近年はパソコンやスマホを使っての副業がかなり一般化しているようで、私の周りにも仕事をしながら副収入を得ている人がたくさんいます。
おまけに副業の種類も豊富なので、自分の特性や趣味に合ったものを選ぶのも難しくないようです。
しかし現役で専業ライターをしている身からすると、やはりライティングは副業としておすすめしたい業種となっています。
ライティングは始めやすい副業であるばかりではなく、いくつものメリットが考えられる仕事なので、人によっては長く続けることができるでしょう。
それは副業として期待している以上の収入をもたらし、さらに本業へとつながっていく可能性があるため、少しでも興味があるのならライティングは必見の仕事となります。
「副業に挑戦してみたいけど、実際にどんな仕事をするか迷っている」という方は、以下にライティングをおすすめする理由を記載していきますので、1つ参考としてみてください。
ライティングを副業におすすめしたい6つの理由
1.初期費用がほとんどかからない
ライティングはパソコンかスマホがあれば簡単に始めることができるため、初期費用にお金がほとんどかかりません。
特別に高性能な端末は一切必要なく、有料のツールやアプリをインストールすることもないので、純粋に収入だけを得ることができるでしょう。
ライターの仕事募集を行っているWebサイトも無料登録が可能となっているため、お金をかけないまま仕事を見つけることも簡単ですね。
あえて費用に計算するとすれば電気代ですが、それも日常的に利用している範囲とそう変わることはありません。
なるべく初期費用を抑えつつ副業を始めたいという場合は、ライティングに挑戦してみることをおすすめします。
もし仮にライティングが自分に合っていなかったときも、初期費用がかかってないのですっぱりと辞めやすいのもポイントです。
本業とは違った副業の働き方に慣れていないうちは、余計なお金がかからないライティングから始めてみるといいでしょう。
私も以前から使っていたパソコンを使ってライティングを始めたので、初期費用といえばアイデアをまとめておくために買ったメモ帳くらいでした。
そのスタイルはライターとして3年目に入った現在もほとんど変わっていないので、継続していく場合も目立った出費は必要ありません。
もちろんスマホでも打ちやすいキーボードやライティングに役立つ書籍など購入したいものはありますが、それは自分自身の判断で選択することができるため、無駄な費用にはならないでしょう。
ライティングが自分に向いていることがわかってから環境に投資しても遅くはないので、副業に自信がないときはまず文筆業から始めてみることがおすすめです。
2.ライティングに絶対必要なスキルはない
副業のなかには特別な資格や技術を必要とするものも多いですが、ライティングにはそういった絶対に必要なスキルはありません。
ある程度まとまった文章を書ければ誰でも始めることができるため、手軽に収入を得たい人にうってつけの副業だといえるでしょう。
短い文や簡単なレビューならスマホのフリック入力でも可能なので、普段通りの使い方のまま仕事をすることもできます。
とにかく気軽さを副業に求めるのなら、ライティングの軽作業から請け負ってみてはいかがでしょうか。
またライティングのメリットの1つに、仕事をしながら技術を学べるということがあります。
副業で仕事をしているうちに、少しずつライティングのコツやスムーズな仕事の進め方が理解できれば、収入アップにつなげることもできるのです。
お金をもらいながらスキルを高めることも可能なので、継続していければより本格的なライティングを行うこともできるでしょう。
身につけたライティングスキルは当然クライアントによって評価されるため、これまで以上に待遇の良い仕事を手に入れることも可能となります。
いずれは副業ではなく、専属のプロライターになることだってありえるでしょう。
私も専属ライターになる前は副業としてライティングをしていた時代がありましたが、そこでの助走がなければ今現在の安定した仕事は得られていないかもしれません。
副業から専属というサクセスストーリーも決して夢ではないのがライティングの魅力となっているので、将来性を重視する人にもぜひこの機に注目していただきたいと思います。
3.短い時間からでも働ける
副業で働くときに課題となりがちなのが、本業との時間調整です。
本来の仕事に影響が出るほど働くことはできませんので、副業としてはなるべく短い時間で完了するものが好まれるでしょう。
ライティングは副業のなかでも比較的短時間で作業を行うことができるため、本業の仕事や家事等が忙しい人にもおすすめできます。
多くの仕事が1文字○○円といった形で決まるので、短文の仕事は基本的に報酬が少ないですが、その分大量に受注することが可能です。
数をこなせばそれなりの利益となるため、短い時間でもやりくりの仕方によっては充実した収入源とすることができるでしょう。
また長文のライティングであっても、執筆の仕事は途中で簡単に中断することができるので、少しずつ書き進めていくことも難しくはありません。
「毎日○○文字以上書く」という目標を立てて、継続したライティングを実践してみるのも1つの工夫となりますね。
もちろん仕事には納期が付きものなので、どれくらいの時間をかけられるかはクライアントと相談してから決めるようにしましょう。
特に最近はスマホで使える執筆アプリも多数配信されているので、外出先や隙間時間でライティングを行うことも簡単です。
移動中に書いた文章を家でまとめるといった方法でなら、短い時間であってもきちんとした記事を書き上げることができるでしょう。
場所を選ばずに仕事ができる点も大きなメリットとなるため、あらゆるライフスタイルから副業として採用可能なのもライティングのポイントです。
仕事や家の関係でまとまった時間が取りづらいといった場合には、ぜひライティングの副業を試してみることをおすすめします。
4.仕事のスタイルは自分の自由
ライティングの仕事は、基本的に書く側が好きなスタイルで働くことができる業種です。
夜でも昼でも関係なく働くことができ、1つの仕事にかける時間も自分の自由に決めることができます。
現在の仕事のスケジュールと合わせやすいので、無理なく副業を続けることができるでしょう。
仕事が終わってから眠るまで、朝仕事に出かけるまでなど、いくつかの時間の使い方が考えられるため、色々試して自分にぴったりのライティングスタイルを見つけてみてください。
副業の失敗談としてよく語られるのが、睡眠時間やプライベートの時間を削って体調を壊し、本業にまで悪影響が出てしまうパターンです。
しかしライティングならその日の事情によって仕事の量や開始時間を変更できるため、臨機応変な調整が行えます。
副業のスケジュールによって生活が追い込まれることは少ないので、安心して仕事の兼業が可能となるでしょう。
自由な仕事スタイルで働けるというメリットは、ストレスの感じやすさにも大きく影響します。
特に慣れていないうちは引き受けた仕事が毎日の負担となり、継続した副業を妨げることにもなりかねません。
ライティングの仕事はある程度納期が自由なものも多いため、副業初心者はまずノルマのない仕事を探して副業のある生活に体を馴染ませていくことがおすすめです。
クラウドソーシングサイトにはタスクと呼ばれる1件だけの仕事もたくさんあるので、いちいち契約を結ぶことなくライティングを開始することもできます。
タスクを中心に仕事をすれば、自分の好きなタイミングを尊重しながら働くことも難しくはありません。
毎日決められた時間だけ働くスタイルが困難なときは、タスクを利用して収入を獲得していくといいでしょう。
5.働けば働くだけ収入になる
時給制のアルバイトとは違い、ライティングの仕事は成果報酬制なので、働けば働くだけ自分の収入とすることができます。
慣れてくれば週に数時間でも十分な報酬を得ることができるため、非常に効率よく稼ぐことも可能です。
単純にもっと収入を増やしたいと考えているのなら、結果がお金に結びつくライティングはやはりおすすめできます。
時給以上のお金を稼ぐようになるには時間がかかるかもしれませんが、ライティングの技術や速度は書けば書くほど上達していくので、継続していければ少しずつでも収入は高まっていくでしょう。
自分のなかに目標金額を設定してライティングを行い、クリアを目指していくのもおすすめの方法です。
もちろんスピードだけを重視した仕事は承認されないので、あくまで丁寧に執筆スピードを高めることを忘れないようにしましょう。
執筆速度とクオリティが上手くかみ合うようになった頃には、ライティングによる収入を安定させることができるかもしれません。
6.自分の書いた記事がWebに残るという満足感を得られる
ライタ―に向けて募集されている仕事のほとんどは、Webサイトへの掲載を目的とされています。
そのため副業として行ったライティングの結果は、Web上に記事として残ることになるのです。
それは仕事の満足感につながるので、他では得られない気持ちよさを感じることができるかもしれません。
たとえ副業であっても、仕事の充足感や達成感はその後のモチベーションを生み出す重要な基準となります。
モチベーションが続けば本格的な稼ぎとすることも可能なので、ライティングのように記録が残る仕事は副業としておすすめです。
クリエイティブな仕事に興味があるのなら、副業でのライティングは非常に魅力的なものになると思われるため、この機にチェックしておきましょう。
ライティングの仕事のなかには自分の名前を掲載してくれるメディアもあるので、仕事の実績として扱うこともできます。
実績の存在はその後の優良な仕事につながっていくので、ライティングを行うのならぜひ積極的に自分の名前を出していけるといいですね。
自分の書いた記事がどんなメディアに載るのかわからない依頼もそこそこあるため、できるなら事前に確認して実績として使えるかどうか判断してみるものおすすめできます。
もしそのメディアが有名になれば、自分のライティングの仕事も評価されるかもしれません。
このように将来的に大きな仕事につながる可能性があることも、副業にライティングを勧める大きな理由となっているのです。
本業とは別に副業をするメリットとは?
新しい働き方を模索できる
副業は自分にとっての新しい働き方を見つける、よいきっかけとなりえます。
本業に対して熱意を持つのも重要ですが、もっと自分に合っている働き方があるかもしれないことを考えると、副業によってさまざまな職種を経験してみるのもおすすめです。
現在の仕事に満足している人も、この機に副業を試して自分の可能性を広げてみてはいかがでしょうか。
ライティングなら上記で紹介したようなメリットがたくさんあるので、本業の仕事を大切にしながらでも働くことができます。
今時リスクを取る必要は一切ないので、副業からつながる新しい生活に期待してみましょう。
いざというときの備えにもなる
現在は安定した仕事であっても、失職や倒産といった可能性をゼロにすることはできません。
だからこそ副業で手に職をつけて、いざというときのために備えておくことも現代では必要なのではないでしょうか。
ライティングならパソコンとスマホで簡単に働くことができるので、仕事のない期間を埋めることも難しくはありません。
困ったときにすぐ働ける場所があれば精神的に安定することにもなるため、何か1つ自信を持って実行できる副業を今のうちに手にしておくことがおすすめです。
まとめ
副業にはさまざまな種類があるからこそ、初心者にとっては選ぶのが難しくなってきています。
働き方や収入の面で迷っているときは、簡単に始められるライティングはぜひ試してみてください。
これからもWebメディアや電子雑誌の発展によって、ライターの需要は高まっていく可能性があります。
ライティングの技術を今から身につけておけば、将来的に安定した副業を続けられるかもしれませんよ。