列が出来ていたりするので、これはもう旅人にとっては堪らないわけです(萌えます)
うどん県は小さいので手軽に回れる
もしも、うどん県が北海道だったら、、、多分1日に回れる店は2軒、頑張って3軒でヘロヘロだと思います。
しかし、神は我々人間に、讃岐うどん様という至高の存在をとことん味わって欲しいという願いから、日本一面積の小さい都道府県「香川県」をうどん県にしてくれました。
香川県では、車やバイクさえあれば、何も考えなくても1日3〜4軒、ルートを考えれば1日5〜6軒はうどん屋巡りができます。
大抵の場合は、今の店から次の店まで、1時間以内で着く感覚で、ちょっとしたスタンプラリーのようで周るのが楽しいです。
数軒食べ歩きたいなら「うどんは小」がおすすめ
俺はこの店でうどんを食べるんだ!と、お目当ての店で「大サイズ」を頼み、天ぷらも好きなだけ頼んでお腹いっぱい、、、というのも素敵ですが、せっかくうどん県に来たなら、やはり食べる歩き・食べ比べがオススメです。
となると、うどんは小サイズを頼むのが基本で、あまりに美味しいのでついついお代わりしたくなりますが、、、そこは心を鬼にして、次の店へと向かいましょう。
男性なら小サイズで、1日4軒くらいまでは余裕だと思います(痩せの大食いの僕は7軒回った時があります)
本場ならではのカルチャーを楽しむべし
お店に入ってフリーズ、、、あれ?ここの店はどうやってうどんを頼むんだ?なんか、うどんを自分で湯がいていたり、ネギを自分で刻んでいたりする客がいるんですが、、、それに何々?ひやあつ?あつひや?ココハガイコクデスカ?
結論から言うと、うどん県のお店はカルチャーショックの連続です。
そんな時は、周りの客を見て真似をするか、恥ずかしがらずに店員さんに聞くのが吉です。
ちなみに「ひやあつ」とは、冷たい麺を暖かいつゆに入れることで「あつひや」とは暖かい麺を冷たいつゆに入れることです(うどん県の特徴的なオーダー方法です)
とにかく、うどん県のお店では、カルチャーショックというアトラクションを存分に楽しむぞ!という気持ちで臨みましょう。
うどん県の美味しいお店 おすすめ10店
僕が今まで実際に行って食べたうどん県のお店の中から、特に美味しかったり面白かったオススメのお店を10店舗紹介していきます。
うどん巡りのスタート地点に最適「上戸うどん」
うどん県の瀬戸内海沿いの西の端に位置する、うどん巡りのスタート地点に最適なお店です。
朝6時から営業しているモーニングうどんが食べられるお店で、しっかりとしたコシを持つ太麺が特徴です。
至高の出汁でいただく「かけうどん」は絶品の一言で、一口すすっただけで、僕は「う、うめ〜」と思わず声を出してしまいました。
うどんのカルボナーラやぁ「うどんバカ一代」
うどん県の中心地の高松にある、パンチの効いた店名のうどん店です。
何気なくメニューを眺めていると「釜バターうどん」なる、謎のうどんが目に入ってきます。
果たして、その気になる実態とは?ズバリ、釜玉うどんにバターと胡椒をインしたメニューで、その味はまさに「うどんのカルボナーラやぁ」です。
ぶっかけうどんの聖地「山下うどん」
善通寺市にある「山下うどん」は、ぶっかけうどん発祥の店と言われています(諸説あります)
豊富なメニューの中でも「冷たいぶっかけ」こそが山下うどんを代表するうどんで、コシを感じる麺の食感は感動ものです。
僕は大サイズをあっという間に食べ終わり、あろうことかお代りしようか相当悩みました(断腸の想いで次の店へと向かいました)
釜玉うどんならココ「山越うどん」
うどん県における、釜玉うどんの聖地とも言えるお店が「山越うどん」です。
とても広いテラス席(?)は風が心地よく、アウトドアうどんを満喫できます。
自分でタレをかけて、濃さを調整できる釜玉うどんは一度食べたら病みつきで、付け合せの天ぷらも絶品です。
るみばあちゃんに会える「池上製麺所」
うどん県の永遠のアイドル「るみばあちゃん」で有名なお店です。
うどんメニュー、サイドメニューともに充実していて、どれを食べようかニヤニヤしてしまいます(うどんは勿論、コロッケが絶品でした)
近年、るみばあちゃんの姿がなく、なんとなく味が変わった、なんかお店の雰囲気が違った、、、という声がチラホラありますが、僕は2011年に行ったきりなので未確認です。
まさにプロフェッショナル「もり家」
NHKプロフェッショナル仕事の流儀をはじめ、様々なテレビ番組で引っ張りだこのうどん職人「森田真司」さんのお店です。
名物の「かき揚げおろしうどん」のかき揚げはボリューム満点で、エッジが立つと言われる極上のコシを持つうどんとのコラボは宇宙です。
うどん県のうどんとしては相場が高めですが、一口食べれば納得の味です。
モーニングうどんに最適「中西うどん」
朝7時から営業している、モーニングうどんに最適なお店です。
分かり易いメニュー表示と明るく広い店内は、讃岐うどん初心者にも優しいお店ですが、通な人は自分でうどんを湯がくこともできます(湯がかなくても食べられます)
僕は「かけうどん」を頼みましたが、エッジの効いたうどんと出汁の美味さに朝から幸せな気分になりました。
米穀店の絶品うどん「谷川米穀店」
店舗の名前の通り、本業は米穀店ですが、ここで提供しているうどんが絶品です(基本うどん客しかいません・笑)
メニューはシンプルに「うどん」のみで、出汁も何もないうどんに醤油をかけて食べる、究極のシンプルうどんです。
お店の雰囲気はまさに「THE うどん県の名店」という佇まいで、一見ただの民家しか見えません。
うどん県が誇る屈指の名店「山内うどん」
レベルが高すぎるうどん県のお店の中でも、屈指の人気と美味さを誇る名店中の名店です。
カーナビを使っても間違える場合があるお店は、薮の中にある仙人が住んでいそうな佇まいです。
オススメは「かけうどん」で、エッジの立ちまくった絶品のうどんをすすると、老若男女誰でも幸せな気分になること間違いなしです。
番外編:さぬきうどんアイス?「道の駅 滝宮」
旅先の道の駅といえば、ご当地のソフトクリームが楽しみの一つですが、ここうどん県には常軌を逸したソフトクリームがあります。
その名も「さぬきうどんアイス」と名付けられたアイスは、一般向けからチャレンジャー向けまでの全3種類展開です。
いりこやカツオの風味を混ぜ合わせたアイスは、1日1200個も売れる人気商品だったりします(うどん巡りの休憩に是非)
うどん県の美味しいお店 おすすめ10店 まとめ
一度うどん県に行ったら最後、あの極上のうどん体験を忘れることが出来ず、ふとした瞬間にうどん県に行きたくなります。
早くて安くて、そして美味い!三拍子揃ったうどん県のテーマパークの数々を是非味わってみましょう。